人と妖怪が共存し、物が壊れない不思議な町でドタバタ家族生活『京騒戯画』

えすえいち

『京騒戯画』とは?…こんなアニメです!

※物が壊れることのない不思議な町でドタバタ家族生活
※血は繋がっていないけど家族のきずなの物語
※1週目と2週目で物語の見方がまるで変わる作品

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見ているアニメオタクが執筆しています。
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ジャンルとあらすじ

『京騒戯画』とは?

バンプレストと東映アニメーションによる日本のWebアニメおよびテレビアニメ作品。

外界から隔離され、時間が止まった京都=〈鏡都〉を舞台にしたアクションファンタジー

■ ジャンル…アクション / ファンタジー
■ 年代…2013年10月 – 12月 放送
■ 話数…全13話
■ 原作…東堂いづみ
■ 制作 / 監督…東映アニメーション/ 松本理恵
■ 公式…京騒戯画

 

『京騒戯画』を見れるサイト

U-NEXT

dアニメストア

京騒戯画 – Wikipedia

えすえいち
京騒戯画とは?一体…どんなアニメなんですか?
みゃんこ先生
一言でまとめると”家族のきずな”の物語じゃな

どんなアニメ?ざっくり解説

黒いうさぎを追ってたどり着いた鏡の向こうの世界「鏡都」

ここは人と妖怪が共存し、物が壊れることのない不思議な町

家族を探す手がかりがここにあると思ったコトは、この不思議な世界で家族を探す。

妖怪、人間、式神、ロボット なんでもいる不思議な世界で繰り広げる、ドタバタ家族生活がはじまる!

えすえいち
つまり主人公のコトは”家族を探す”ためにこの世界に来たんですね!
みゃんこ先生
そうじゃ。物が壊れてもすぐ修復してしまう不思議な街じゃ

CHARACTERの紹介

コト 声 – 釘宮理恵

口笛鳴らして鏡都にやってきた天衣無縫のセーラー服。赤い目をした彼女が、人間なのかモノノケなのかは謎である。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

古都(こと) 声 – 久川綾

明恵上人に描かれ、明恵上人に恋をした黒ウサギ。仏眼仏母の姿を借りて上人の妻となる。コトと同じく目の色は赤。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

明恵(みょうえ) 声 – 鈴村健一

長髪・袈裟懸けの上にマフラー姿で、スクーターに乗り、「鏡都」に住む坊主。初対面から笑顔の優しい人物は笑顔の怖い人物より信用してはいけない。相手がどんなに美男美女であろうと例外はない。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

八瀬(やせ) 声 – 喜多村英梨

我侭で金遣いが荒く人使いも荒い。引き篭もりの割には世情に詳しく余計な知識で人を上から見ている。それでも愛され必要とされるのは本人の資質に因る所が大きいので常人は決して真似をしないでください。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

鞍馬(くらま) 声 – 中原茂

うまく他を使い自分は動かないのが指導者の理想だと思っている。移動にだって自分の足は使わない。断じてズボラではない。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

阿(あ)吽(うん) 声 – 日高のり子 白石涼子

どっちがどっちなんてどうでもいいと本人達は思っている。どっちでもよくねーよと、ねーちゃんは思っている。でも(間違えて呼んだりしても)問題は特にないみたい。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

稲荷(いなり) 声 – 石田彰

コトに武術を教えてきた師匠。コトの出生の秘密を知っている・・・?今日も刀を友として、己の為に正義を振るう。

【画像引用】京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション


あらすじ

京都であって京都でない。

独自の発展を遂げた箱庭のような空間、「鏡都」。

ひょんなことからそんな世界に迷い込んでしまった女の子・コト。

謎の坊主に出会ったり、メカオタクの女の子に追いかけられたりと

波乱万丈の日々をけっこう楽しんじゃったりもしていた彼女だが、

知らぬところである計画が動き出しつつあった・・・。

妖怪と人間が入り交じった不思議な街で、今、祭りが始まる!

京騒戯画 公式サイト 東映アニメーション

えすえいち
けっこうドタバタ系のアニメだったりしますか?
みゃんこ先生
そうじゃ。かなりハチャメチャなテンションじゃぞ。

どんな作品?

「血は繋がっていないけど家族のきずなの物語
1話では父と母、息子たちが出会い、現実の世界から絵の世界「鏡都」へ行く。

そして「鏡都」は自分たちの思いどおりに物を作れて家族はみな仲良く暮らしていた。

だがある日突然、父と母が失踪する。

残された3人の子供たちは父と母の代わりにこの街を守っていくことを誓う。

月日が流れて突如この世界に突如、コトと呼ばれる少女が入り込んでくることで毎日がドタバタのお祭り状態に変わる。

というのが1話の始まりです。

2話からはこの街にやってきたコトという人物について語り
3話は長男と周りにいる仲間たちの紹介をし、
4話は次女の性格と周りの妖怪たちについて説明され、
5話と6話は三男の悩みと過去話を知る。

といった具合に徐々に家族の関係性や性格、境遇などが明らかにされて、どうして両親が失踪したのかを兄弟たちが追っていく物語です。

えすえいち
あれさっきと打って変わってシリアスな展開ですね
みゃんこ先生
ハッチャけるときとシリアスなときがしっかり分かれている作品じゃな

こういうところは注意か…も?

「見る際は0話からは見ないほうがいいか…も?
0話から見ると???ってなります。

世界観の説明やキャラの説明などほぼなく唐突に始まり意味が分からないバトルが始まりそして終わります。最初見たときはド派手な色と派手なバトル作画で驚きますが、何を伝えたいのか分からない(ストーリーが分からない)作品です。というのも0話はいわば、試作品(本編が始まるより前のプロモーション映像の編集版)のためなので見ないでも問題ありません。

というか0話を見たことによって「よくわからん」ってなるので、この作品を楽しむなら素直に1話から見る事をオススメします。

「全13話だけど本編は10話
0話(予習篇、本編が作られる前のプロモーション映像の編集版)
5.5話(京都実録篇、実写で京都の紹介)
10.5話(復習篇、ハイライトシーンの総集編)
と本編のストーリーとあまり関係がないお話が3話あるので実質10話の作品です。
えすえいち
個人的には0話は全話見た後に見たほうがいいと感じましたね…
みゃんこ先生
まぁ突然何の説明もなしで暴れるからのう。置いてけぼり感が凄いから後回しの方が無難じゃな

個人的な感想

「1週目と2週目で物語の見方がまるで変わる作品」
というのも後半で明かされる真実で今まで見ていたものの見方がグルンと変わるアニメです。

最後まで見たら「あぁなるほど」「そういうことね」と納得できる作品でした。

蓋を開けて見るとちょっとだけ、いや少し、かなり変わった家族のきずなを描いた物語でした。
人だけじゃなく妖怪も鬼も存在する、鏡都(京都)を舞台に、家族の絆を見返してくストーリーです。

血は繋がっていなくても父、母、兄、姉、弟、妹の壮大な家族の問題をぶっ壊していく物語。

けっこう、ん?どういうことだ?となる場面も最後まで見て最初を見返すと「あぁ、なるほど!だからか…」と見え方がまるっきり変わるアニメでした。

かなり人は選ぶと思いますが最後はしっかり締めくくるスッキリさがある作品でした。

えすえいち
やっぱり最後を締めてくれる作品は良いですね!
みゃんこ先生
最後をスッキリ終わらすのもとても大事じゃからのう。

TVアニメ「京騒戯画」公式CM


京騒戯画のまとめ

完全に見始める話数を間違えた作品でした。
普通に1話から見ればこんなにも理解に苦しまずに楽しめたのに…、とちょっと後悔した作品です。
しっかり1話からみればとても丁寧に物語と世界観とキャラクターたちを解説してくれます。
わりとハッチャけた作風をしていますが内容はしっかりとした家族物の作品です。
見るかたは1話から見ることを強くススメます。

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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