※若かりし頃の未熟で高飛車な石川五エ門が描かれた物語 |
※恐怖すら感じる圧倒的な殺陣(たて)シーンに驚愕 |
※見た後は「ヤバッ…」としか言葉が出なかった…大人向けのルパン |
ジャンルとあらすじ
『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』とは?
LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 – Wikipedia
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どんなアニメ?ざっくり解説
自らの雇い主であったヤクザの組長の死を巡り、 組から裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門が、その屈辱を晴らすため、 圧倒的な力を持つ敵に己の力と一振りの刀で挑む! 若き血たぎる五ェ門が、斬って斬って斬りまくり、 《血煙》呼ぶ死闘の末に手に入れたものとは…⁉ 孤高の剣士・石川五ェ門。 その覚醒の瞬間。 そして若きルパンと五ェ門との出会いを目撃せよ! |
CHARACTERの紹介
ルパン三世(ルパンさんせい) 声 – 栗田貫一 | ||
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石川五ェ門(いしかわ ごえもん) 声 – 浪川大輔 | ||
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次元 大介(じげん だいすけ) 声 – 小林清志 | ||
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峰 不二子(みね ふじこ) 声 – 沢城みゆき | ||
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銭形 幸一(ぜにがた こういち) 声 – 山寺宏一 | ||
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ホーク 声 – 土師孝也 | ||
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あらすじ
日本。伊豆沖を進む賭博船 襲撃された鉄竜会の組長を救ったのは、若き用心棒・石川五ェ門だった。 だが直後に大爆発が起こり船が大破。組長も命を落とす。 爆発の原因は斧を武器に使う大男だった。 一旦は男を追いつめた五ェ門だったが逃げられてしまう。 一方、賭博船から金を奪うことに成功した ルパン三世と次元大介、峰不二子は、洋上のボートからその様子を目撃する。
“バミューダの亡霊”―大男はそう呼ばれていた。 かつて戦場で2,000人を殺戮した兵士でコードネームはホーク。 なぜそんな男が日本にいるのか? 公安の銭形警部はホークの足取りを追う。
そして、組長の葬儀の場で、裏切り者の汚名を掛けられた五ェ門も、 その屈辱を晴らすためホークを追うのだった。
その頃、ルパンたちは、伊豆山中のアジトで、札束を前に祝杯を挙げていた。 そこに突如ホークが現れる! ホークの目的はルパン、次元、不二子の処刑であった。 アジトを脱出したルパンたちの車とホークのバイクが激しくチェイス。
と、いきなり巨木が倒れかかってくる! 巨木の上に現れたのは、ホークを仇と追う五ェ門だった。 「助太刀無用!」そう言い放つ五ェ門。
ホークとの死闘が始まる。だが―‼ |
どんなところがオススメ?
「若かりし頃の未熟で高飛車な石川五エ門が描かれる」 |
五エ門といえば寡黙で真面目で最強の剣士そんなイメージがあるのですが、今作の五エ門はすべて逆を行きます。 まだ剣豪になる前の未熟で高飛車、苦悩や葛藤そういった最強の剣士になる前の1人の人間らしい姿が描かれています。 ルパン三世シリーズを見たことがある人ほど「えっ?これが五エ門…?嘘?」となります。 無敵の強さを誇る前のまだ危うい状態を描いた作品です。 これからどうやって剣豪になっていくのか?を知ることができる作品です。 |
「ルパンたちですら手に負えない殺戮の兵士の登場」 |
かつて戦場で2000人を殺戮した”バミューダの亡霊”と呼ばれる兵士、コードネーム”ホーク”が登場します。 この強敵が滅茶苦茶強いです。イメージするなら映画ターミネーターのシュワちゃんみたいな感じ 前作『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』で色々とやっちゃたルパン、次元、不二子。 彼らの処刑を目的に襲ってきます。そこに五エ門と対峙して… 今までの作品の敵とは明らかに別格の強さを持っているホークとの戦闘に手に汗握ります。 |
「恐怖すら感じる圧倒的な殺陣(たて)シーン」 |
石川五エ門といえば斬鉄剣によるアクション。 そのアクションシーン(殺陣(たて)シーン)がとんでもないです。 前作の『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』が知恵と知恵、技と技の戦いなのに対して今作は力と力の戦い。 問答無用のアクションシーンに鳥肌が立ちます。 「いやいや、どんだけ動いてんの…?」正直度肝を抜かれました。 激しい動きからゆっくりの動き、細部まで丁寧に描かれている作画に魅了されます。 アクションアニメが好きな方にもオススメしたい本作品。 |
こういうところは注意か…も?
「PG12の作品のため過激な描写があります」 |
PG12かなこれ?18くらいいってるんじゃない?と思える過激な描写が含まれている本作(バンバン腕が飛んだり頭が飛んだりします) ルパン三世の劇場用アニメでは前作『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に引き続き、PG12のレイティングが適用された本作。 そのため過激な描写が描かれています。大衆が見る作品ではなく大人に向けて作られたルパンです。 |
個人的な感想
「見た後は「ヤバッ…」としか言葉が出なかった」 |
前作『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』があまりにも良かったため今作はどうなんだろう…?とちょっと心配しながら見てしまった作品。 見た後は「ヤバッ…」としか言葉が出なかった作品です。 これはもうLUPIN THE IIIRDシリーズにハズレはない!と思った作品でもありました。 前作で五エ門が活躍しなかったので今作は主役で登場。組からの裏切り者として汚名を掛けられた五エ門の屈辱を晴らす物語 あんなに強い五エ門が「まだ弱かった時があったんだぁ…」とちょっと親近感が湧いたのと同時に「今まで最も喋ってるんじゃない?」と思える作品でした。(五エ門の人間らしい一面が見られた本作) 考えて、悩んで、挫折をして、やっと最強の剣士になった。そんな本作です。 今までの五エ門のイメージをいい意味で壊してくれた本作に見て良かった思える作品です。 |
映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』PV
公式twitter
LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 のまとめ
石川五エ門という最強の剣士誕生の瞬間を描いた作品でした。
前の記事でも書きましたがとにかく「カッコイイです」。もうこの言葉しかでてきません。
演出といい、作画といい、ストーリーといい文句のつけようがありません。
というか『LUPIN THE IIIRDシリーズ』はどの作品もカッコイイです。(完全に自分のツボにはまったシリーズです)
これはルパンを知っている方は見ておいたほうがいい!そう思える作品を紹介しました。
まだ見たことがない方は騙されたと思って覗いてみてはいかがでしょう?
みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!