【神】に愛された少女が兵士として敵対国家と戦っていく物語『劇場版 幼女戦記』

えすえいち

『劇場版幼女戦記』とは?…こんなアニメです!

「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」が混ざったような状況のヨーロッパに似た世界が舞台
※この世界に”女の子”として”生まれ変わった”元日本人のサラリーマンが軍へ入隊
自分が所属する「帝国」の兵士として敵対国家群と戦っていく物語。

記事の信頼性は?
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ジャンルとあらすじ

『劇場版 幼女戦記』とは?

カルロ・ゼンによるライトノベル。また、その元となったオンライン小説。

前作 TV版幼女戦記の完全続編

「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」が混ざったような状況のヨーロッパに似た世界が舞台

その世界に女の子として生まれ変わった元日本人のサラリーマンが軍へ入隊

自分が所属する「帝国」の兵士として敵対国家群と戦っていく物語。

■ ジャンル…戦記、異世界、ダーク・ファンタジー、風刺、アクション
■ 年代…2019年2月8日

■ 話数…101分
■ 原作…カルロ・ゼン
■ 制作 / 監督…NUT / 上村泰
■ 公式…劇場版 幼女戦記

幼女戦記 – Wikipedia

『劇場版 幼女戦記』を見れるサイト

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えすえいち
『劇場版 幼女戦記』とは…どんなアニメなんですか?
みゃんこ先生
一言でまとめると”TV版の完全続編”じゃな

幼女戦記ってどんなアニメ?ざっくり解説

「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」が混ざったような状況の

ヨーロッパ(欧州)に似た、初めて世界大戦を経験する世界が舞台

 

その世界に女の子として生まれ変わった

元日本人のサラリーマンが軍へ入隊

自分が所属する「帝国」の兵士として敵対国家群と戦っていく

 

また「魔力」のある人間が貴重な戦力となることから

その資質があれば女性でも徴兵・前線に投入される世界になっており

そのために主人公が幼女であっても戦場に赴くという設定になっている。

幼女戦記 – Wikipedia

えすえいち
魔力という概念があるんですね!
みゃんこ先生
そうじゃ。魔力量が高いからターニャは幼女でも戦場で戦っておるのじゃな

CHARACTERの紹介

ターニャ・デグレチャフ 声 – 悠木碧

所属国家:帝国 階級:少佐

帝国軍の航空魔導士官。

白く透き通った肌を持つ金髪碧眼の幼女。
魔導師として卓越した撃墜数を誇り、指揮官としても極めて優れた軍人。
状況に合わせて臨機応変な判断を下すことを好む。
なお、最大の目的は何としても生き延び、安全な後方地域で出世して、安定した将来を手にすること

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

ヴィーシャ 声 – 早見沙織

所属国家:帝国 階級:少佐

帝国軍の航空魔導師。

ライン戦線を無事に生き抜いたことで、ベテランの域に足を踏み入れつつあるターニャの副官
将校としての自覚を養っている最中ながらも、空戦技能などに関してはターニャのペアを務められるほどである。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

レルゲン 声 – 三木眞一郎

所属国家:帝国 階級:大佐

帝国軍参謀本部の参謀将校。

作戦局のルーデルドルフの下で、作戦計画の立案、実施、完了を補佐し、戦場情報の提供など、実務を担当する
参謀本部の人事局から作戦局に配属された経歴故、軍政・軍令の双方に幅広い知識を持つゼネラリストであり、キャリアコースを進むエリート。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

ルーデルドルフ 声 – 玄田哲章

所属国家:帝国 階級:中将

帝国軍参謀本部の作戦参謀次長。

豪快かつ活動的な軍人であり、軍令の大半に携わる
大戦略に基いた作戦次元での指導を担当するだけでなく、細かな戦術面での検証も精力的に行う柔軟性も持ち合わせている。
戦務担当のゼートゥーアとは同期の友人であり、連携して軍務に当たる。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

ゼートゥーア 声 – 大塚芳忠

所属国家:帝国 階級:中将

帝国軍参謀本部の戦務参謀次長。

膨大な知識量を誇る合理主義者
軍人らしからぬ寡黙さ故に学究肌が過ぎるとの批判もあるが、物動や兵站の調整に長けたリアリストとして、実力は参謀本部でも一目を置かれている。
元々は作戦畑出身で、作戦担当のルーデルドルフに協力し、作戦の立案と実施に助勢する。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

ウィリアム・ドレイク 声 – 悠木碧

所属国家:連合王国 階級:中佐

ドレイク一門期待の俊英。
潮気を纏った海兵魔導中佐
『若くて、そこそこ報道映えする』という一点でもって、プロパガンダ部隊の統率を命じられている。
当人は政治を理解するが、好きかと言われると別問題なタイプ。なお、上層部のお気に入り。
紅茶にミルクは先に入れるべきと信じる一派に属している。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

メアリー 声 – 悠木碧

所属国家:合州国義勇兵 階級:准尉

主人公。
もとい、主人公のようなもの。
父の敵、邪悪な帝国軍に、正義の鉄槌を。
公正世界を乱す悪漢に、裁きの鉄槌を。

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト


あらすじ

統一暦1926年。

ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、
南方大陸にて共和国軍残党を相手取る戦役を征す。

凱旋休暇を期待していた彼らだが、本国で待ち受けていたのは、参謀本部の特命であった。

曰く、『連邦国境付近にて、大規模動員の兆しあり』。
新たな巨人の目覚めを前に、なりふり構わぬ帝国軍は、自ずと戦火を拡大してゆく……

時を同じく、連邦内部に連合王国主導の多国籍義勇軍が足を踏み入れる。

敵の敵は、親愛なる友。
国家理性に導かれ、数奇な運命をたどる彼らの中には、一人の少女がいた。

メアリー・スー准尉
父を殺した帝国に対する正義を求め、彼女は銃を取る

[引用]「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト

えすえいち
今回の話の見所ってどの辺ですか?
みゃんこ先生
TV版の最後の方で、ターニャが殺した人物の娘が復讐にくる所がみどころじゃな

こういうところは注意か…も?

「前作のTV版、幼女戦記の完全続編です
ですのでここから入るとキャラクターたちの立ち位置や世界観など分からない部分があると思います

ただここだけを押さえておけば楽しめるということを↓のオススメで解説しているのでご安心を。

※ちなみにTV版の幼女戦記の記事についてはこちらに書いてありますので気になる方はどうぞ。

えすえいち
完全に続編なら当然TV版を見たほうがいいですよね?
みゃんこ先生
まぁそうじゃのう。ただざっくりじゃが、↓で幼女戦記について解説しておるからそれを見てからでも大丈夫じゃぞ

どんなところがオススメ?幼女戦記といえば?

「・ターニャという普通じゃない幼女をどんどん好きになっていく作品
合理的な考えと瞬時の判断で部下の信頼も厚く、めちゃくちゃ頭が切れ、他を圧倒する戦闘力をもっているターニャ。

圧倒的カリスマを持ち合わせてる戦争屋という名がふさわしい人物

しかし当の本人は戦争は大嫌いで平和な世界で暮らしたいと思っている

ただ、自分の利益になることをしようとすると必ず裏目に出る、ある意味【神】に愛されている(呪われている)人物。

例えるならジャンプ作品の『DEATH NOTE』(デスノート)のキラ(夜神月)のような性格に、どこか抜けてる(愛嬌がある)キャラです

「・ターニャと同じく【神】に愛された少女の登場
幼女戦記といえば、忘れてはいけない【神】の存在。

元はエリートサラリーマンで【神】を一切信じなかった合理主義者の主人公。

そんな彼に”信仰”を取り戻させるためにこの世界に転生させた張本人。

その【神】が主人公に信仰させるために、他の人物にも力を与えます。

ようは試練を与えるイメージです。

前作で【神】が力を与えた人物(アンソン・スー)を何とか退いたターニャだったが、今度はその娘(メアリー・スー)がターニャに復讐するために襲ってきます。

今までは【神】に信仰心を捧げることで強大な力を使っていたターニャ。

そんな彼女と同じ力を扱える化物が今作劇場版には登場します。

「・期待を裏切らないターニャの最高の『顔芸』
幼女戦記といえば…そう!ターニャの最高の顔芸(邪悪な笑み)です

もう清々しいほどの邪悪さ。正直この人、ほんとに主人公なのか?ってくらい悪い顔します。

見てるとこっちまで笑みがこみ上げてくる、そんな悪い顔、そして笑顔だけじゃなく落ち込むときの表情も最高です。

喜怒哀楽の表情がとても素敵なターニャを劇場版だとより一層、楽しめます。

今まで一番”良い顔”をするターニャを拝める作品です

えすえいち
こうやって見ると、この主人公のターニャって敵側の人間ですよね…?
みゃんこ先生
まぁダークファンタジーじゃからのう、そこは仕方がないのう

個人的な感想

「前作(TV版)を見ている人にはもはや説明不要の本作。」
TV版の幼女戦記が面白いと感じたならほぼ100%今作も楽しめます

というか劇場版というクオリティで、100分ほどの時間で(アニメに換算すると5話くらい)物語が圧縮されているのでより面白さが濃縮されています。

特に楽しめたのは、ターニャの表情豊かな顔芸、的確な指揮、圧倒的な戦闘技術。そんなターニャに匹敵するくらいの化物が登場。

両者の激しい攻防に終盤は手に汗を握る展開でした。

とにかく面白いです。いやもうシンプルに面白いです。逆にどこが面白くないのか?と聞きたくなる面白さです。

見ていてスカッとする迫力が画面から伝わってくるアニメでした。

えすえいち
これは前作を知っている人には文句なしの続編じゃないでしょうか!
みゃんこ先生
100分の時間があっという間に過ぎた作品じゃった

『劇場版 幼女戦記』本予告

公式twitter

劇場版 幼女戦記 のまとめ

個人的にTV版から劇場版になる作品は番外編が多く話の本筋から少し離れてお祭り騒ぎの作品になるためあまり好きではなかったのですが、本作はとんでもなく面白かったです。

TV版の続編というところもそうですが、演出、作画、演技、BGM、構成あらゆる面で自分に刺さった劇場版です。
面白いという言葉しか出てこなかった作品でした。本当に面白い作品はもはや言葉はいらないんだな…とそう思えた作品です。

まだ見たことがない方は騙されたと思って覗いてみてはいかがでしょう?

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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