※厚い煙に覆われた“えんとつ町”煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった |
※“星”を信じ続けていたルビッチとゴミから生まれたゴミ人間・プペル |
※誰に何を言われようと星を見つけに行く物語 |
ジャンルとあらすじ
『えんとつ町のプペル』とは?
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CHARACTERの紹介
STORY
信じて、信じて、世界を変えろ。 厚い煙に覆われた“えんとつ町”。 煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。
一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂した。 ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助ける。 しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまう。
そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。 ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達となる。
そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がる。 それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”だった。 父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意する。
しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかる。 それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは? |
こういうところはどうなの?気になる点
「えんとつ町のプペルの絵本は見たほうがいい?読まなくても楽しめる?」 |
はい。楽しめます。というか筆記者は絵本も読んでいなければ作品の概要をほぼ知らず見に行きました。(なんで見に行ったの?って聞かれると西野亮廣さんの書籍が好きだったからって理由です) それでも特に困ることなく、楽しめました。むしろ何も知らないで見に行った人の方が楽しめると思います。 この作品は西野 亮廣さんの考え方を知っていれば、あぁそういえばこの考え方や内容は聞いたことがあるな!なるほどと思う内容がたくさん盛り込まれています。 そのためむしろ西野さんを特に知らない。書籍や絵本も読んだことない。そんな人が見ると色々な発見や考え方、驚きをもらえると思います。 自分が普段感じている違和感や不安や悩み、そういったものをしっかり言葉にしてくれています。 気がつくとルビッチやプペルの境遇を現実の自分と重ねて目頭が熱くなるかもしれません。 |
「キャラクターの声はどう?声優に違和感はない?」 |
やはりこういうアニメ作品といえばキャラクターに声を吹き込む声優さんたち。 声に違和感があるとどうしても物語が頭に入ってきませんよね? 結論から言うとえんとつ町のプペルは声にまったく違和感がありありませんでした。むしろキャラクターにしっかりマッチしていました。 近年アニメ映画と言えば、集客目的で話題の俳優さん達を使って大衆を獲得しようとする傾向があります。 まぁそれでもしっかり声が合っていればいいいのですが、どうしても棒読み感が出てキャラクターにあっていない場合が多々あります。 しかしこのえんとつ町のプペルはどのキャラクターも違和感が一切ない。 むしろこの人達しかいないんじゃないか?と思うくらい自然でした。 |
どんなところがオススメ?
「前半は子供から大人まで楽しめるアクション性がとても高い作品」 |
序盤はとてもアクション性が高くコメディをふんだんに盛り込んでいるため、子供から大人まで楽しめる作品です。 全編3Dを生かしたジェットコースターに乗ってるかのようなカメラワークにテンポのいいコメディ。 「おおおぉぉ!凄いな!!」と驚かされ、「そのテンポのギャグはズルい(笑)」などで笑わされる。 序盤はとても派手で見てるだけで笑顔になる。そんなワクワクの冒険作品です。 |
「じゃあ後半はどうなの?」 |
後半は大人に向けられた感情を揺さぶられる作品でした。 前半の楽しい雰囲気から一気に「あれ…?シリアスになってきたぞ…あっ・・・」となる展開です。 かなりというかがっつり人間関係に切り込んでくる内容となっています。 誰もが1度は体験したことある「出る杭は打たれる」という体験。 何か新しいことに挑戦しようとする人。目標に向かって頑張ろうとしてる人。夢に向かって努力してる人。 そんな彼らをみんながよってたかって「どうせ無理だろ…」「なんでそんなことしてんだ?」「もっと現実を見ろよ!」と足を引っ張ってきます。 なぜなら、彼らもかつては同じような目標や夢があった。でも途中で挫折したり諦めたり運が悪かったりで叶わなかった。 もしそいつが目標や夢をかなえてしまったら…じゃあ諦めた俺って…。 自分を否定をしたくない、自分は間違っていないんだ!だからお前もあきらめろよ! そういう人たちが、上に行こうとする人間を必死に引き止めようとします。 このアニメは周囲の目や声なんて気にするな!やりたいことやれ!空を見続けろ!そうすると次第に自分と同じ人と知り合いになれるから。と教えてくれます。 「自分がやりたいと思ったことやるといいんだよ」って気づかせてくれる作品です。 |
個人的な感想
「めちゃくちゃ感動する!何回泣いたかわからない…。」 |
とにかく泣ける!!!めちゃくちゃ感動する!!!って、ありきたりな感想は好きではないのですが… 正直、滅茶苦茶感動して泣きました……。ヾ(・д・`)オイ! いやだって本当のことだし…。人間、予想以上のものが来るとシンプルな感想しかでてこないんですね…。この作品を見て改めて思いました。 前半でこの町の世界観から設定、人間関係を語って、どうしてゴミ人間のプペルが生まれたのか?なぜルビッチは煙突の掃除をしているのか?などを丁寧に解説してくれる。 これから楽しい冒険が始まるんだ!ってところから、ルビッチとプペルの置かれたある境遇でたたき落として、最後はもう人波がきて盛り上げる。 綺麗にW曲線を描いて感情を揺さぶられました。(すげぇな…ほんと) いつもならエンディング長いなぁ…と感じるところが、物語の終盤からエンディングまであっという間に駆け抜けていきました。 これがまた主題歌の歌詞が最高に良いんですよね…。しばらく感傷に浸ってました。 総評すると、大満足な作品です。 見て良かったと心から思った作品です。胸を張ってオススメできる作品です |
『映画 えんとつ町のプペル』予告編
映画 えんとつ町のプペル 公式twitter
えんとつ町のプペルのまとめ
とんでもなくパンチ力があった作品でした。
ワクワクの冒険、二人の友情物語、親子の絆、この町に隠された秘密。
ほんと色々な要素が詰め込まれた傑作と呼べる作品でした。
できる事ならあまり前情報を入れないで見てほしいと思える作品でした。
まだ見たことがない方は騙されたと思って覗いてみてはいかがでしょう?
みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!