ふたりの少女の歌声が「奇跡の7分間」を起こす【キャロル&チューズデイ 後編】

えすえいち
【キャロル&チューズデイ 後編】とは…こんなアニメです!
※人類が火星に移住してから約50年後
※人工知能 (AI) が流行りの音楽を生み出す時代に
※ふたりの少女の歌声が「奇跡の7分間」を起こす

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見ているアニメオタクが執筆しています。
現在アニメを300本完走しアニメ記事を200本書いるアニメバカが執筆しております。

ジャンルとあらすじ

『キャロル&チューズデイ』とは?

ボンズ制作、渡辺信一郎総監督による日本のオリジナルテレビアニメ作品

2019年4月から10月までフジテレビの深夜アニメ枠『+Ultra』ほかにて放送され、Netflixで全世界独占配信も行われた。

人類が火星に移住してから約50年後、AIが音楽を提供するようになった時代において、2人の少女が協力して音楽を生み出しながらミュージシャンを目指す。前半の第1クールは2人が出会いデビューを目指すまで、後半の第2クールではデビュー後壁にぶつかりながらも成長していく姿が描かれる

■ ジャンル…音楽
■ 年代…2019年4月 – 10月

■ 話数…全24話

■ 原作…BONES、渡辺信一郎
■ 制作 / 監督…ボンズ / 渡辺信一郎 堀元宣
■ 公式…キャロル&チューズデイ

キャロル&チューズデイ – Wikipedia

~INTRODUCTION~
えすえいち
先生!〖キャロル&チューズデイ 後編〗とはどんなアニメですか?
みゃんこ先生
後編はキャロル&チューズデイが無事デビューした後から物語が始まるんじゃ。ただデビューした後が大変で、様々な壁にぶつかるといったシリアスよりの展開で物語が進行するんじゃ

キャロル 声 – 島袋美由利

17歳。褐色の肌に縮毛、ストリートファッションの少女。ピアノ・キーボード担当。難民キャンプで育ち、火星に移住。アルバイトで生計を立てている。

【引用】TVアニメ「キャロル&チューズデイ」公式サイト

チューズデイ 声 – 市ノ瀬加那

17歳。金髪碧眼、フェミニンなワンピース姿が多い。アコースティックギター担当。ミュージシャンになるため家出し、キャロルと出会う。

【引用】TVアニメ「キャロル&チューズデイ」公式サイト

アンジェラ 声 – 上坂すみれ

16歳。火星の人気モデル。3歳から芸能活動をしている。歌手への転身を希望し、タオのプロデュースでデビューする。

【引用】TVアニメ「キャロル&チューズデイ」公式サイト


こういうところは注意か…も?
前半と後半のギャップの違いに驚かされます。

前半(1話~12話)と対極的な後半(13話~24話)です。

どう対極的かというと明るい暗い、ギャグとシリアス、白と黒、そのくらい前半と後半で物語の内容がガラッと変わります。そのため前半のノリが好きで後半の重いノリが苦手になって途中で視聴を止める。といった事が起こらにように注意が必要です。どうにか最後まで耐えてもらいたい。(すべては最終話のための伏線ですので)


前半(12話)と違って後半(13話以降)のオススメどころは?

・明るいノリから一気にシリアス多めの真面目なストーリーになる
・モブにも優しい。すべての登場人物を大事にした後編
・最終話の「奇跡の7分間」に目を奪われて度肝を抜かれる。


個人的な感想

【最終話最後の「奇跡の7分間」は言葉を失い度肝を抜かれる。

まず初めに、〖キャロル&チューズデイ〗の全体の感想は前半にまとめていますのそちらを見て頂ければどんなアニメかわかると思います。。
こちらは後編の中でも特に個人的に心に響いた最終話についてお話していきます。(ネタバレはほぼしないのでご安心を)

〖キャロル&チューズデイ〗の1話の冒頭。一番最初に、突然ナレーションで「それは…奇跡の7分間だった…」と語りかけてきます
初めてみたときは、「ん?どういうこと?」「まぁ余程のことが起こるんだろうけど…?」「そんなこと言ってハードル上げるだけじゃない?」とこの当時は思っていました。そしてこの言葉にはハードルを上げるだけの言葉に聞こえていましたが、徐々にこの言葉の意味が分かり、そしてそのシーンを迎えた瞬間

「えっ…マジか…、いや…え…。。?なんだ…これ、、、いやまじか。。。」とうまく表現ができないほどの感動をもらいました人間って本当の感動をもらったら何も話せないもんなんですね…。

〖キャロル&チューズデイ〗の後編は最終話に行くにつれ、徐々に心を鷲掴みにされ、全身が鳥肌がたち、汗が吹き出してきて、最後には涙がでる物語です。この最後のシーンを見たら「もう、なんも言えねぇ…。」そんな状態になっていました。画面の前で文字通りの放心状態になっていました。

とりあえず言えるのはこの「奇跡の7分間」を見るために〖キャロル&チューズデイ〗を見ていたんだな…と。いや逆か…今までのことがあったからこの「奇跡の7分間」を迎えることができたんだな。ものすごい感動と衝撃が押し寄せてくる作品でした。

まぁ実際ここまで大絶賛しているわけですが、人によって感動は違うので、私が絶賛していても他の人にはイマイチかもしれない。でもそれでも言いたい。このシーンは「奇跡の7分間」誰に何と言われようとまさに奇跡のシーンでした。

なんか難しく考えていたり、悩んでいたり、イライラしていたり、うまくいかなかったり、なんかもうそんなこと全部ひっくるめてどうでもよくなる。「俺って何をそんなに難しく悩んでたんだろう…」とそんな気持ちにさせられた7分間でした。

最初は、2人の少女がミュージシャンになるためにいろんな壁や挫折にぶつかって成長していく王道ストーリーを予想していたのですが、最後にはそうきたか…と思わされた作品でした。

心を震わす歌、それを映像化した技術力、そして最後にここに行きつくまでのストーリー。この作品に関わったすべての製作者たちに賛辞を贈りたい。こんな素晴らしいアニメを世にだして頂いて本当にありがとうございました。

全話見終わった後は何とも言えない幸福感に包まれていました。気持ちをスッキリしたい人や今悩んでいる人はとりあえず騙されたと思って〖キャロル&チューズデイ〗を見てはどうでしょう?自分の心のわだかまりを少しでも軽くできると思います。

えすえいち
あの…見終わったあと言葉が出なかったんですが…(驚愕)
みゃんこ先生
安心せい。わしも同じ感想じゃ
えすえいち
これはとんでもない名作を見てしまいましたね

TVアニメ「キャロル&チューズデイ」PV

公式 Twitter

キャロル&チューズデイのまとめ

前回は〖キャロル&チューズデイ〗前半(1~12話まで)の感想を書きましたが、今回は後半(13話~24話まで)の感想をかきました。
前半がギャグ多めの2人の成長物語なのに対して、後半は彼女たちが関わってきた人々を巻き込んでのシリアス多めの物語。
ギャグとシリアスを綺麗に混ぜ込んだ全24話でした。前半がとんでもなく明るく楽しい内容でしたので、後半はどうなるのか気になっていたのですが、蓋を開けてみるとかなりのシリアス。
あれ?前半はあんなに明るい感じだったのに、後半はすっごく暗い内容になってしまってる…からのあの最終話。完璧です。もう何も言えません。

とてもよく練られた作品でした。超素晴らしいです。最高のオリジナルアニメでした。

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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