※「拳願試合」それは巨額の利益を賭け |
※雇った闘技者の仕合の勝敗でビジネスを決める |
※企業同士の代理戦争。 |
ジャンルとあらすじ
『ケンガンアシュラ』とは?
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~INTRODUCTION~ |
「拳願試合」 それは巨額の利益を賭け、雇った闘技者の仕合の勝敗でビジネスを決める企業同士の代理戦争。 56歳のしがないサラリーマン・山下一夫は、 謎の闘技者・十鬼蛇王馬と出会い、拳願仕合に参加することになってしまう! 金、命、家族…、様々なしがらみを乗り越え、勝利を重ね、絆を深めていく2人。 そんな2人は、日本一の企業と闘技者を決める 「拳願絶命トーナメント」に参加することになりーー!? |
キャラクター紹介
十鬼蛇 王馬(ときた おうま) 声 – 鈴木達央 | ||
乃木グループの闘技者。失伝したとされていた二虎流の技を駆使する謎の格闘家。鋭い眼力や纏ったオーラは他を圧倒し、並大抵ではない人生を歩んできたことを物語る。金や権力には一切興味がなく、自身が最強である証のみを求め闘っている。 |
山下 一夫(やました かずお) 声 – チョー | ||
乃木グループ傘下の乃木出版に長年勤務する、しがない中年サラリーマン。冴えない人生を送る彼だったが、十鬼蛇王馬に出会い拳願仕合を知ってからその生活は一変。裏社会の常識に圧倒され、十鬼蛇王馬に振り回されながらも、彼と共に闘いの世界へと身を投じてゆく。 |
秋山 楓(あきやま かえで) 声 – 内山夕実 | ||
乃木グループの秘書。クールでメガネの似合う知的な美女。秘書の立場から拳願仕合にも深く関わっており、乃木英樹や山下一夫を陰ながら支える、優秀なキャリアウーマン。 |
乃木 英樹(のぎ ひでき) 声 – 中田譲治 | ||
乃木グループの会長。凄腕の経営者であると同時に十鬼蛇王馬を始めとした優秀な闘技者を見出すなど、高い審美眼を持つ。とある野望を持ち拳願会でも暗躍しているのだが、その真意は不明。 |
オススメどころは?
・周りは化物ばかり。超人しかいない裏社会に驚かされる |
こういうところは注意か…も?
・ゴリゴリの格闘作品のため血やグロ描写が多い。 |
個人的な感想
【感想は大きく分けて3つ】 |
・企業同士の利益を得るための代理戦争 ようは企業の看板を背負った代理人による戦争です。企業が表立って争うと色々と面倒だから雇った闘技者どうしで戦わせて仕合をさせる。勝てば官軍負ければ賊軍。いたってシンプルな解決方法。そんな具合でお互い最も自信のある格闘者と契約して、相手の企業に勝つ。そういった非合法な仕合が行われている世界です。 ・多種多様な異種格闘技戦が繰り広げられる
・実はここが一番好き。ただの一般人、山下一夫 大企業・乃木グループ傘下の乃木出版に長年勤務する、しがない中年サラリーマン。そんな彼が、主人公の王馬と出会うことで、彼と共に闘いの世界へと身を投じてゆく姿は見ていてとても笑えます。 ようは、ギャップがものすごいです。右を見ても左を見ても周りは超人ばかり、しかも経営者や社長といった人たちもみな超エリート。そんな中になぜか普通の一般人のサラリーマン・山下一夫がいます。周りが化物ばかりでつい普通の一般人を忘れるのですが、山下一夫がいることで「あっそういえばみんな化物ばかりだった…。」山下一夫が普通の一般人でベースだよね。と比較できます。あまりに登場キャラクターが突出しすぎているため(目立ちすぎているため)逆に山下一夫がいることで謎の安心感を得ます。 危険な裏社会に一般人の中年サラリーマンがいることがとても異質で笑える作品。(個人的にはどのキャラクターよりも山下一夫が好きになってしまいました。) 以上が大きく分けての感想でした。 正直に言うと、最初このケンガンアシュラを見るまでは、これはグラップラー刃牙だなと思っていました。 ステゴロの格闘、闘技場でのトーナメントなど似ている設定があったため、どうしても比較してしまったのですが、実際見てみると「あ、意識はしてるけどこれはこれで面白い!全然あり!というか先が気になる」となった作品です。確かに設定などは似てはいますが、全くの別ものでした。見始める前までは偏見はあったものの見終わった後はそんなものなくなっていました。 3DのバトルアニメーションやNetflixのみのWeb放送などかなり挑戦的な作品でしたが気がつくと24話見ていました。格闘系の作品が好きな方にはかなりささるのではないでしょうか。 |
アニメ『ケンガンアシュラ』PV
公式 Twitter
ケンガンアシュラのまとめ
バトルアニメーションが全て3Dで、物語の設定が刃牙に似ているということから、今まで見るのをためらっていた作品でしたが、偏見はよくないですね。
大変楽しめたバトル作品でした。3Dならではのカメラの角度や大迫力の格闘描写、目を見張る演出の数々。かなり気合が入った血が滾る戦闘。3Dアニメもここまで進化したんだな…と驚かされたアニメーションでした。
そして刃牙と似ている設定でしたが、それでもケンガンアシュラは独自の路線を進んでいった作品でした。個人的にはかなり楽しめました。ただアニメだけだと途中で終わってしまうのでこの先の続きが読みたいと思った方は原作をお読みください。
ここまでがっつりバトル系の作品はなかなか見なかったのですが、見ているだけで血沸き肉躍る。そんな作品でした。
みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!