妖怪・幽霊が暮らす、妖怪アパートで様々な出来事と遭遇する日常アニメ【妖怪アパートの幽雅な日常】

『妖怪アパートの幽雅な日常』とは？

引用　妖怪アパートの幽雅な日常 – Wikipedia

両親を亡くしたため、親戚の家で肩身の狭い生活をしていた稲葉夕士は、

高校入学を機に一人暮らしを決意する。そこで見つけた格安の下宿先「寿荘」

しかし、そこはなんと

妖怪・幽霊・人間が入り混じる奇妙な「妖怪アパート」だった─!!

不気味な姿をした妖怪たちにはじめは戸惑う夕士だったが、

彼らとの奇妙な共同生活の中で、

それまで閉じていた心が徐々に開いていく･･･。

引用　妖怪アパートの幽雅な日常 – アニメ公式サイト

引用　妖怪アパートの幽雅な日常 – アニメ公式サイト

引用　妖怪アパートの幽雅な日常 – アニメ公式サイト

引用　妖怪アパートの幽雅な日常 – アニメ公式サイト

妖怪や幽霊が住み着いているアパートに主人公が入居してそこに住んでる人たちと普通では味わえない刺激的な毎日にドタバタする物語。そして学校生活の人間関係で悩んだりする、思春期特有の学生の心情を描いたが成長物語です。普通の学生、普通の大人に憧れている主人公が、妖怪や幽霊、それに関係する大人たち（アパート入居者）に囲まれる日常（非日常）アニメです。かわいらしい妖怪や幽霊が多く、アパートに在住している人たちも個性が強い人たちばかりで全体的にとてもに賑やかな作品です。

とオススメ部分はこの辺で、こっからは個人的に感じた印象を言っていきます。

ストーリーが何度か大きく方向転換するため軸がぶれる作品。タイトルから想像して妖怪や幽霊たちとドタバタするギャグ多めのコメディアニメだな？と思っていたらまさかの異能を使っての問題解決ものです。と思っていたら人間関係でギクシャクする青春ものでもある。

ストーリーを大雑把にまとめますと
・主人公は、中学生で両親を失い親戚の家に引き取られる。よその家で育ててもらっているため厄介者扱いを受けてる（ように感じている）
・中学を卒業して寮がある高校に入学するも火事で入寮ができなくなる。（立て直すには半年かかるという）
・そんなおり超格安の物件も見つける。しかしそこは妖怪や幽霊が出るアパートだった。
・燃えた寮の立て直しが終わるのが半年ほどなので、それまで妖怪アパートに住むことに。
・最初は妖怪や幽霊に驚きつつも次第に慣れていき寧ろ居心地がいいとさえ思っていた主人公だったが…

というのが1話の大雑把な物語の解説です。ここからこのアパートで妖怪や幽霊たちとどんちゃん騒ぎをするギャグが始まるんだろうな…と思っていたらそんなことはなく、（正確には騒いだりもするが）妖怪や幽霊などの問題に巻き込まれていくお話になります。と思ったら今度は学校生活やバイト先で嫌な問題に頻繁に会ったり、些細なことで誤解されたり絡まれたりと、主人公の私生活に切り込んでいく話になります。そして今度は偶然にも力（守護霊的な力）を手に入れての異能力ものにかわります。

この作品のジャンルはなに？と聞かれると非常に言葉に困ってしまう作品です。（ファンタジー、妖怪、幽霊、人間関係、青春、異能力、問題解決）なんか色々とジャンルが複合されている作品です。そのため風呂敷をかなり広げすぎたため収集が難しくなった作品ともいえます。

そしてこの作品の大きな問題が1つ…
アニメーション作品としてイマイチです。というかどんどんクオリティが下がっていくことです。全部で26話あるためか中盤から後半に行くにつれてあまり動かない作画や演出、止め絵の多様、など作品全体が力尽きたように見えてしまいました。話も二転三転してアニメーションもうーんな感じの作品のためアニメじゃなく原作を見たほうが楽しめるのでは？と思ってしまった作品です。