「俺が悪役で…じじいがヒーローか…!」”力”を人のために使うか?己のために使うか?【いぬやしき】

えすえいち
【いぬやしき】とは…こんなアニメです!
※宇宙人の事故に巻き込まれ死亡してしまったサラリーマンと高校生
※しかし目が覚めると2人は生きていた!?機械の体にされていたが…
※機械となってしまった2人の生き方と苦悩を描いた物語

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見ているアニメオタクが執筆しています。
現在アニメを350本完走しアニメ記事を250本書いるアニメバカが執筆しております。

ジャンルとあらすじ

『いぬやしき』とは?

いぬやしき』は、奥浩哉による日本の漫画。

講談社の漫画雑誌『イブニング』にて、2014年4号(2014年1月28日発売)から2017年16号まで連載された。

宇宙人の手によって機械の身体となった初老の男性と高校生の活躍や苦悩、救済される人々や殺害される人々を描く。

■ ジャンル…SF / 青年漫画
■ 年代…2017年10月 – 12月

■ 話数…11話

■ 原作…奥浩哉
■ 制作 / 監督…MAPPA / さとうけいいち 籔田修平
■ 公式…いぬやしき

いぬやしき – Wikipedia

~INTRODUCTION~
定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け自暴自棄になる。

その晩、突如飛来したUFOの墜落に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は人間を遥かに超越する力を手に入れることに。

一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。

自分の意に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷

人間の本質は善なのか、それとも悪なのか…?

強大な力を手に入れた2人が、いま、それぞれの想いで動き出す――。

えすえいち
先生!『いぬやしき』とはどんなアニメなんです?
みゃんこ先生
宇宙人に改造されてしまった二人の、真逆の生き様を描いた物語じゃな

キャラクター紹介


犬屋敷 壱郎(いぬやしき いちろう) / 声 – 小日向文世

58歳には到底見えないほど白髪に皺だらけの老け顔サラリーマン。ある日、飼い犬のはな子の散歩中にUFOの墜落事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わる。人としての体を失った後、生きている実感を得るために人助けに力を注ぐようになる。

TVアニメ「いぬやしき」公式サイト

獅子神 皓(ししがみ ひろ) 声 – 村上虹郎

母、そして幼馴染みである安堂のことを誰よりも気にかけているが、それ以外の人間には全くの無関心という極端な二面性を持つ。犬屋敷と同じ事故に巻き込まれ、機械の体を手にしたが、生きている実感を得るために犯罪行為を繰り返すようになる。

TVアニメ「いぬやしき」公式サイト


オススメどころは?

世間に対してのアンチテーゼ(理論・主張を否定するために提出される反対の理論・主張)がものすごい作品。

例えば、匿名をいいことに好き放題掲示板に書きまくる性根が腐った人達、その行為に同調する者たち、被害者や加害者の家族の家にまで押し寄せるマスゴミ。そんな現実の世界でもあるその行為どうなの?と思える人たちに対する作者なりの訴え方。つい共感してしました。確かに…こんなことをされたら誰だって「許せねぇ…」ってなります。世間がというよりは、人がされたときに「イラっ」とする感情ををうまく作者が拾い上げている作品だと思います。


こういうところは注意か…も?

・人が大勢死にます。そのため流血描写が多いです。苦手な方は注意が必要です


個人的な感想

【もし自分が同じ立場になったらどうするんだろう…?と、つい考えてしまった作品。

ある日、宇宙人に体を改造されて機械の人間にされてしまった2人の人間。

そしてその力は今の時代にとってはあまりにかけ離れている性能。空を飛ぶこともできれば、あらゆる端末を介して情報を見ることもできるしお金も自由に使える。銃がなくても人を殺せる殺傷能力もあれば、死んでいなければ病(癌すら)も治せる治癒能力まである。人間じゃなくなる代わりにほぼ全てのことができてしまう。文字通り何でもできる力。

そんな状態(機械)になってしまった二人の人間。

1人目は年齢58歳 おじいちゃん?と思われるほどの白髪に皺だらけの老け顔の冴えないサラリーマン。正義感は強いが温厚で内向的な性格の持ち主。
社会から疎外されたような人生を歩み、最愛の家族からも疎まれ、しまいには余命3カ月(胃がん)と申告された人物。自分が機械だと分かると同じように病に苦しんでいる人を助けるために力を使う…犬屋敷 壱郎(いぬやしき いちろう)

もう1人は高校生で家族や友人には気の優しい好青年。それ以外の人間には全くの無関心という青年。
機械の身体であることを自覚すると、自分が生きている人間であることを実感するため、無関係の一家を兵器ユニットの銃撃能力で惨殺する凶悪事件を起こす…獅子神 皓(ししがみ ひろ)

おじいちゃんはその力を困ってる人のため使い、青年はその力を自分のために使う。

自分が生きている人間であることを実感するために”人を助ける”おじいちゃん…犬屋敷と自分が生きている人間であることを実感するために”人を殺す”青年…獅子神

両者が真逆の考えを持っています。というか生きている年齢(人生経験)の差がもろに出ている作品です。

たくさんの苦労して家族を支えて生きてきた冴えないサラリーマン…犬屋敷。そしてまだ十数年しか生きてない、これから先がある不安定な学生…獅子神。

先がない老人と先がある少年、うまく対極にいる者同士を題材にした作品です。

自分の年齢的にはどちらの考え方も分かる部分が多く、実際これだけの力があったらどうやって生きていくんだろう?と思えた作品です。犬屋敷さんのように人のために使うのか…それとも獅子神のように己のために使うのか。非常に考えさせられる、とても対比を意識させられた作品でした。

 

最終話についての個人的な感想(ちょいネタバレ)

あれはずるいって…あのタイミングでED曲は…『愛を教えてくれた君へ/クアイフ』

物語を見終わった後はこの曲をずっと放心状態で聞いていました。こんなに心にズシンと響いた演出は久しぶりでした。滅茶苦茶スッキリした終わり方。綺麗に終わらせてくれた最終話。見れて本当に良かったと思える作品でした。

原作者の『奥浩哉さん』アニメ制作会社『MAPPA』この作品に携わって下さった方々にありがとう。と言いたくなるそんな終わり方をしてくれた作品。

えすえいち
考えさせられた作品でした。どちらの考えも分かる分非常に楽しめました!
みゃんこ先生
巨大な力を手に入れたら、その人の生き方で使い方が大きく変わるんじゃろうな

アニメ『いぬやしき』PV 


公式 Twitter


いぬやしきのまとめ

とても対比がしっかりしている作品でした。追い先が短い老人と長い若者。力を人のために使うか、己のために使うか。人を助けるのか?殺すのか?

ヒーロー物を見ているような感覚になった作品です。非常に今の現代を象徴していた現実味にある作品だった思います。

家族の温もりを見たい。考えさせられるアニメが見たい。最後はスッキリするアニメが見たい。そんな方にオススメの作品だと思います。

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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