その先に、明日は見えるのか?ひとりのサムライが現代に目を覚ます。【クロムクロ 後編】

えすえいち
【クロムクロ 後編(13話~26話)】とは…こんなアニメです!
※約450年前の戦国時代の人間・青馬 剣之介 時貞(おうま けんのすけ ときさだ)
※謎のアーティファクトに入っていた彼は現代に目覚め、仲間たちと共に「鬼」と戦う
※しかしそこにはかつて従っていた主・雪姫にそっくりな敵がいて…
みゃんこ先生
ちなみに【クロムクロ 前編】の紹介感想こちらからじゃ

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見ているアニメオタクが執筆しています。
現在アニメを350本完走しアニメ記事を250本書いるアニメバカが執筆しております。

ジャンルとあらすじ

『クロムクロ』とは?

クロムクロ』は、P.A.WORKS制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。

「P.A.WORKS 15周年記念アニメーション作品」と位置づけられると同時に、P.A.WORKS初のロボットアニメである。

■ ジャンル…SF / アクション / ロボット
■ 年代…2016年4月 – 9月

■ 話数…全26話

■ 原作…Snow Grouse
■ 制作 / 監督…P.A.WORKS / 岡村天斎
■ 公式…クロムクロ

クロムクロ – Wikipedia

~INTRODUCTION~
ダム建設時に偶然発見された謎の生物、アーティファクトの研究を行うために設立された国際連合黒部研究所。

世界各国の頭脳が集う研究所員子女が通う立山国際高校には、研究所長の娘、白羽由希奈も通っていた。

ひとりのサムライが、ふたたび目を覚ます。

えすえいち
先生!『クロムクロ 後編』とはどんなアニメなんです?
みゃんこ先生
戦国時代の人間(剣之介)が現代に蘇り、宇宙人たち戦うオリジナルロボットアニメの後編(13話以降の話)じゃ。今度の敵は、剣之介がかつて従っていたお姫様にそっくりな人物が相手じゃ。謎がまた一つ増える展開からスタートするぞい。

キャラクター紹介


青馬 剣之介 時貞(おうま けんのすけ ときさだ) / 声 – 阿座上洋平

正体不明でサムライ言葉を話す青年。なにやら由希奈の顔に見覚えがあるらしい。

TVアニメ「クロムクロ」公式サイト

白羽 由希奈(しらはね ゆきな) 声 – M・A・O

立山国際高校に通う高校2年生。超多忙な研究所長の母と対照的で、性格はいたってのんびり屋。したり顔で河岸段丘を語る、ぬるめの地形マニア。

TVアニメ「クロムクロ」公式サイト

ムエッタ 声 – 豊崎愛生

エフィドルグのゲゾンレコ隊のメンバー。

TVアニメ「クロムクロ」公式サイト


個人的な感想

【13話以降からはこの作品(クロムクロ)の”謎”がついに分かる。シリアス多めのストーリー。

・謎を解明していく後編(13話以降)

主人公・剣之介が鬼と呼んでる正体、剣之介かつて姫と呼んでいた女性とそっくりな宇宙人、由希奈の父親がなぜ失踪したのか?、そもそもアーティファクトや宇宙人などは何者なのか?これらの伏線を全て回収して物語が終わります。前半(12話)まではギャグ多めなストーリー。後半(13話以降)は物語の謎が解明するシリアス寄りのストーリー。

広げに広げたストーリーをきちんと畳んできた後編でした。見終わった後は「なるほどね…そういうことだったのか」と素直に納得していました。

きちんとフラグや謎を回収してくれたオリジナルロボットアニメです。非常に見やすく、「そういえば、あれはどうなったの?」っていう疑問もほぼなく、きれいにまとめられたストーリーでした。


・後編はどんな内容なの?オススメどころは?

剣之介が戦国時代に主として従っていた雪姫。見た目が雪姫にそっくりな宇宙人・ムエッタの登場により、彼の鬼に対しての復讐心が揺らぐ。

鬼によって殺された雪姫が実は生きていて、敵側にいる。そんな状況になってしまったため彼の刀が鈍り始めます。ようは自分の戦う理由がなくなりそうになる。そんな展開から始まる13話。

見ていてたときは「え!?12話まではわりとギャグ多めだったけど…」「ついにシリアスパートが始まるか!?」と身構えていました。ここから剣之介の過去何が起こったのか?鬼とはなんなのか?姫様と似た見た目をしている敵・ムエッタ。それにヒロインの由希奈。それぞれの関係性が繋がっていく物語です。

13話以降はギャグパートやバトルパート以上に物語の謎を解き明かしていくパートが面白いです。(ストーリーそのものが面白いです)先が読めない展開にワクワクします。


・続編をくれ!!!

全部で26話もあるのですが、3クール目も欲しい!もしくは劇場版かOVA版でもいいから!この最終回の後のエピソードが見たい!そんな気分にさせられました。

この最終話は個人的には好きなのですが、この続きがありそうな終わり方非常にうまいです。ここで終わってもいいし、もしかしたらこの後の話があるかもしれない。そんな終わり方をした作品。ある意味というか綺麗に終わったといえば終わったのですが、どうしても物事の白黒をつけたいかたにとってもは少しだけモヤっとするかもしれません。

ハッピーエンドというよりはトゥルーエンドを感じさせた終わり方でした。


・総評すると…?

ギャグとシリアスのバランスがちょうどいい、人にオススメしやすいロボットアニメです。

重すぎず、軽すぎず、非常にバランスが良い作品だったと思います。
唯一マイナスだと思ったのが、全話26話あることです。非常に軽めで見やすいロボットアニメなのですが、普段ロボットアニメを見ない人でも見やすい分、話数が26話2クールと長いため完走が難しいかもしれません。

ただ26話もあるため非常に丁寧に作られています。家族の関係性、主人公の過去、敵の素性、物語の確信と呼べる描写を分かりやすく説明してくれるため見ていて「ん?どういうこと?意味が分からない」という展開が一切ありませんでした。

話数は多いかもしれませんがその分かなり丁寧で見やすいロボットアニメです。

えすえいち
とても見やすいロボットアニメでした!これはロボットアニメを見ない人にもオススメしやすいです
みゃんこ先生
ロボットアニメなのにここまで見やすくされておるとは…驚きじゃな

アニメ『クロムクロ』PV 


公式 Twitter


クロムクロのまとめ

26話があっという間に終わってしまったオリジナルロボットアニメでした。最初は長そうと思っていましたが、見終わった後はもう少し続いて!あと6話くらいやってくれ!と思った作品でした。

全体的にロボットものだけどバトルパート以上に人間関係を大事にしている。そして謎が解明されていく物語です。

なぜ?敵が今になって侵略してきたのか?剣之介が過去にあった出来事は?なぜ由希奈の父親が失踪したのか?など謎を解いていく話がメインだった作品でした。

ロボットものだけど非常に気軽に楽しめたアニメでした。色んな意味でロボットアニメのセオリーを壊してくれた作品です。ロボットアニメがあまり好みでないかたも見やすいアニメです。個人的にとてもオススメのロボアニメをご紹介しました。

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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