※巨大地震が発生し大きな被害を受けた東京 |
※姉と弟は運悪くお台場に遊びに来ていた… |
※二人は自宅のある世田谷へと歩みを進める。 |
ジャンルとあらすじ
『東京マグニチュード8.0』とは?
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~INTRODUCTION~ |
夏休みに入ったばかりのお台場。 中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。 はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。 「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」 そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。 東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。 連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊―。 一瞬にしてすべてが変わった東京。 未来は悠貴の手をひき、 お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら 世田谷にある自宅へ向かう。 果たして3人は無事に家に帰ることができるのか―。 |
キャラクター紹介
小野沢 未来(おのざわ みらい) 声 – 花村怜美 | |
中学1年生(13歳)。共働きの両親と上手くいっておらず、反抗期の真っ最中。人見知りする性格で、携帯を片時も手放さない。 |
小野沢 悠貴(おのざわ ゆうき) 声 – 小林由美子 | |
小学3年生(8歳)で未来の弟。相手の気遣いが出来る、明るく聡明な子。未来の機嫌を直すべくお台場に連れ出すが、そこで地震に見舞われる。 |
日下部 真理(くさかべ まり) 声 – 甲斐田裕子 | |
32歳のバイク便ライダー。5歳の娘を持つシングルマザー。困っている人を放っておけない性格で、地震をきっかけに未来と悠貴と一緒に行動することに。 |
こういうところは注意か…も?
・地震にトラウマ(心的外傷)を持っている方にはオススメしません。 実際の地震で被害を負ってしまった方にはオススメできません。 当時の恐怖が蘇ってくる可能性があるためです。それほどリアリティがある作品です。逆に地震によって被害を被っていない人は、大地震というものがどれほど恐ろしいか、アニメを通して知ることができます。地震に対しての考え方大きく変わります。 |
どんなところがオススメ?
・地震に対しての危機感が変わる この作品を見ることによって大地震が起こったらどう対処すべきか?を事前に知っておくことができます。 良い所でもあり、悪い所でもあるのですが、日本人は地震に対してかなりの耐性をもっています。地震大国ですから生半可な地震だと、あ~いつもの感じね。で終わる。いわゆる慣れきっています。(日本で起っている地震(震度1以上の地震は1年間で1000~2000)は1日に平均3~6回です)これだけ頻繁に地震にあっているので慣れていますが、逆を言えば地震に慣れているからこそ見てもらいたい作品です。 人工が密集している都会で、都市直下型の大地震が起った際、どれだけの被害が起こるのか?実際こういうときは何をすべきなのか?あらかじめこの作品を通して知っておくことができます。アニメを通して学べる作品です。 (非常に危機感を煽るような言い方をしていますが、予め知っておくのと知らないでおくのとでは段違いです。見ておいてよかったと思える作品です) |
個人的な感想
・この先どうなるの?めちゃくちゃ先が気になる物語 1話見てもらえれば分かると思いますが「え?ここで終わり?」ってところで毎話終わります。 いやいやいや気になりすぎんでしょ!となる展開で終わらされるので、気がつくと全話を一気に見てしまう作品です。1話1話の話が他のアニメの半分のような短さに感じるアニメでした。気がつくと、「あれ?もう終わり?」となる作品です。つい集中して見てしまう作品です。 シリアス展開が好きな方や先が読めない展開が好きなかたにとっては特にオススメしたいアニメです。 ・これは全人類に見てもらいたい…特に日本人の方には見てもらいたい。 地震がいかに恐ろしいか。もし東京にマグニチュード8.0の直下型の大地震が来たらのお話。非常にリアリティーがある作品でした。 6話までは息のつく間もないほどず~っと緊張感が伝わってきた作品です。「え!?何が起こってるの?嘘でしょ…」と常に気を張って見てしまう作品です。実際にありそうだから、とういかあったらを前提に作られているため、非常にリアルです。終始ずっとドキドキしながら見ていました。(他人事ではないの)実際に大地震が関東に起きた場合、こういう状況になるだろうな…と想像しながら見ていました。 個人的にはこれは見ておいたほうがい良いと思ったアニメです。 ・これはダメだって…!!! 涙腺崩壊して目が非常に痛くなって次の日の目の調子が少しおかしくなった作品でした。 見終わった後の率直な感想としては、見て良かった!です。この作品を世に出したスタッフの方々に拍手を贈りたい。そう思えた作品でした。 もうね…後半はずっと感情が昂っていましたね。エンディングを迎えた後は頭や目が非常にスッキリして、この感情を誰かと共有したい!と思えた、感情を揺さぶられる系のお話でした。多くの言葉いらない、シンプルに素晴らしい作品でした。 |
東京マグニチュード8.0のまとめ
いつきてもおかしくない。都市直下型の大地震。関東大震災をテーマにした作品『東京マグニチュード8.0』をご紹介しました。
地震が起こらないことに越したことはないですが、来ると言われ続けている関東大震災。
もし起こったらこうなってしまうであろう、ある種の教材アニメの要素と、純粋に感情を揺さぶられるストーリーに心を引きつけられる、二つの要素を兼ね備えた作品でした。
思わず全人類に見て!と訴えかけたくなった作品です。
みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!