元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく物語【墓場鬼太郎】

どんなアニメ？ざっくり解説

・ゲゲゲの鬼太郎になる前の作品（一番最初の鬼太郎シリーズ）

・今までの鬼太郎のイメージとは全く異なる鬼太郎

・全体的に不気味でゾワっとする怪奇作品

鬼太郎シリーズのプロローグ的立ち位置の作品

登場人物は？キャラクター紹介

個人的なオススメどころ

ホラー系が好きなら楽しめる。（ゲゲゲの鬼太郎を知らなくても楽しめる）

こちらの作品はがっつりホラーです。今までの鬼太郎シリーズは正義の味方やアクション性が重視されてる万人受けの作品ですが、こちらの墓場鬼太郎は完全にホラー向けの作品です。内容もほぼほぼダークな内容で「えっ！？」「マジか…！？？」「あぁぁ…」と驚きが多い作品。ただ時折ゲゲゲの鬼太郎でもあるギャグやコメディ展開もたまに入れてくる作品でもあります。

ホラー8、ギャグ2くらいの割合で描かれるホラー好きにオススメの鬼太郎シリーズです。

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絵柄がとてもいい味を出している。

作風が昭和チックな絵柄と画面の前に和紙のようなフィルターをかけることにより独特な絵柄と雰囲気を出している【墓場鬼太郎】”絵”から「なんか不気味だな…」という感覚を引き出してくれます。今までの鬼太郎にはなかったとても挑戦的な演出で墓場鬼太郎の不気味さを出してくれている部分。

「これから嫌なことがおこるんだろうな…」と絵柄で訴えかけてくる怖さがにじみ出てる作品。

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鬼太郎を知っている人はさらに不気味でゾワっとする内容。

ゲゲゲの鬼太郎と比べると天と地ほど雰囲気がガラッと変わっています。なまじ今までの鬼太郎を知っている人からしてみればかなりゾワっとする内容です。ホラー系の作品ってモブに容赦がないですが（頻繁にモブが不幸になったり死んだりする）、この墓場鬼太郎もそういう方向の作品です。鬼太郎と関わるとなぜかみんな不幸になっていく。とても気味の悪い存在として描かれています。

今までの鬼太郎と比べるとかなりゾワっとする内容の作品です。

こういうところは注意か…も？

今までの鬼太郎のイメージをもって見るとかなり痛い目を見るかもしれません。

ゲゲゲの鬼太郎を知っていると余計この作品に衝撃を受けると思います。「え…？鬼太郎ってこんな奴なの？」ってくらい性格が違います。ゲゲゲの鬼太郎シリーズの鬼太郎が人間の味方に対してこちらの鬼太郎は人間を不幸にする人物です。今までの鬼太郎のイメージを持っている方はかなり驚く作品です。

個人的な感想

わりと容赦のないゾワっとするホラー特有の雰囲気を醸し出している鬼太郎シリーズ

良い意味で鬼太郎の固定概念を破壊してくれた作品でした。

鬼太郎と言えばゲゲゲの鬼太郎シリーズ。現在では第6シリーズ（墓場鬼太郎をいれれば7つ）まで放送されている長寿アニメ。困った人間が鬼太郎に依頼を頼んで事件を解決していくというのが物語の大本で鬼太郎のイメージは人間の味方として描かれています。ですが墓場鬼太郎はまるっきり性格も内容も違います。

こちらの作品の鬼太郎はまず、人間の味方をしません。悪い妖怪たちと戦ったりしません。自分のために生きます。ゲゲゲの鬼太郎とは真逆の性格をしている鬼太郎です。鬼太郎と関われば関わるほど人間が不幸になっていく。人々が恐怖に落ちて死んでいく割とダークな内容です。どちらかと言えばホラー系の不気味さを漂う作品です。

個人的な感想を言わせてもらえれば、ゲゲゲの鬼太郎が好きな方からしてみれば「えぇぇぇぇ…」となるかもしれません。逆にゲゲゲの鬼太郎はあまり見ていない人やホラー系の作品が好きな方であればかなり面白いと感じると思います。

がっつりホラー系の鬼太郎シリーズ【墓場鬼太郎】今までの鬼太郎とは一味も二味も違う。もはや別人の鬼太郎です。良い意味で今までの固定概念を壊してくれた鬼太郎シリーズでした。