元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく物語【墓場鬼太郎】

えすえいち
【墓場鬼太郎】とは…こんなアニメです!
※時は昭和30年代―。終戦から10年が経ち高度経済成長の日本
※そんな日本に幽霊族最後の生き残りとして墓の中から生まれてきた鬼太郎。
※ゲゲゲの鬼太郎の元祖と呼べる物語

記事の信頼性は?
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現在アニメを400本完走しアニメ記事を300本書いるアニメバカが執筆しております。

ジャンルとあらすじ

『墓場鬼太郎』とは?

墓場鬼太郎』(はかばきたろう)は、2008年1月11日から3月21日までフジテレビほかの深夜アニメ枠『ノイタミナ』他で全11話が放送された、東映アニメーション制作のテレビアニメ。

水木しげるの漫画『墓場鬼太郎』を原作とする、妖怪アニメ作品のテレビシリーズ。

■ジャンル…ホラー / 妖怪
■ 年代…2008年1月 – 3月
■ 時間…全11話

■ 原作…水木しげる
■ 制作 / 監督…東映アニメーション / 地岡公俊
■ 公式…墓場鬼太郎

引用元「墓場鬼太郎」 – Wikipedia

【INTRODUCTION】


時は昭和30年代―。

終戦から10年が経ち高度経済成長が急加速で進む中、

富む者は富んだが、

社会の底辺では泥まみれになりながらも

日々を生き抜いている人々が溢れていた。

そんな社会に幽霊族最後の生き残りとして

墓の中から生まれてきた鬼太郎。

地獄とは?この世とは?

生きる幸福を考察し尽くした水木しげるの哲学に立ち戻り、

元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく。


えすえいち
先生!『墓場鬼太郎』とはどんなアニメなんですか?
みゃんこ先生
ゲゲゲの鬼太郎と比べるとかなりホラー寄りの物語じゃ

どんなアニメ?ざっくり解説

・ゲゲゲの鬼太郎になる前の作品(一番最初の鬼太郎シリーズ)

・今までの鬼太郎のイメージとは全く異なる鬼太郎

・全体的に不気味でゾワっとする怪奇作品

鬼太郎シリーズのプロローグ的立ち位置の作品

登場人物は?キャラクター紹介

墓場鬼太郎 声 – 野沢雅子

幽霊族最後の生き残り。関わる人間をことごとく不幸に陥れていくが……。

引用元「墓場鬼太郎」公式サイト

目玉親父 声 – 田の中勇

鬼太郎の父親。不治の病にかかるが、鬼太郎を守るため目玉だけになって蘇った。

引用元「墓場鬼太郎」公式サイト

ねずみ男 声 – 大塚周夫

怪奇大学不潔学科卒の自称天才。しかし悪知恵に関しては鬼太郎も引けをとらないが……。

引用元「墓場鬼太郎」公式サイト

個人的なオススメどころ

ホラー系が好きなら楽しめる。(ゲゲゲの鬼太郎を知らなくても楽しめる)

こちらの作品はがっつりホラーです。今までの鬼太郎シリーズは正義の味方やアクション性が重視されてる万人受けの作品ですが、こちらの墓場鬼太郎は完全にホラー向けの作品です。内容もほぼほぼダークな内容で「えっ!?」「マジか…!??」「あぁぁ…」と驚きが多い作品。ただ時折ゲゲゲの鬼太郎でもあるギャグやコメディ展開もたまに入れてくる作品でもあります。

ホラー8、ギャグ2くらいの割合で描かれるホラー好きにオススメの鬼太郎シリーズです。


絵柄がとてもいい味を出している。

作風が昭和チックな絵柄と画面の前に和紙のようなフィルターをかけることにより独特な絵柄と雰囲気を出している【墓場鬼太郎】”絵”から「なんか不気味だな…」という感覚を引き出してくれます。今までの鬼太郎にはなかったとても挑戦的な演出で墓場鬼太郎の不気味さを出してくれている部分。

「これから嫌なことがおこるんだろうな…」と絵柄で訴えかけてくる怖さがにじみ出てる作品。


鬼太郎を知っている人はさらに不気味でゾワっとする内容。

ゲゲゲの鬼太郎と比べると天と地ほど雰囲気がガラッと変わっています。なまじ今までの鬼太郎を知っている人からしてみればかなりゾワっとする内容です。ホラー系の作品ってモブに容赦がないですが(頻繁にモブが不幸になったり死んだりする)、この墓場鬼太郎もそういう方向の作品です。鬼太郎と関わるとなぜかみんな不幸になっていく。とても気味の悪い存在として描かれています。

今までの鬼太郎と比べるとかなりゾワっとする内容の作品です。

えすえいち
ゲゲゲの鬼太郎を見てきた自分としてはかなりゾワっする内容の作品でしたね(怖)

こういうところは注意か…も?

今までの鬼太郎のイメージをもって見るとかなり痛い目を見るかもしれません。

ゲゲゲの鬼太郎を知っていると余計この作品に衝撃を受けると思います。「え…?鬼太郎ってこんな奴なの?」ってくらい性格が違います。ゲゲゲの鬼太郎シリーズの鬼太郎が人間の味方に対してこちらの鬼太郎は人間を不幸にする人物です。今までの鬼太郎のイメージを持っている方はかなり驚く作品です。

個人的な感想

わりと容赦のないゾワっとするホラー特有の雰囲気を醸し出している鬼太郎シリーズ

良い意味で鬼太郎の固定概念を破壊してくれた作品でした。

鬼太郎と言えばゲゲゲの鬼太郎シリーズ。現在では第6シリーズ(墓場鬼太郎をいれれば7つ)まで放送されている長寿アニメ。困った人間が鬼太郎に依頼を頼んで事件を解決していくというのが物語の大本で鬼太郎のイメージは人間の味方として描かれています。ですが墓場鬼太郎はまるっきり性格も内容も違います。

こちらの作品の鬼太郎はまず、人間の味方をしません。悪い妖怪たちと戦ったりしません。自分のために生きます。ゲゲゲの鬼太郎とは真逆の性格をしている鬼太郎です。鬼太郎と関われば関わるほど人間が不幸になっていく。人々が恐怖に落ちて死んでいく割とダークな内容です。どちらかと言えばホラー系の不気味さを漂う作品です。

個人的な感想を言わせてもらえれば、ゲゲゲの鬼太郎が好きな方からしてみれば「えぇぇぇぇ…」となるかもしれません。逆にゲゲゲの鬼太郎はあまり見ていない人やホラー系の作品が好きな方であればかなり面白いと感じると思います。

がっつりホラー系の鬼太郎シリーズ【墓場鬼太郎】今までの鬼太郎とは一味も二味も違う。もはや別人の鬼太郎です。良い意味で今までの固定概念を壊してくれた鬼太郎シリーズでした。

みゃんこ先生
最初の鬼太郎はこんな怪奇物じゃったんじゃなぁ

【墓場鬼太郎】公式より第1話

墓場鬼太郎のまとめ

今までの鬼太郎のイメージを壊した不気味でゾワっとする【墓場鬼太郎】をご紹介しました。

優しい正義感溢れるゲゲゲの鬼太郎とは真逆の性格の墓場鬼太郎。

人間には興味がなく関わると不幸にさせていく鬼太郎シリーズの最初の作品。

作風全体がホラーの雰囲気を醸し出すとても不気味でゾワっとした鬼太郎シリーズでした。

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

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