※人の悩みに”怪”が入り込み身体に奇妙な症状が起こる |
※”怪病”と呼ばれるこの病気は現代の医学では治せない。 |
※そんな病を荒療治で治療していく医療ファンタジー |
ジャンルとあらすじ
『怪病医ラムネ』とは?
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【STORY】 |
人に心がある限り、悩みを抱える者がいる。 そこに“怪”が入り込み、身体に奇妙な症状を引き起こす。 “怪病”と呼ばれるその病は、人知れず、 だが確かに存在している 現代医学では治す手立ての見込めないその病に 弟子と共に立ち向かう医者がいた。 その名はラムネ。 風貌は決して医者には見えず、どんな時も自由にふるまい、 さらに口まで悪い。 けれど ひとたび怪病に向き合えば 患者たちが心の底に隠していた悩みの原因を、瞬時に暴いて治療する。 そしてその先には―― 。 |
登場人物は?キャラクター紹介
ラムネ 声 – 内田雄馬 | |
心の弱っている人に”怪”が忍び込むことで起こる”怪病”の専門医。口が悪く、場の空気はほとんど読まない上に、大半の人間には不躾な態度を見せる。怪病医としての腕はよく、病気の根源を素早く見抜く。患者のことを第一に考えているからこそ、あえて荒っぽい治療をすることも。 |
クロ 声 – 永塚拓馬 | |
ラムネの弟子であり、助手を務める中学生。合理的な思考の持ち主で、判断力が高く、運動神経がよい。ポーカーフェイスで感情の起伏が分かりにくいが、ラムネの言動にラムネの怪異病として腕は信頼している。 |
個人的に思ったポイント
人の悩みや不安、ストレスを怪異と結び付けた医療系アニメ
一話からけっこう衝撃的な始まり方をした医療系ファンタジーでした。
この物語は人が生きていくうえで必ず抱える不安や悩み、ストレスや恐怖といった負の感情を取り扱っています。そしてそれら負の感情が怪と結びついて普通ではありえない症状が体に現れる物語です。
例えば、目から調味料(マヨネーズや醤油)が流れてくる、陰茎(男性の股間)がちくわになる、指の爪がトウガラシになる、耳が餃子になるなど。
普段の生活でなにかしら心に重い負荷がかかり、そこに”怪”が入り込むことで普通ではありえない症状が体に現れる。そういった病を治療していく医療とファンタジーが融合した作品。
毎回「えっ!?」っと思わされる病気、なぜ?そんな病気が発症してしまったのか?その病気をどのように治療していくのか?今後何をすれば再び発症しないのか?などが見所のアニメとなっています。
話を見ていると、「あぁ…だからか…」「なるほど、そういう理由なのね」と話が解決したあとにしっかり納得させられる物語でした。
人が”怪病”になる瞬間(ストレスを感じる場面)を毎回描写してくるので、多少不快な気持ちにさせられる作品でもありますが、最後はきちんと問題を解決するのでスカッとするアニメでもあります。
どんなところがオススメ?
主人公・ラムネの治療方法がグッド
彼が行う荒療治の治療法がスカッとします。この作品は結構ヘイトを溜める(イラッとさせる)人物が数多く登場するのでそれらの人物に対してどのように治療していくのか見どころです。
内容は暗めだけど絵柄が明るい。バランスがとれた作品。
病気を扱う作品のため、どうしても人が不安にかられる原因を描写します。そのため少し気持ちがダウンするのですが作品の絵柄のおかげで大分緩和されて見ることができます。ちょっと内容が重めでも絵柄のおかげでそこまで重くなく見ることができる作品です。
こういうところは注意か…も?
現在不安やストレスが溜まってるかたにはあまりオススメしない。
この作品はけっこう不安や悩み、ストレスを怪病として描いた作品です。そのため登場人物が精神的負荷を浴びる描写が多々あります。現在気分があまりよくない方にはオススメしずらい作品(といっても絵柄がかわいいので見やすいですが)
イラッとさせる人物が数多く登場する
人がストレスを感じること、その感情に”怪”が混ざることで発症する”怪病”。つまりそのストレスを感じる原因(人間)がいます。終始イラッとする人物が多く登場するので注意が必要かもしれません。
【怪病医ラムネ】PV
アニメ公式 Twitter
怪病医ラムネのまとめ
心に棲みつく怪異を暴く!怪医療ファンタジー【怪病医ラムネ】の感想と紹介でした。
人間が生きていくうえで一生付き合っていかなくてはならない不安、悩み、焦り、ストレスといった感情。人と関わることで起こるこれらの摩擦。この負の感情と”怪”と呼ばれるこの世ならざるものが結びついたことで発症する”怪病”。治療方法とファンタジー要素と上手く合わせた作品だと思いました。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!