※陸地のほとんどが水没した未来の地球。 |
※遥か彼方の星系で戦争に明け暮れていた主人公が乗機のロボットと共に地球を訪れ |
※文化の違いに触れたり人間らしさを取り戻しやがて世界の真実を知る物語 |
ジャンルとあらすじ
『翠星のガルガンティア』とは?
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【STORY】 |
遠い未来、遥か銀河の果て。 人類は、異形の怪生命体ヒディアーズと種の存続を賭けた戦いを続けていた。 激しい戦いの最中、少年兵レドは乗機である 人型機動兵器チェインバーとともに時空のひずみへと呑み込まれる。 人工冬眠から目覚めたレドは、忘れられた辺境の惑星・地球へと漂着したことを知る。 表面のほぼすべてを海に覆われた地球で、人々は巨大な船団を組み、 旧文明の遺物を海底からサルベージすることで、つつましくも生き生きと暮らしていた。 ここはそんな船団の一つ、ガルガンティア。 言葉も通じない、文化も習慣も異なる未知の環境に戸惑うレド。 やむをえず、少女・エイミーらガルガンティアの人々との共生を模索し始めるのだが、 それは戦うこと以外の生き方を知らないレドにとって驚きに満ちた日々の始まりだった。 |
登場人物は?キャラクター紹介
レド 声 – 石川界人 | |
人類銀河同盟軍の少尉。ヒディアーズとの戦いでの撤退時に転移事故に巻き込まれて地球に飛ばされ、海底に沈んだ乗機・チェインバーの中で冷凍睡眠していたが、約半年後、そのチェインバーを発見したベローズにチェインバーごと引き上げられた。そして、自分やチェインバーが起こす損害の賠償や自らの食い扶持を稼ぐために船団で働くことになる。16歳。 |
チェインバー AI音声 – 杉田智和 | |
レドが搭乗するマシンキャリバー。パイロットと対話することでより優秀な兵士へと育成していくことを任務とする「パイロット支援啓発インターフェイスシステム」を搭載し、自律して行動できる。レドにとってかけがえのない存在。 |
エイミー 声 – 金元寿子 | |
ガルガンティアでメッセンジャーをしている少女。好奇心旺盛で行動的、いつも元気な笑顔を絶やさない。人工冬眠から目覚めたレドと思わぬ出会いをはたしたのち、積極的に興味を持ち、ガルガンティアの案内役を買って出る。弟ベベルを大切に思っている。15才 |
個人的な感想
ロボットものに興味がない方にもオススメしやすいロボットアニメ
一言でいうと…とてもバランスがいい。物語の安定感がずば抜けて高い作品。
ロボットものなんですが、ストーリーは戦闘オンリーではなく、シリアスも多すぎない、キャラクターたちもかわいいデザインのため、本来ロボットアニメの堅いイメージを全部そぎ落としたかのような見やすさに特化した作品です。
最初に見る際はロボットものだと思って見ていたのですが、1話の終わりあたりから、「どうやらこれはロボットもの特有のバトル多めで重い展開があまりない感じか?」と思うようになりました。
実際はバトルも重いシナリオもあるのですが、作品全体から漂わせる雰囲気、キャラクターたちの心情、世界観などがきれいに組み合わさり、非常に見やすいロボットアニメになっております。
全話見終わった感想としてはあまりロボット系のアニメを見ない方にも見やすくオススメしやすい感じがしました。ただ逆を言うとロボットものでがっつりしたシリアスな展開や重めのシナリオを求めてる方には少し物足りないかもしれません。
ロボットアニメで見やすい作品ないかな?という方には非常にオススメしたい【翠星のガルガンティア】でした。
どんなところがオススメ?
・人型戦闘機「チェインバー」がかわいい!
主人公レドが乗る人型戦闘兵器「チェインバー」。回を重ねるごとにこの機体がとても可愛く見えてきます。
人工知能が備わっていて、なおかつパイロットと対話することでより優秀な兵士へと育成していくことを任務としているため、AIなのにどこか愛嬌があります。この作品のヒロインはチェインバーといっても過言ではない…。と思ってしまうかわいさがある作品です。
・見渡す限り一面が海。海で覆われた地球の景色がとにかく綺麗。
とある理由で表面のほぼすべてを海に覆われた地球。
そこで暮らす人々は巨大な船団を組み、昔の文明を海底からサルベージすることでつつましく生きているといった世界観です。
つまり周り一面が海です。そしてその景色がとても綺麗で気合が入っています。さらにその海の生活する船団。船とは思えない入り組んだ居住ペース。見てるだけワクワクしてきます。綺麗な海や入り組んだ建物など背景がとても綺麗なアニメです。
・戦闘パート、日常パート、探索パートのバランスが良い
物語の全体のバランスがとてもしっかりしています。シナリオの安定感が抜群だと思います。
1話見た段階で「あっこれは安心できる」と謎の安心感を得られたアニメでした。「これはきっと面白い作品だな!」と作品全体から丁寧さがとても伝わってくるアニメでした。非常にしっかり作られたアニメです。全体のバランスがとても良いためかなり見やすい作品だと思います(オススメ!)
【翠星のガルガンティア】PV
アニメ公式 Twitter
翠星のガルガンティアのまとめ
遠い未来、人類の存亡を賭けて戦い続けた少年と兵器がまさかの時空のゆがみへ呑み込まれ辺境の惑星・地球にワープしてしまい、原住民と共生していく【翠星のガルガンティア】の感想と紹介でした。
命がけで戦い続けてきた少年が突然、戦う以外のことをして仕事をしていく。いわば学生だった少年が突然社会にでて仕事をするみたいな感覚になる物語です。まったく違うところからきて、言葉も通じなければ、文化も習慣も考え方も全て違う。そんな環境下で共に共生していく。ロボットものでもあり冒険活劇ものでもある、とてもワクワクさせられた作品でした。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!