※西暦1940年ゲルマニア帝国は強大な軍事力で欧州を飲み込んでいった。 |
※そしてその矛先はアルプスの小国エイルシュタット公国にも向けられようとしていた… |
※これは少女たちが世界に挑む物語である |
ジャンルとあらすじ
『終末のイゼッタ』とは?
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【STORY】 |
終末のイゼッタについて解説
・世界観
第二次世界大戦時のヨーロッパに酷似した世界が舞台。世界観はおおよそ現実世界の歴史に沿ったものだが魔女や魔法といったファンタジー要素も加わる。
・魔女イゼッタとは?
魔女一族の末裔の少女。手に触れた物体に魔力を与える能力を持ち、自分の血液中にも魔力が通っている。その力を隠すため、当初は祖母と一緒に旅路を歩んでいたが、ゲルマニア帝国に捕縛され、最高軍事機密としてカプセルに入れられて輸送されていた。
・ゲルマニア帝国とは?
本作の敵となる中欧の軍事大国。位置や国情などは現実世界のナチス・ドイツに相当する。強大な軍事力を保有し、欧州の覇権を握らんと周辺諸国への侵略を開始した。
どんなところがオススメ?
・戦闘描写や空中戦が好きならオススメ
魔女イゼッタが銃にまたがり、戦闘機とのドッグファイト(空中戦闘)をする様はかなりカッコイイです。
空中戦が好きな方やアクション作画が好きな方、少し常識から外れた描写が見たい方にとてもオススメ。「うぉ!?カッコイイ(笑)」と思わずにやけてしまう描写が盛り込まれている作品です。
・現実の世界に酷似した世界(第二次世界大戦中)で、もし魔法があったら?
科学が発達した世界で(しかも戦時中)、魔法が使える少女が戦争に介入したらどうなるか?ここが見所です。
この終末のイゼッタという作品は私たちの現実の世界に酷似した世界が舞台です。つまり魔法という概念が存在しない世界で科学の力で大きくなった世界です。そのため戦闘機や空母、戦車、ミサイルなど科学で開発されたもので戦争をしています。ただそんな世界にも実は魔法というものが存在していました。それがイゼッタという魔女の存在。
現代で唯一魔法を使える彼女が戦争に介入したらどんな感じになるのか?箒ではなく銃にまたがり、ミサイルを操り、戦闘機以上のスピードで戦場を縦横無尽に舞う。そんな魔法で戦場をひっくり返す様を楽しめます。
・圧倒的な軍事大国に追い詰められた危機的状況を魔女と姫が救う。
絶対絶命の国を魔女と姫が救う物語です。圧倒的な軍事力をもった大国ゲルマニア帝国。そこが主人公たちの国(エイルシュタット公国)に攻めてきます。
例えるなら第二次世界大戦中のドイツが進行してきたイメージです。まさに圧倒的な軍事力で周辺諸国を次々呑み込んでいく。そんな危機的局面で自分たちの国も進行される瀬戸際で抗う物語です。
魔女イゼッタの力と公女フィーネの信念で大国ゲルマニアに立ち向かうオリジナルアニメ。逆境ものが好き、戦争ものが好き、女性の友情が好き、ファンタジーが好き、ミリタリーが好き、こういった方々にオススメできる作品です。
こういうところは注意か…も?
・真逆のジャンルを合わせているので苦手な人は苦手かも?
現実のもの(戦闘機、戦車、空母)などの現実に存在する兵器と、魔法で戦うファンタジーものをかけ合わせているので、苦手な方は苦手(驚く)かもしれません。(まぁわたしも最初は戦闘機や戦車が魔法でやられていく様は若干違和感を覚えましたが、2~3話で慣れたので、これはこれでありかなと思え楽しめました)
個人的な感想
リアル(科学)ものとファンタジー(魔法)ものを掛け合わせたオリジナルアニメ
最初見たときからインパクトが凄い作品でした。
現代の戦争に魔法が介入してくるので!これは正直かなり驚きました。しかも魔女は箒ではなく銃にまたがる。なるほどそうきたか!?と驚きと不安が同時にやってきた作品でした。これが1話見たときの率直な感想でした。
なかなかに攻めてるな思いつつも、先が非常に気になったストーリーでした。
大国・ゲルマニア帝国の軍事力を魔女イゼッタがどう退いていくのか?そしてイゼッタに対して帝国がどのような策に出るのか?そもそも魔女の力の源は弱点は?どうして魔法という概念が存在するのか?戦争をしながらこれらの謎を少しずつ解明していき、最終的にどのように物語が着地させるのか?とても先が気になる展開です。
個人的に最終話のくだりはとても納得のいく終わり方をしてくれたので人にオススメしやすい作品だと思いました。
【終末のイゼッタ】PV
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終末のイゼッタなナナのまとめ
魔女イゼッタの力で大国ゲルマニア帝国と渡り合う第二次世界大戦を舞台にした物語【終末のイゼッタ】の感想と紹介でした。
現代の科学(戦闘機、戦車)に魔女の魔法でどう渡り合えるか?アクションに力が入っている作品であると同時に、姫フィーネと魔女イゼッタの関係に尊さを感じる作品でした。オリジナルアニメと聞いてどう物語を着地させるか気になったのですが、きれいに風呂敷を畳み物語をまとめた、非常に気持ちの良い作品でした。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!