無自覚最強ファンタジー【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】

えすえいち
【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】とは…こんなアニメです!
※村で最弱の少年が王都で軍人になるため上京する物語。
※ただ、主人公が住む村はかつて世界を救った英雄の末裔たちが住む村
※「村で一番弱い」主人公も一般的には常識外れに強いことに…

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを450本完走し、アニメ記事を350本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』とは?

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』は、サトウとシオによる日本のライトノベル。イラストは和狸ナオが担当。略称は『ラスダン』。GA文庫(SBクリエイティブ)より2017年2月から刊行されている。

魔王を倒した勇者たちの子孫が暮らす村から軍人を志望して都会に出てきた主人公と、彼をとりまく人々が巻き起こす騒動を題材とする物語である。第8回GA文庫大賞優秀賞受賞作。2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は250万部を記録している。

■ジャンル…ハイ・ファンタジー
■ 年代…2021年1月 – 3月
■ 話数…全12話

■ 原作…サトウとシオ
■ 制作 / 監督…ライデンフィルム / migmi
■ 公式…たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」 – Wikipedia

【STORY】


都会から遠く遠く離れた村で暮らす少年・ロイド。
軍人になる夢を抱く彼は何を隠そう「村で一番弱い男」。
そんな彼が軍人を目指すことに周囲の村人は大反対。
けれどもロイドの決意は固く、王都へと旅立っていきました。
しかし、彼を含む村の人々はある重大な事実を知らなかったのです
自分たちがかつて世界を救った英雄の末裔で、
全員が人間離れした力を持っていること。
そして「村で一番弱い」ロイドも一般的には常識外れに強いことを……。
身体能力バツグン!
古代魔法も完璧!
挙句の果てには家事もおまかせ!
己の強さを勘違いした村人による無自覚最強ファンタジー
ここに開幕です!

みゃんこ先生
ふむふむ。無自覚に強い田舎の少年が都会で大変な事をしでかす物語じゃな

登場人物は?キャラクター紹介

登場人物たち

ロイド 声 – 花守ゆみり

軍人になる夢を追って王都にやってきた少年。本当は規格外に強いのに故郷の村では一番弱かったせいで自分の強さを勘違いしている。さらに素直でお人よし、世間知らずなことがたたって、行く先々でトラブルを起こす。特技は炊事・洗濯・掃除。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

マリー 声 – 茅野愛衣

王都で暮らす情報屋。ロイドの村の村長アルカの弟子で、彼女に命じられてロイドを居候させることに。ロイドやアルカの常識はずれな行動に度々頭を悩ませる。ある目的のために魔女を名乗っているがその正体は……。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

アルカ 声 – 日岡なつみ

人外魔境といわれる村・コンロンの村長。外見は少女だが実際は百歳をはるかに超えており、本当の年齢は誰も知らない。わりとどうでもいい理由で国を滅ぼそうとする問題人物で、ロイドを実の息子のように溺愛している。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

セレン 声 – 朝日奈丸佳

地方貴族の少女。子供のころ呪いのベルトを顔に装着したことで「呪われたベルト姫」と呼ばれるようになる。あらゆる手を尽くしても外れなかったベルトをロイドに外してもらったことで、彼を運命の人と思い込むように。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

リホ 声 – 津田美波

隻腕の女傭兵。金にがめつく気に食わない雇い主には平気で暴力を振るう、性格に難のある人物だが実力は確か。人を見抜く目が優れており一目でロイドの実力に気づき、彼の力を金儲けに利用しようとたくらむ。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

アラン 声 – 山下誠一郎

士官学校に入学した少年。武勲で名を馳せるリドカイン家の長男で、多くの武術大会で優勝してきた腕自慢。軍での出世を第一に考えており、自分と同じ地方貴族ながら様々な悪評をまき散らすセレンとは犬猿の仲。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」公式サイト

※略称【ラスダン】について用語解説

コンロン村

大陸最果ての地にある村。伝説の英雄の子孫たちが住む。(主人公ロイドの住む村)村外の人からは人外魔境と呼ばれており、架空のおとぎ話の村と認識されている場合もある。


コンロン村の住人

身体能力が高く、骨折は1時間で治し、王都までは走って2日(汽車で6日かかる距離)で着くのが普通。各形態の魔法の扱いにも長けており、魔法の一形態である古代ルーン文字も日常的に扱える。情報が伝達しにくい辺境の地であるため、村外の状況に疎い。


アザミ王国

大陸南端にある王国(物語の舞台となる国)王都は、政権中枢のある中央区、商店街のノースサイド、住宅地のウエストサイド、貿易港のサウスサイド、下町のイーストサイドの5区に分かれる。

引用元「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」 – Wikipedia

みゃんこ先生
ここの村人たちはみな化物クラスなのは理解したわい(汗)

どんなところがオススメ?

地元じゃ最弱、都会では最強。

主人公のロイドは地元の村じゃ周りが強すぎて自分が一番弱かったのに、王都に出てみると自分が最強になっている。ある種のギャップに笑わされる物語です。

それもそのはず、主人公のロイドたちが暮らしているコンロン村は、RPGゲームでいうところのラストダンジョンの一歩手前の村。そんな所で暮らしている人たちですから当然村人のレベルが高く強すぎる人たちしかいません。彼らが動物だと思って狩猟している行為そのものが、普通の街でいうところのクエストです(凶悪モンスターを討伐して報酬が出るレベルの仕事)

そんなコンロン村の中では最弱のロイド。しかし都会に出れば…あとは…。。。


滅茶苦茶強いけど無自覚な主人公に笑わされる

ロイドは村で最弱だったため、とにかく自分は弱いと思っています。(本当は強すぎるのですが)そのため王都の人たちと話がかみ合わないため笑えます。

つまり自分たちが住んでいる村の常識があたり前だと思っているため(本当は世界で最も強い人たちが住んでいる村なのですが…)王都にでても周りの人たちはみんな強い人たちだと思い込んでいます。そして案の定、普通の人間の常識がない(レベルが違いすぎる)ため色々と話が嚙み合いません(勘違いが多い)

そんな無自覚に強いロイドが自分は強いと思っていないために起こる出来事に右往左往しながら個性的な人々と出会う笑える日常系コメディファンタジーです。


ユーモアが強くつい笑ってしまう仲間たち

この作品※略称【ラスダン】は非常にキャラの個性が強く笑わせてくれます。

かなり感情表現(喜怒哀楽)が豊かでついクスッとさせられるキャラばかりです。ちょっとだけキャラの紹介です↓

・見た目は黒髪ツインテールの少女だが年齢不詳でロイドの故郷の村の村長・アルカ。なにかとロイドを気にかける。弟子のマリーから”ロリババア”と言われる

・クールでミステリアスな立ち振る舞いをしたい(願望)村長アルカの弟子・マリー。根は面倒見がよく真面目だが師匠のアルカのことになると毎度被害を被る。

・偶然、魔物に襲われている所をロイドに助けてもらったことでロイドにぞっこんになった地方貴族の少女・セレン。ロイドに関することだと常軌を逸脱した言動や行動にでる。

・周りの個性が強すぎて作中でもっともまともな常識人かもしれない女性の傭兵・リホ。お金には目がないが、それ以外かなりまともな人物。

と、こんな具合に個性が強いキャラたちが数多く登場します。ロイドと絡むことによって我々視聴者を笑わせてくれるコメディ要素が強いファンタジーアニメです。


こういうところは注意か…も?

コメディ要素が強いファンタジー作品なためシリアスな物語を求めてる方には合わないかも…?

全話コメディです。シリアスな展開はほぼありません。そのため笑えるファンタジー作品を求めてる方には合いますが、真面目な物語を求めてる方には合わない作品

えすえいち
ロイド自信ものすごく強いのに無自覚だとは…これは町の人たちと話がかみ合わなさそうですね(笑)

個人的な感想

最初にタイトルを見たときと見終わったあとで「あぁそっちか!?」となった物語

こちらの作品【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】(略称ラスダン)のタイトル見て最初に思ったのが「滅茶苦茶レベルが高い主人公がレベルが低い街に行って俺ツエェェェ!」する物語だと思っていました。

ただ蓋を開けてみたら、まったく違う物語。確かに主人公は圧倒的に強いのですがバトルがメインのお話ではなく、ギャグがメインのお話です。

主人公のロイドはかなり強いのですが村では最弱だったので王都に来ても自分が強いとは思っていません。(むしろ弱いと思い込んでいます)他の人達は自分よりも強いと思っている。つまりまったくの無自覚で強さを発揮します。

そんな自分なりの常識を持っているものだから多くの勘違いが生まれます。(例えば…ロイド本人はバイトの募集で入店するも、あまりに強大なオーラを無自覚で出すので、店長さんはビビってロイドが言う言葉を間違った解釈で受け取ってしまい、バイトの話だと思わないなど…)

こんな展開が頻繁に起こるためツッコミ役が不在で視聴者が思わずツッコミを入れたくなる物語でした。ある意味ボケが多いギャグ的要素がふんだんに盛り込まれた作品です。ファンタジー系やギャグ/コメディ系が好みの方にはオススメのアニメです。

みゃんこ先生
タイトルからストーリーを想像してみたもののまさかそうくるとはのう…(笑)

【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】PV

アニメ公式 Twitter

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語のまとめ

己の強さを勘違いした村人の無自覚最強ファンタジー(ギャグ)【たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語】(ラスダン)の感想と紹介でした。

よく弱いキャラが自分の強さをきちんと認識してないでモンスターに挑み負ける描写がありますが、強いキャラが自分の強さに無自覚で逆に危険ということが分かった本作でした。シリアスはほとんどなく、ゆるく笑える無自覚ファンタジーの【ラスダン】。興味がある方は覗いてみてはいかがでしょう?

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

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