「全てを欺き、生き残れ。」スパイとして世界各地で暗躍する物語【ジョーカー・ゲーム】

えすえいち
【ジョーカー・ゲーム】とは…こんなアニメです!
※帝国陸軍の結城中佐によって設立された、スパイ養成部門“D機関”
※ここの生徒たちはスパイに必要なありとあらゆる技術を身につけ、世界各地へと旅立っていった
※これは世界を舞台に彼らが暗躍する様を描いた作品。

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを450本完走し、アニメ記事を350本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『ジョーカー・ゲーム』とは?

ジョーカー・ゲーム』 (JOKER GAME) は、柳広司による日本の短編ミステリー・スパイ小説。または、下記する続編を含めたシリーズの総称である。『D機関シリーズ』とも呼ばれている。

2008年度の「このミステリーがすごい!」で第2位に、週刊文春ミステリーベスト10で第3位にランクインした。2009年、第30回吉川英治文学新人賞および第62回日本推理作家協会賞を受賞した。2021年2月時点でシリーズ累計発行部数は130万部を突破している

■ジャンル…ミステリー/スパイ
■ 年代…2016年4月 -6月
■ 話数…全12話
■ 原作…柳広司
■ 制作 / 監督…Production I.G / 野村和也
■ 公式…ジョーカー・ゲーム

引用元「ジョーカー・ゲーム」 – Wikipedia

【STORY】


世界大戦の火種がくすぶる昭和12年秋、帝国陸軍の結城中佐によって、
スパイ養成部門“D機関”が秘密裏に設立される。
生え抜きの軍人を尊ぶ陸軍の風潮に反し、機関員として選ばれたのは、
東京や京都といった一般の大学を卒業し、
超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだ。
彼らは魔術師のごとき知略を持つ結城中佐のもと、爆薬や無電の扱い方、
自動車や飛行機の操縦法はもちろん、
スリや金庫破りの技に至るまで、
スパイ活動に必要なありとあらゆる技術を身につけ、任地へと旅立っていく。
「死ぬな、殺すな」――
目立たぬことを旨とするスパイにとって自決と殺人は
最悪の選択肢であるとするD機関は、
陸軍中枢部から猛反発を受けつつも、
味方を欺き、敵の裏をかき、世界中を暗躍する。
東京、上海、ロンドン……
世界各地で繰り広げられるインテリジェンス・ミステリー。

みゃんこ先生
ふむふむ。一流のスパイとして育成されたD機関のメンバーが世界で暗躍するミステリー作品じゃな。

登場人物は?キャラクター紹介

結城(ゆうき)声 – 堀内賢雄

帝国陸軍のスパイマスターであり、スパイ養成部門“D機関”の設立者。

“魔王”の異名を取る、底知れぬ頭脳の持ち主。かつては自身も優秀なスパイとして活躍。

トレードマークともいえる白手袋と杖は、敵国に潜入中、仲間の裏切りによって捕えられ、拷問を受けた結果とも噂されるが、詳細は不明。

敵味方、様々な人間がその正体を探ろうとするが、その試みはいずれも挫折している。

引用元「ジョーカー・ゲーム」公式サイト


【ジョーカー・ゲーム】について解説

D機関とは?

結城中佐の提案で設立された、スパイ養成学校。訓練生たちは互いの素性を知らないまま様々な訓練を受け、やがて優秀なスパイへと成長していく。

みゃんこ先生
D機関のメンバーはスパイとして、ありとあらゆる知識と技術を学ばされておるんじゃな

どんなところがオススメ?

非常に濃い内容の短編ミステリー&スパイ作品

【ジョーカー・ゲーム】は第二次世界大戦(勃発1939年)が始まろうとしている昭和12年(西暦1937年)が舞台の作品。

帝国軍陸軍中佐によって作られたスパイ養成部門”D機関”。ここで育った一流のスパイたちによる世界各地での活動を描いたミステリー作品です。

つまり1話完結(たまに2話完結)でスパイ活動とミステリー要素が描かれる物語。かなり硬派で頭を使う非常に濃い内容の作品。

必ず物語の最後に納得がいく締めの部分が描かれるので見てて「あぁ…なるほど」と腑に落ちる物語です。

頭を使う作品や、ミステリー要素が含まれた作品、スパイ系の作品など、これらの要素が好きな方にはかなりオススメの作品。


声優陣が豪華すぎる。

声優さん好きにはたまらない。非常に豪華な男性声優さんを数多く出演させています。

こちらがメインキャラを演じている声優さん達。堀内賢雄、関智一、下野紘、木村良平、細谷佳正、森川智之、梶裕貴、福山潤、中井和哉、櫻井孝宏、津田健次郎

これだけではなく各エピソードのゲストキャラクターたちも早々たる顔ぶれです。「え?1話だけでこんな有名な声優さん使う?」って驚きます。

非常に豪華すぎる声優さん達を起用した作品。声だけでも楽しめる作品となっています。声優さんが好きな方にはかなりオススメです。


こういうところは注意か…も?

女性がほぼいない。非常に硬派な作品。

舞台は昭和12年~16年の戦争の真っただ中での出来事です。そのため作中で活躍するキャラクターはほぼ男性のみ。つまり女性キャラクターがほぼほぼ登場しません。(ゲストキャラでは登場しますが)

かなり硬派な作品ですので女性キャラクターがいないとちょっと…と思われる方は見ずらいかもしれません。

時系列はあまり考えないほうが良い

話数の時系列がどれもバラバラです。1話や2話は1939年の春の出来事ですが、12話のお話は1939年の夏の出来事だったりけっこう話数と時系列が前後します。

つまり時系列がバラバラなのであまり気にしないほうがいいです。1話完結(もしくは2話完結)なので、20分のミステリーを見てると思えばいいと思います。

※以下時系列

えすえいち
オチがまったく読めない。ミステリー好きにはたまらない作品ですね!

個人的な感想

ミステリーやスパイといった頭脳戦に重きを置いた大人向けの作品

一言で言うと…子供には向かない作品です。物語の内容がかなり大人向けです

昭和の時代を知っている、もしくは戦争や歴史に興味がある、ミステリーやスパイものが好き、かなり声優さんが詳しい及び好きって方。こういったものに当てはまる方であれば間違いなく本作にハマると思います。

ようは大人向けでターゲット層をかなり絞った作品だと思いました。窓口はけっこう狭いのですが、1話と2話のノリが面白いと感じた方にとってはかなり楽しめる作品。逆に1話と2話のノリについていけないと楽しめないと思います。大人向けの作品であると同時に好き嫌いの好みも分かれる作品かなと感じました。

D機関(スパイ養成学校)のメンバーが卒業し、世界でスパイ活動を暗躍するミステリー作品。

毎話このスパイたちがどういった作戦につき、どういった窮地に落とされて任務を遂行しているのか?まったくオチが読めない作品でした。

みゃんこ先生
頭を使う大人向けの作品じゃったのう

【ジョーカー・ゲーム】PV


公式Twitter


ジョーカー・ゲームのまとめ

スパイとして世界各地で暗躍するインテリジェンス・ミステリー【ジョーカー・ゲーム】の紹介と感想でした。

スパイ活動においてありとあらゆる技術を身につけ、世界各地に旅立っていたスパイたち。彼らの活躍を描いたミステリー作品。

オチが読めない展開に「マジか…!」となる作品でした。ミステリーやスパイといった頭脳を使う作品が好みの方にはかなりオススメです。

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

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