※容姿、学力、運動能力といったこと全てが平凡な関谷なる |
※そんな自分が嫌で変わりたいと思いつつも変われない毎日を送っていた |
※そんな中、ある夜一人の金髪の少女と出会うことで徐々に人生が変わり始める。 |
ジャンルとあらすじ
『ハナヤマタ』とは?
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【STORY】 |
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登場人物は?キャラクター紹介
引用元「ハナヤマタ」公式サイト |
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引用元「ハナヤマタ」公式サイト |
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【ハナヤマタ】について解説
・よさこいとは?
高知県のよさこい祭りから端を発した、踊りを主体とする日本の祭の一形態である。1990年代に北海道札幌市のYOSAKOIソーラン祭りが成功したことにより、そのノウハウをもとに2000年代にかけて各地に広がった。
・よさこい 特徴
「よさこい系」「YOSAKOI系」の祭は、以下のようなフォーマットを踏襲している。
- 鳴り物:手に鳴子(なるこ)などを持って、鳴らしながら踊る。
- 曲:地元の伝統民謡、又はご当地ソングを5分程度にアレンジ(ジャズダンス・ディスコ・ヒップホップ風が多い)した曲に合わせて踊る。
- 衣装:おもに和風にアレンジされたデザインのチームオリジナルの衣装を着る。曲中の演出として連続早着替え(衣装チェンジ)等の工夫を凝らす団体も存在する。
- 化粧:歌舞伎・日本舞踊・バレエ・等の舞台化粧や、そのアレンジ、フェースペインティング、等、各自で工夫する。
- 演舞:各チームごとに独特の振り付け(ステージ形式、パレード形式)を織り交ぜた集団での踊り。
どんなところがオススメ?
・“よさこい”という踊りを華やかに彩る作品
よさこい部という部を作り、メンバーを集めて、よさこいに青春を捧げる女子中学生たちの物語。綺麗で華やかな踊りが見られる作品です。
始まりは、容姿、学力、運動能力といったこと全てが平凡なことにコンプレックスを抱く関谷 なる(せきや なる)がアメリカからの留学生ハナ・N・フォンテーンスタンドによさこにを誘われる所から始まります。
ハナがなるに”よさこい”の踊りと魅力を見せて興味をもってもらい一緒に部を作っていく。
「そもそも”よさこい”って何?」って方や「綺麗な踊りを見たい!」って方にとってはオススメできる作品となっております。(まぁ”よさこい”を題材にしている作品自体があまりないので)
中学生の少女たちが”よさこい”の世界に足を踏み入れ、色鮮やかな踊りをしていく作品です。
・中学生ならではの成長を描いていく物語
精神が子供から大人に変わろうとする思春期に起こる様々な出来事を描いた作品。
自分と他人の比較。友人に対する嫉妬。他者に対する依存。家族とのすれ違いや憤り。やりたいこと口に出せない怒り。こういった思春期に起こる様々な感情を受け止めて前に進んでいく成長物語です。
中学生ならではのまだ精神的に不安定な部分がしっかり描かれ、そんな感情を友人や家族と受けとめつつ真っ直ぐ向き合う作品。
女の子が頑張る作品が好きな方やみんなで一つのことに熱中する作品が好きな方には特にオススメです。
個人的な注意点
あくまで私の個人的意見ですが、シリアスとゆるめの展開がけっこう曖昧な作品に感じました。
絵柄が非常に可愛いのでゆるめの作品かと思っていたのですが、人間模様がしっかり描かれている作品。ここだけ聞けばとても良い点なのですが、悪く言えば吹っ切れていない。良く言えば優しく描かれている。そんな作品です。
ようは友人同士がお互いの意見をぶつけ合う場面や家族と上手くいかない場面などけっこうシリアスな場面が存在するのですが、どれもゆるく優しく和解させる内容です。そこまで行ったのであればしっかりお互いの意見をぶつけたうえでの納得のいく描写を見せてほしかったかな、と思ってしまいました。
個人的な感想
蓋を開けてみたらと最初の印象とガラッと違った物語に驚いた作品。
最初見るまでは、みんなで”よさこい”という祭りの踊りをゆるく楽しくやっていく部活ものだと思っていたのですが、違っていました。けっこうなヒューマンドラマを仕掛けてきます。
ポイントは中学生という所でした。精神的にもまだ大人になりきれていない、かといって子供でもない、思春期真っただ中の年齢。
中学生の彼女たちはさまざまな問題を抱えていました。
昔から自分のことを何の取柄もないと思い込んでいる主人公の”関谷 なる”。
そんな”なる”の親友であり自分の味方である”なる”を守ろうとする”笹目 ヤヤ”。
“なる”のお姉さん的な存在でなんでもお父様のためと頑張っている”西御門 多美”。
真面目な性格で正義感が強く常に厳しい態度をとる、常盤 真智(ときわ まち)
“よさこい”を”みんな”とするためによさこい部を作った”ハナ・N・フォンテーンスタンド”一見あまり不安や悩みがなさそうなのですが、次第に問題が表面に出始めてきます。そんな問題を1つずつ解決してみんなで”よさこい”を楽しむといった物語。
まさか”よさこい”を楽しく踊る作品だと思っていたのですが、思った以上にヒューマンドラマが濃い作品でした。(ただシリアスなシナリオというわけではなく全体的に明るめ作品です。胸糞悪くなるような悪人などもいませんので)
可愛らしい女の子が見たい!よさこいの綺麗な踊りが見たい!女の子たちの青春が見たい!そんな方にオススメな作品だと感じました。
【ハナヤマタ】PV
公式Twitter
ハナヤマタのまとめ
フツウだらけのぱっとしない14歳、関谷なるが『よさこい』という非日常の世界へと踏み出していく【ハナヤマタ】の紹介と感想でした。
異国の少女ハナに誘われて、今まで自分に自信がない少女が”よさこい”に夢中になっていく物語。明るくも綺麗な踊りとそれぞれにスポットが当たった人間関係など、ゆるめでシリアスな物語でした。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!