※近代化が進み、大正ロマン只中にある日本の帝都 |
※ここでは「ヴァンパイア」になってしまった者たちが隠れて生活していた。 |
※帝都で起こる怪事件を5人の特務隊が解決する物語 |
ジャンルとあらすじ
『MARS RED』とは?
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【STORY】 |
ちょいと旦那、ヴァンパイアってやつをご存知で? それどころか、彼らは弱い。 戸籍さ。 ……かわいそうな連中なんだよ、ヴァンパイアはさ。 陸軍に零機関ってヴァンパイアの部隊がある。 |
登場人物の紹介
栗栖秀太郎(くるす しゅうたろう)声 – 畠中祐 | |
大日本帝国陸軍憲兵上等兵。国内唯一にして最強のAクラスヴァンパイア。 |
前田義信(まえだ よしのぶ)声 – 諏訪部順一 | |
大日本帝国陸軍憲兵少佐、後に憲兵大佐。 |
山上徳一(やまがみ とくいち)声 – 山寺宏一 | |
大日本帝国陸軍憲兵少佐。ランク外のヴァンパイア。 |
タケウチ 声 – 石田彰 | |
大日本帝国陸軍憲兵兵長。Dクラスのヴァンパイアで、老いることのない脳を喜ぶマッドサイエンティスト。 |
スワ 声 – 鈴村健一 | |
大日本帝国陸軍憲兵伍長。Cクラスのヴァンパイアで、300年以上前から生きている。 |
ざっくりMARS REDについて解説
・世界観
吸血鬼(ヴァンパイア)が蔓延る大正時代の日本。近代化が進み、大正ロマン只中にある日本の帝都、東京。華やぐ帝都の裏では、なんらかの出来事で普通の人間として生きられない「ヴァンパイア」になってしまった者たちが隠れて生活していた。
・吸血鬼(ヴァンパイア)とは…
圧倒的な力と驚異の回復力を備えた存在。しかし代償として太陽光に弱く、強い臭気に耐えられず、血液しか接種できない身体と永遠の命を持ちながら心がついて行かない存在になる。
一般的には、血を吸われた者は、ただただ血を求める歩くし屍の吸血鬼になるか、意識を保ち吸血鬼の特徴を備えて生きながらえるかのどちらかの存在になる。(余談だが主人公たちが所属している零機関のメンバーは後者の存在)
・まとめると…MARS REDとはどういう物語?
人々が夜な夜な知らずの内に血を吸われて吸血鬼にされている大正の日本。そんな怪事件を専門にしている吸血鬼専門の部隊が存在していた。その名も零機関。
彼らは”人ではなく”吸血鬼に血を吸われながらも意識を保つことができた”吸血鬼”。つまり意識を保ちながら吸血鬼の力を手に入れた存在。そんな彼らが政府に使役されながらる吸血鬼(ヴァンパイア)を狩る物語。
どんなところがオススメ?
・アニメ史上初となる、朗読劇からのアニメ化
・ヴァンパイアになってしまったものたちがヴァンパイアを狩る物語
・大正時代を意識したOP曲【生命のアリア】が非常にカッコイイ…
・声が良い声優陣たち!(畠中祐、 山寺宏一、石田彰、鈴村健一、諏訪部順一)
・独特の雰囲気を醸し出す大正時代と軍人と吸血鬼を併せ持った作品
こういうところは注意か…も?
・アクションに関して言えば、あまり…といった感じの作品
【MARS RED】という作品は吸血鬼と戦うバトルものの側面ももつ作品です。(それだけではないですが見せ場の作品だと筆者は思います)
その肝心の戦闘シーンがけっこう淡白です。言い方が悪いかもしれませんがちょっと「えっ…」って思うレベルの作品。
見る際はバトル物としてではなく、吸血鬼になってしまった人々の想いや、吸血鬼として兵士をしなくてはならない零機関の隊員など人物の心情に目を傾けて見る良いと思います。
個人的な感想
人間として吸血鬼として生きていく。吸血鬼を狩る物語。
結論から言いますと…非常に人を選ぶ作品だと思います。好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌い。そんな作品。いやまぁどんな作品でもそうなんですが、割とこちらの作品は賛否が分かれそうだなと感じました。
というのも話数によってバランスが偏っています。1話や2話の雰囲気は良いんだけど2話の戦闘描写がちょっと…イマイチかな…。と思ったり、3話の山上と奥さんの話はとても良かったけど、5話の金剛鉄兵の件はちょっと…。など話数によっての良い所と悪い所が目立って見えた作品だったな…と思いました。
個人的には大正時代を舞台とした東京の雰囲気やBGM、零機関のメンバーなど好きな部分がある一方で、戦闘描写にもう少し力を入れてほしかったかなと思った作品でした。
元は人間だった零機関のメンバー。今では驚異の身体能力と不老の身体と驚異の回復力を兼ねた吸血鬼。そんな彼らが人々のため吸血鬼を夜な夜な狩る物語。
【MARS RED】PV
公式Twitter
MARS REDのまとめ
政府に使役されるヴァンパイアは、今宵も帝都を飛翔する。【MARS RED】の紹介と感想でした。
作画に関しては非常に人を選ぶ作品と感じる一方、話はまとまっている物語でした。吸血鬼になってしまう事件を解決する政府の特務部隊・零機関。彼らの活躍を描いた物語でした。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!