【竜とそばかすの姫】あなたは”もう、ひとりじゃない”たった一人の「誰か」に声を届ける物語

こちらの紹介ページは見ようか見ないか迷ってる方向けとなります。
紹介と感想が含まれるため冒頭のネタバレ含みます(ネタバレが嫌な方はバック推奨)
えすえいち
【竜とそばかすの姫】とは…こんなアニメです!(3行じゃ収まり切れないので冒頭部分だけ※詳しくは↓のSTORYで!)
※50億人がすれ違うインターネット上の仮想世界<U>
※そこには世界中を魅了する「ベル」と呼ばれる歌姫が存在していた
※しかしその正体は…高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)という人物で…

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを500本完走し、アニメ記事を400本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『竜とそばかすの姫』とは?

竜とそばかすの姫』(りゅうとそばかすのひめ)は、スタジオ地図制作による日本のアニメーション映画

『未来のミライ』に続く細田守監督による長編オリジナル作品第6作

2021年7月15日に第74回カンヌ国際映画祭(英語版)のオフィシャルセレクション「カンヌ・プルミエール」部門にてワールドプレミア上映。細田監督作品がカンヌ国際映画祭で上映されるのは『未来のミライ』(第71回カンヌ国際映画祭・監督週間)につづいて2作連続である。本作はIMAX版も同時公開される。

■ジャンル…歌/SF/アクション
■ 年代…2021年2021年7月16日
■ 時間…2時間 2分
■ 原作…細田守
■ 制作 / 監督…スタジオ地図/細田守
■ 公式…竜とそばかすの姫

引用元「竜とそばかすの姫」 – Wikipedia

【STORY】


50億人がすれ違う

美しくも残酷な仮想世界。

ベルの歌声は世界を変える――

自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。

やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探しアンベイル

<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。

現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

みゃんこ先生
ふむふむ。50億人が集う仮想世界で、たった一人を探す物語じゃな

登場人物の紹介

すず  / ベル(Belle) 声 – 中村佳穂

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト
しのぶくん 声 – 成田凌

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト
カミシン 声 – 染谷将太

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト
ルカちゃん 声 – 玉城ティナ

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト
ヒロちゃん 声 – 幾田りら

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト
竜(りゅう) 声 – 佐藤健

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト

【竜とそばかすの姫】について用語解説

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト

引用元「竜とそばかすの姫」公式サイト

こういうところは注意か…も?

・注意というよりは色々意識しているかな?と感じた作品。

特にサマーウォーズのような”仮想世界”やアナと雪の女王のような”歌”、美女と野獣なんかの”美しい姫と醜いケモノの愛情”など、これらの作品を多少なりとも意識してそうかなと感じました。

見る人によっては若干中だるみするかも…?

序盤と終盤は文句なしの素晴らしい出来栄えです。ただ少し中盤の要素が強引だったかな?(竜が登場してからの展開)と感じました。
しかし最後まで見ると「あぁ…そういうことか」「だからか…」と納得する内容でもあるのでそこまで気にならないかもしれません。

終盤はウルっとくるので涙を拭くものもっておいたほうがいいかも

ティッシュを持参することオススメします。

見るなら映画館で!

圧倒的な歌と映像美です。映画館の大画面と大音量で聞かないと勿体ないと感じます。個人的な意見ですが映画代1900円支払ってもおつりがくるレベルの内容だと思います。


個人的な感想と見どころ

【1】歌と映像が凄すぎる。かなり”圧倒”されます。

開始5分で「あっ!これは…ヤバイやつだ…」ってなります。

全世界50億人が使用しているインターネット上の仮想空間<U>。その華やかで美しい街並みや電脳世界の不思議な空間、個性豊かなキャラクターたちの登場など最初に一気に紹介してきます。
そしてその光景を見せながら歌姫・ベルの歌声が流れてきます。圧倒的映像美と歌で視聴者を一瞬で虜にしてきます。開始5分ほどで「あぁ…映像と歌がやべぇ・・・」となる作品。歌と映像に物凄く力が入っていると感じる作品です。


【2】辛い現実世界と華やかな仮想世界の対比を上手く描いている物語

【辛い現実世界】…すずは幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らしをしています。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていました。(歌おうとすると声が出なくなり失神してしまう)
そんな歌うことができなくなってしまったすずだが、曲を作ることだけはできる。大好きなお母さんとの想い出をなくさないため、すずはがむしゃらに歌を作り続けるようなります。ただ歌うことだけができない…。
そんなある日、親友のヒロちゃんから仮想空間<U>という存在を聞きます。ここではボディシェアリング機能と呼ばれる機能でその人の隠された能力を無理やり引っ張り出すことができる仮想世界です。

つまり現実世界では歌うことができないすずですが、もしかしたら<U>の仮想世界でなら歌えるかもと思った彼女は、思い切って仮想世界に足を踏み出します。
<U>の世界では<As>アズと呼ばれる自分の分身を生体情報から自動生成されます(アバターみたいなもの)

【華やかな仮想世界】…そして”すず”は”ベル”として名前を変えて<U>の仮想世界で歌を歌ってみることにします。すると現実世界とは違いちゃんと声が出る。どうしても歌えなかった歌が歌える。ベル(すず)はやっと思いのまま歌うことができるようになります。
しかしその歌声は色々な人々に衝撃を与えるもので、良い意味でも悪い意味でも徐々に世界中に拡散されていきやがてベルは【歌姫】として有名になっていく…が、といった物語です。(ここまでが冒頭です。これ以降はネタバレになるので)

【仮想世界】では「さすがベル!」「キャー」「もっと声を聴かせて!」と歓声を浴び、【現実世界】では歌が歌えない地味で普通の女子高生になる。
ようは辛い現実世界と華やかな仮想世界を上手く対比している作品です展開がしっかり分かれているため笑えたり悲しくなったり喜んだりできる物語です


【3】ファミリーの方は気を付けて!子供から大人まで涙腺にくるストーリー

ここはあまり踏み込めないネタバレの部分ですが、一言だけ言わせてください。「涙腺がやべぇ…」「マスクしてて良かった」「そのラストは反則だわ…」と見たあとは思います。

その場面になった瞬間周りからすすり泣く声がしてきて…(左隣の大人の男性、右隣の家族連れの子供やお母さん、前の席の若い女性たちなど)私も思わず涙腺爆発してました。

非常に家族愛を強調してくるのでファミリーで見た際はお父さんお母さんは気をつけた方がいいです。涙腺にダイレクトアタックされます。子供から大人まで楽しめて涙腺にくるストーリーなんだな…と感じました。


えすえいち
これは凄いの一言でした…。特に見るなら映画館の音質で見たいですね
みゃんこ先生
そうじゃのう。歌と映像美と家族愛が素晴らしい作品じゃった。たまげたわい…

【竜とそばかすの姫】PV

公式Twitter


竜とそばかすの姫のまとめ

あなたは”もう、ひとりじゃない”たった一人の「誰か」に声を届ける物語【竜とそばかすの姫】の紹介と感想でした

まさかこういうストーリーで来るとは…恐れ入りました。笑い喜び怒り悲しみ感動、こういった感情を揺さぶる素晴らしい作品です。

この夏、家族で映画館に見に行って見てはいかがでしょう?個人的には大満足の【竜とそばかすの姫】でした。細田守監督の次回作も是非見たいと思わせてくれる映画でした!

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

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