【アルテ】貴族の女性が画家を目指す!?”自分の力”で”生きる道”を選んだ少女の物語

えすえいち
【アルテ】とは…こんなアニメです!
※16世紀初頭のイタリア・フィレンツェ。
※絵画や彫刻などの芸術が盛んなルネサンス発祥の地で
※画家になる道を選んだ少女の物語。

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを500本完走し、アニメ記事を400本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『アルテ』とは?

アルテ』(イタリア語: Arte)は大久保圭による日本の漫画

大久保の初連載作品であり、コアミックス(旧ノース・スターズ・ピクチャーズ)発行の『月刊コミックゼノン』にて2013年10月25日発売の12月号より連載開始

『月刊コミックゼノン』編集部の久永兼士の言によれば、大久保にはルネサンス期のイタリアを舞台を描きたいという熱意があり、その熱意に編集がほだされる形で連載が始まった。

2014年の「NEXTブレイク漫画RANKING」では、15位に選ばれた。2021年1月時点で単行本の累計発行部数は140万部を突破している

■ジャンル…歴史/ドラマ
■ 年代…2020年4月 – 6月
■ 話数…全12話
■ 原作…大久保圭
■ 制作 / 監督…Seven Arcs/浜名孝行
■ 公式…アルテ

引用元「アルテ」 – Wikipedia

【STORY】


舞台は16世紀初頭イタリア・フィレンツェ。
絵画や彫刻などの芸術が盛んなルネサンス発祥の地

そんな活気ある華やかなる時代に、貴族の娘として生まれたアルテは、物心ついた頃から絵を描くことに夢中となった。しかし女性がひとりで生きていくことに理解がない時代、好きなことをまともにすることも許されなかった。結婚してまともな生活をしてほしいと願う母親に反発し、アルテは画家になるべく工房への弟子入りを志願する。

同じ後悔なら自分の望むことをして後悔したい―
時代の流れに抗って、画家になる道を選んだ少女・アルテの物語が始まる。

みゃんこ先生
ふむふむ。芸術が盛んなルネサンス発祥の地で”貴族の娘”が自分の力で生きられる道(画家)を探す物語じゃな

登場人物の紹介

アルテ 声 – 小松未可子

フィレンツェの貧乏貴族の一人娘。猪突猛進で負けん気が強いが、頑張り屋な性格の持ち主。幼少時は両親からいろいろな習い事を受けさせられるが、習い事の一つであった絵を描くことにのめり込み、絵を描くことが何よりも大好きとなる。母親の反対を押し切って、画家になるという夢をかなえるため、レオの元へ弟子入りを志願する。

引用元「アルテ」公式サイト

レオ 声 – 小西克幸

アルテが働く画家工房の親方。普段から不愛想で厳しいが、男女の隔てなく、実力主義でアルテに接している。アルテのひたむきな姿に、かつての徒弟時代の自分自身を重ね、彼女を弟子にする。

引用元「アルテ」公式サイト

アンジェロ・パーカー 声 – 榎木淳弥

別の工房で働く徒弟。アルテの徒弟仲間。姉妹がいる環境で育ったためか、女性に優しく世話好きな性格。アルテにも優しく仕事を手伝おうとするが、アルテからは特別扱いされたくないと断られ、彼女に興味を持つ。

引用元「アルテ」公式サイト

ヴェロニカ 声 – 大原さやか

コルティジャーナ(高級娼婦)。レオの工房のお得意様で、レオに肖像画の依頼をしている。自分と同じく女性でありながらも自立しようと頑張るアルテに興味を持ち、悩めるアルテの良き理解者となる。

引用元「アルテ」公式サイト

ユーリ 声 – 鳥海浩輔

ヴェネツィアからやってきた名門貴族ファリエル家当主の弟。姪のカタリーナを溺愛している。フィレンツェでアルテの描いた絵を気に入り、彼女に興味を持ち、カタリーナの家庭教師を依頼する。

引用元「アルテ」公式サイト

カタリーナ 声 – M・A・O

ヴェネツィアの名門貴族ファリエル家の令嬢。ユーリの姪。叔父のユーリの計らいでアルテが礼儀作法の家庭教師をすることになる。料理を作ることが大好き。

引用元「アルテ」公式サイト


こういうところは注意か…も?

女性差別が強い作品。

作品の舞台が16世紀のイタリアです。そのため女性の立場が弱い時代の物語。何かと男性の立場が上のため女性が見るとちょっとイラッとするかもしれません。(ただし最初のほうだけなので気にならなくなりますが)


見所はどこ?

貴族の女性が画家を目指す!??

ダヴィンチやミケランジェロといった巨匠が活躍した時代(15世紀~16世紀)に、女性の身であり貴族という立場でありながら画家を目指す”常識外れの貴族娘”の活躍を描いた物語です。

時代的にも男尊女卑(男を重んじ女を見くだす態度・思想)が当たり前で、男性が立場が上で女性が下の時代。さらに貴族の女性は裕福な貴族の男性に気に入られて結婚するのが「まともな生活」と思われていた時代。

そんな時代にまさかの女性(貴族の娘)が画家を目指す物語。もはや始まる前からすべてが軽く詰んでいる状況です。

そんな逆境をどうやってアルテは乗り越えていくのか?常識外れの貴族娘が画家になるためあらゆる努力をするところが見所です。


周囲の反発をどう乗り越えるのか?

どんなことでもそうですが既存のものに”新しいこと”をしたり加えたりすると必ず周囲からの反発が起こります。

今回はアルテが女性(貴族)なのに男性の仕事(画家)をやろうとしたため周囲から多くの反感を買います。

例えば、母親からは「絵にのめり込みすぎ…将来まともな生活をしたいと思うなら男に気に入られるしかない」と貴族の女性はこうやって生きていくのよ!と諭され、街の画家工房たちには「ハァ…?女が画家に?家の工房舐めてるのか?仕事の邪魔だ」と拒否されてしまいます。

女性(貴族)というだけで自分がやりたことができない。そんな周囲の反発をアルテは持ち前の負けん気と頑張り屋な性格で跳ね返していきます。

何があってもめげない、へこたれない、あきらめないそんな強い女性が活躍する作品です。アルテがどうやって周りからの反発を跳ねのけるのか見所です。


えすえいち
女性だから貴族だからと言われても諦めないアルテ。そんな彼女の負けん気や頑張りに勇気をもらえる作品ですね!

個人的な感想

最初のインパクトにやられた作品

最初あらすじを読んだときは…「ん?貴族の娘が画家になる?しかも16世紀のイタリアで?おぉぉ…けっこう無茶だな…。」と見る前からハードル高くないか?と思って見た作品。

案の定、周りの人たちの価値観は固定されており、「画家は男性がなるもの」「女性がなれるわけがない」「貴族のお嬢様は家で大人しくしていろ」など。これでもか!ってくらい逆境からスタートする作品です。

多くの人々からの批判を受け、師匠の無理難題な課題をやらされ、男顔負けの重労働を強いられる。それでも持ち前の明るさと負けん気と努力ですべて乗り越えていくアルテという人物。そんな彼女を応援したくなる作品です。

夢に向かって真っすぐ突き進むアルテの姿に”カッコイイ”と思い。多くの人たちがアルテと出会うことで”成長”していく。人間ドラマが素晴らしい作品です。

夢に向かう作品や出会いを大事にしてる作品が好みの方には非常にオススメの作品だと思います。

みゃんこ先生
見ていて非常に気持ちが良い物語じゃな。こういう人間ドラマは大好きじゃ

【アルテ】PV

公式Twitter


アルテのまとめ

貴族の女性が画家を目指す!?”自分の力”で”生きる道”を選んだ少女の物語【アルテ】の紹介と感想でした。

まさか貴族のお嬢様が画家を目指すとは…。初っ端のインパクトでそのまま全話見てしまった作品です。負けん気が強くて頑張り屋そして明るい性格の持ち主・アルテ。非常に好感がもてる主人公です。自分の力で夢を切り開こうとする彼女の活躍に元気がもらえた作品でした

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

NO IMAGE