※特殊なウイルス流出により人の脳構造が突然変異した… |
※幽霊や妖怪、UMAといった虚構(ファントム)が認識できる世界で、 |
※虚構(ファントム)と戦う学園異能ファンタジー |
ジャンルとあらすじ
『無彩限のファントム・ワールド』とは?
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【STORY】 |
『ファントム』――それは幽霊・妖怪・UMAなど、人々がそれまで〝幻〟だと思い続けてきた存在。 そのファントムに対抗するため学院に設置された『脳機能エラー対策室』。 そこに所属する一条晴彦は、先輩の川神舞と共にファントム退治に日々悪戦苦闘していた。 そんな彼らの元に、今日もまた依頼が飛び込んでくる――。魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジー。 |
登場人物の紹介
こういうところは注意か…も?
・男性への性的な視聴者サービス(いわゆる女体の艶めかしい描写)が盛りだくさんです。そのためお色気描写が苦手な方は注意が必要かも。
見所はどこ?
・【幽霊・妖怪・UMA】などの存在を論理的に解説した世界観
・『ファントム(幽霊や妖怪)』が可愛い…癒されて笑える
・お茶目でお気楽でお馬鹿な妖精ファントム・ルルが可愛い!
・とてもキレとテンポが良い!笑えて明るい学園異能ファンタジー
・クオリティが凄い!さすが京都アニメーション(京アニ)が作成したアニメ
・どうした京アニ?性的な視聴者サービス抑えた作風で知られる京アニがまさかのサービスしまくる作品
・おっぱいが好きなら見ろ!これでもかといわんばかりの乳揺れ!
個人的な感想
前置きが素晴らしい!非常に分かりやすい世界観の解説
・開始1分で「あっ!これは好き…!」なった作品です。
というのもOPが始まる冒頭の1分くらい前置きが始まるのですが、ここで人間が見ている景色についての解説が始まります。
例えば…これらの画像を見てください。
・ルビンの壺(見方によって壺にも人の顔にも見える)
・ミュラーリヤー錯視(同じ長さなのに片方の方が長く見える)
・チェッカーシャドー錯視(AとBの領域は物理的には同じ色だが、そうではないように見える)ようは人間の脳が物事を認識する力は不確かで曖昧なもの。もし人間の脳が何かの理由で変質してしまったら人間が感じ取る世界は大きく変わる。と解説します。
つまり【無彩限のファントム・ワールド】という作品は、人間の脳がウイルスで変質してしまい、今まで虚構(幽霊・妖怪・UMA)の存在だったものが”見えてしまう”世界のお話。人間が虚構(ファントム)に対してどのように対処して生活を送っていくのか?という作品です。
っと仰々しく解説しましたが、つまりは幽霊たち(ファントム)が普通の一般人にも見える世界観で、人間たちの脳が変質してしまったことにより特殊能力に目覚めたという学園異能ファンタジー作品です。
・個人的に好きなポイント
異能がなぜ目覚めたのか?その過程をしっかり解説してくれたことによる説得力が感じられた作品だと思います。(ジャンプ作品で例えるなら僕のヒーローアカデミアみたいなイメージ。なぜこんなにもヒーローやビランがいるのか?を解説してくれる感じに近いです)
一番初めに世界観を解説してくれるため、納得してから物語に入っていける作品なので親切で分かりやすい内容の作品です。こういった世界観が分かる内容の作品はかなり好きです。
開始1分で「えっ!?なになに?どういうこと?」って注意を引かせて、具体例を挙げて解説し「なるほど…人間が見えてる世界は曖昧か…」と納得させ、もし虚構の存在が見えてしまうとどうなるか?と考えさせてからOPに入る。流れとして完璧だと思います。
こんな始まり方されたら気になって見ちゃうよ!(嬉)非常に洗練された始まり方をする作品です。
・2話以降も前置き(狂言回し)がある
2話以降も物語の進行の理解を手助けするために狂言回し的な前置きがされます。初めにこういう解説を入れられると視聴者は「なるほど!今回はこういう話か?」と予想が立てられます。(例えるなら…授業が始まる前に予習をするようなもの。ようは見る準備ができます。)
つまり物語を予想するため“見せられてる”という受動的な感覚ではなく、“見ている”という能動的な感覚になるため物語の内容が脳に残りやすくなります。良く考えられているなぁ…と感心したアニメでした。
【無彩限のファントム・ワールド】PV
公式Twitter
無彩限のファントム・ワールドのまとめ
特殊なウイルス流出により人の脳構造が突然変異し、『ファントム』と呼ばれる幽霊や妖怪を認識できるようになり特殊能力が目覚めた世界。悪い『ファントム』と戦う学園異能ファンタジー【無彩限のファントム・ワールド】の紹介と感想でした。
論理的に世界観を解説し物語に引き込む前置きと、少しHで笑える学園ファンタジーを組み合わせた作品。個人的に非常に楽しめた作品でした。これは論理的な作品や世界観が好きな方、少しHなコメディ系が好きな方には特にオススメした作品です。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!
おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)