【色づく世界の明日から】「世界は色を失っていた…」色を識別できない少女が色を取り戻す物語

えすえいち
【色づく世界の明日から】とは…こんなアニメです!
※幼い頃に色覚を失ってしまった、魔法使い一族の少女・月白瞳美
※彼女は祖母から「高校2年生の私に会いに行きなさい」と告げられ魔法で60年前の過去へと飛ばされる
※これは色を失った少女が”色”を取り戻すための物語

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを500本完走し、アニメ記事を400本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『色づく世界の明日から』とは?

色づく世界の明日から』(いろづくせかいのあしたから)は、P.A.WORKS制作による日本のテレビアニメ。

2018年10月から12月にかけて毎日放送『アニメイズム』B2枠ほかにて放送された。

長崎県長崎市を舞台に、祖母の魔法で、西暦2078年から2018年へと送られた女子高生月白瞳美の物語を描く

■ジャンル…学園/ファンタジー/学園
■ 年代…2018年10月 – 12月
■ 話数…全13話
■ 原作…ヤシオ・ナツカ
■ 制作 / 監督…P.A.WORKS/篠原俊哉
■ 公式…色づく世界の明日から

引用元「色づく世界の明日から」 – Wikipedia

【STORY】


物語の始まりは数十年後。

日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。

主人公の月白瞳美は17歳。魔法使い一族の末裔。

幼い頃に色覚を失い、感情の乏しい子になった。

そんな瞳美の将来を憂えた大魔法使いの祖母・月白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。

突然、見知らぬ場所に現れ戸惑う瞳美の視界に鮮烈な色彩が飛び込んでくる……。

 

 

みゃんこ先生
ふむふむ。”色”を識別できない少女が”過去”に遡り色々な人と出会い、少しずつ”色”を取り戻す物語じゃな

登場人物の紹介

月白 瞳美(つきしろ ひとみ) 声 – 石原夏織

高校2年生。
魔法使いの血筋だが魔法が使えず、ずっと魔法を避けてきた。
幼い頃に色が見えなくなり、いつしか他人に心を閉ざすように。
そんな瞳美が、ある日祖母の時間魔法によって、60年の時を遡り、祖母の高校時代へ送られる。
そこで瞳美は、失ったはずの色を一瞬目にし……。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

月白 琥珀(つきしろ こはく) 声 – 本渡楓

高校2年生。瞳美の祖母。
イギリスに魔法留学中だったが、孫の瞳美が未来からやってきたとの知らせで急遽帰国する。
自分の魔法で人々を幸せにしたい、というまっすぐな情熱の持ち主だが、留学前はよく魔法を暴走させ、書いた始末書は数知れず。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

葵 唯翔(あおい ゆいと) 声 – 千葉翔也

高校3年生。写真美術部の部員。
一人で黙々と絵を描いていることが多いが、最近は将来の進路に迷って、絵もスランプ気味。
そんな唯翔が描いた絵は、瞳美には何故か色がついて見えた。
母子家庭で育ち、カフェでバイトをしている。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

山吹 将(やまぶき しょう) 声 – 前田誠二

高校3年生。写真美術部の部長。
唯翔とは小学生の頃からの友人。
面倒見が良く未来からやってきて戸惑う瞳美に対しても、何かと世話を焼く。
あさぎの実家の写真館でバイトをしている。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

川合 胡桃(かわい くるみ) 声 – 東山奈央

高校3年生。
写真美術部では経理を担当し、少ない部費を切り盛りしている。
明るく好奇心旺盛で、後輩女子には頼られ、後輩男子にはいじられ、つまり慕われている。
怪談(幽霊?)が大の苦手。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

風野 あさぎ(かざの あさぎ) 声 – 市ノ瀬加那

高校2年生。
大人しく控えめな性格。
同じクラスに転校してきた瞳美に、自分と似たところがあると感じる。
自分のペットのうさぎや、生き物の写真を撮るのが好き。
将とは幼なじみ。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト

深澤 千草(ふかざわ ちぐさ) 声 – 村瀬歩

高校1年生。
物怖じせず、甘え上手。
中性的で整った顔立ちから女子人気も高い。
唯翔のバイト仲間で、高校入学前から写真美術部に出入りするようになった。
新入部員扱いされないのが不満。

引用元「色づく世界の明日から」公式サイト


世界観

舞台背景…

2078年の未来から2018年の長崎県長崎市に時間遡行(タイムスリップ)する

魔法…

本作の世界観では、現実社会に魔法使いが一部存在し、魔法使いや魔法の存在は公知になっている。ただし、時間遡行のような高度なものは知られていなかった。

まほう屋…

月白家が経営している魔法販売店。琥珀の実家であり、未来から来た瞳美の居候先。琥珀の母が店長を務めている。瞳美が店番を頼まれて手伝うこともある。

星砂…

まほう屋の商品。瓶や袋に入った魔法が込められた砂。魔法の種類によって色が違う。調製には一定の習熟が必要である。一般人でもこれを解放することで一時的に簡単な魔法が使える

引用元「色づく世界の明日から」 – Wikipedia

こういうところは注意か…も?

・全体的に非常に安定しています。ただ…

とても安定している物語です。ただその分激しい感情の揺さぶり(怒り、悲しみ、恐怖、嫌悪、後悔など)はありません。そういった激しい感情を揺さぶられる作品が好みの方には少し物足りないかもしれません。

逆を言うとこの辺くらいしか注意すべきところがない作品です。それほど非常に安定して完成度が高い作品です。(優しい作品や平穏な作品な好みの方にはオススメ)

見所はどこ?

・魔法なんて大嫌い!魔法のせいで母親を失い、色を失った少女が”色”を取り戻すお話

・60年前の過去にタイムスリップ!?17歳の少女が17歳の祖母に会う旅にでる

・モノクロだった瞳美の世界に一瞬光が差しだす!?とある男子生徒の”絵”

・写真美術部のメンバーとの部活動!心を閉ざしてしまう瞳美の心に変化が訪れ…?

・瞳美の世界に色をもたらした少年の絵。二人の出会いにはやがて世界に色づき始める


えすえいち
ほっこりする優しい物語でした。気分が和らぐ作品ですね

個人的な感想

“色”に焦点を当てとびっきりの綺麗な作品。

一言で言い表すなら…とても”色”が綺麗な作品だと思いました。

作中の花火や魔法などのエフェクト、まほう屋の商品や何気なく映した風鈴、夏祭りの様子、そして写真美術部の葵 唯翔(あおい ゆいと)の絵

これら全ての色彩に異常なまでのこだわりを感じ、ものすごく”色”を大事にして作られた作品だと感じました。

なぜここまで色を大事に扱っているのか?といいますと(少しだけ冒頭を解説します)

この物語の主人公・月白 瞳美(つきしろ ひとみ)は幼いころにとある理由で色が識別できない身体になってしまいます。そのため彼女が見ている世界はあらゆるものがモノクロです。このことが原因で瞳美は他人とは距離をとり心を閉ざしてしまうようになります。

そんな瞳美のことを心配した祖父は、魔法で60年前(17歳の祖父がいた時代)に瞳美を送り出します。そこでなら瞳美の悩みを解放できると言う。そうして今から60年前の2018年にタイムスリップした瞳美の”色”を取り戻す物語が始まります。

ようは、瞳美が見ているモノクロの世界に”色”をつけることで彼女の心を元に戻そうとする。だから”色”をとても大事にしている作品。

非常に綺麗な色をふんだんに使っている作品ですので、綺麗な作品を求めてる方には特にオススメしたくなる内容でした。

みゃんこ先生
非常に”色”が綺麗な作品じゃったのう。徹底して色に気を使っておったわい

【色づく世界の明日から】PV

公式Twitter


色づく世界の明日からのまとめ

「世界は色を失っていた…」色を識別できない少女が60年前の過去に遡り、色々な人と出会い、学び、体験して少しずつ”色”を取り戻す物語【色づく世界の明日から】の感想と紹介でした。

非常に”色”にこだわっている作品でした。何気ない1枚絵のカットの色彩が抜群に良い作品で、ここまで綺麗に色を表せられるのかと驚くほどです。思わず「おぉ…綺麗だ…」という言葉が口から出てしまいました(笑)色に重きを置いた非常に綺麗な作品です。

興味があれば覗いてみてはいかがでしょう?それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

 

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