【つくもがみ貸します】モノを貸すお店の品に”つくもがみ”が宿り様々な事件を解決する物語

えすえいち
【つくもがみ貸します】とは…こんなアニメです!
※江戸の深川にある”モノ”を貸すお店「出雲屋」
※そこのお店の古道具には”つくもがみ”が宿っていた。
※”つくもがみ”たちの力を借りながらさまざまな騒動を解決していく物語

記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを500本完走し、アニメ記事を400本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『つくもがみ貸します』とは?

つくもがみ貸します』(つくもがみかします)は、畠中恵による日本の小説。

2007年9月25日に角川書店から単行本が刊行され、その後文庫本が角川文庫から刊行された。

2013年から「つくもがみシリーズ」としてシリーズ化され、同年3月26日には続編『つくもがみ、遊ぼうよ』(つくもがみ、あそぼうよ)が刊行された。2018年には『小説 野性時代』にて『つくもがみ笑います』(つくもがみわらいます)が連載された。累計発行部数は2017年10月現在、60万部を突破している

■ジャンル…ファンタジー/時代劇
■ 年代…2018年7月 – 10月
■ 話数…全12話
■ 原作…畠中恵
■ 制作 / 監督…テレコム・アニメーションフィルム/むらた雅彦
■ 公式…つくもがみ貸します

引用元「つくもがみ貸します」 – Wikipedia

【STORY】


江戸は深川、仲町にて損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次という姉弟がいた。

損料屋というのは、日用品から骨董品、

そして美術品とありとあらゆる品をいくらかで客に貸し出す商いのこと。

ただこの出雲屋が取り扱う道具たちが、他の店のものと一味も二味も違うのは、

作られてから百年以上が過ぎ、魂を宿した「つくもがみ」という

一種の妖のようなものになってしまっているところ。

お客の元に貸し出されては、色々な話を聞いて来て、噂話を繰り広げる「つくもがみ」たち

人が良く情け深いお紅と清次は、そんな「つくもがみたちの力を借りながら

この町で起こる大小さまざまな騒動を解決していく

江戸の町に花開く「つくもがみ」と人間たちとが織り成す

悲喜こもごもの人情噺、骨の髄までとくとご堪能あれ―――。

みゃんこ先生
ふむふむ。つくもがみが宿った物を貸し出して、依頼人の悩みや事件を解決していく物語じゃな

登場人物の紹介

清次(せいじ) 声 – 榎木淳弥

出雲屋を姉のお紅と共に取り仕切る青年。
人情家で頭の回転も速く、町の人々からも可愛がられている。ただ押しが弱く、優しすぎるきらいがあり、店の品物であるつくもがみたちから、からかわれることもしばしば。
血の繋がらない姉弟であるお紅の事がとかく気になるようで……。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

お紅(おこう) 声 – 小松未可子

 

弟の清次と共に店を切り盛りする出雲屋の看板娘。
美しい外見と、明るくきっぷのいい性格で老若男女を問わず人気がある。
弟の清次に対してはやたらと厳しく振る舞いがち。
しかしなんだかんだで、清次の事を頼りにしており、心を許している。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

佐太郎(さたろう) 声 – 櫻井孝宏

 

有名な商家である飯田屋の若旦那。
容姿端麗かつ気立ての良い男で、お紅に好意を寄せており、求婚までしていたが、ある日突然、お紅の前から姿を消してしまう

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

野鉄(のてつ) 声 – 奈良徹

 

蝙蝠の形をした根付のつくもがみ。出雲屋のつくもがみたちの中で唯一空を飛べるので、清次やお紅に知られずに自ら飛んで移動し、情報収集をすることも。とある理由により人間に対してはやたら厳しい。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

月夜見(つくよみ) 声 – 仲野裕

 

闇夜に浮かぶ満月の絵が描かれた掛け軸のつくもがみ気位が高く、教訓、格言めいたことを言いがちで他のつくもがみから面倒くさがられることも。ただそのプライドの高さには何か理由があるようで……。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

五位(ごい) 声 – 平川大輔

 

キセルのつくもがみ。つくもがみ同士が噂話で賑やかにしゃべっているときに話をまとめようとする癖がある。ただまとめられないことも多々あり。出雲屋にやってくる前の持ち主は、艶やかで美しい芸者だった。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

お姫(おひめ) 声 – 明坂聡美

 

姫人形のつくもがみ。現在、出雲屋で貸し出されている道具の中でも特に高価なものだとされている。前の持ち主の元から賊によって盗み出され、流れ流れて出雲屋にたどり着いたという経緯がある。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト

うさぎ 声 – 井口裕香

 

うさぎの柄の櫛のつくもがみおしゃべり好きがそろう出雲屋のつくもがみの中でも特におしゃべり好きで、ついつい余計な事を言い過ぎてしまう。ただ気持ちは素直で温かく、情に厚い。

引用元「つくもがみ貸します」公式サイト


世界観

舞台背景…江戸時代

付喪神(つくもがみ)…日本に伝わる、長い年月を経た道具などにや精霊(霊魂)などが宿ったものである。人をたぶらかすとされた。

出雲屋…古道具屋兼損料屋(お金をとって衣服や夜具・器物などを貸す店

引用元「つくもがみ貸します」 – Wikipedia


個人的な感想

今まで見たことがない!?付喪神(つくもがみ…長い年月を経た道具などに神が宿ったもの)と損料屋(料金を取って衣服や器具などを貸す店)を掛け合わせた時代劇

本作の主人公・清次(せいじ)とヒロインのお紅(おこう)が商いをしているお店「出雲屋」。

出雲屋では古道具や物などを貸し出して商売をしています。

(※道具を貸し出すってそれ商売になるの?と思われるかもしれませんが【つくもがみ貸します】の舞台は江戸時代です。当時の江戸は火事が頻繁に発生したため人はあまり家に物を置かないしお金もあまり持たない習慣がありました。そのため物を貸してくれる損料屋という商いは需要がある。というわけです)

そんな「出雲屋」で扱っている商品の中には100年の時を経て付喪神(つくもがみ)と化した古道具が数多く置いてあります。彼ら付喪神は人間の噂話が大好きです。貸し出された先々で様々な噂を聞きつけては、それを話題の種とする。そんな神様たち。

そして付喪神たちの声を聞くことができる清次(せいじ)とお紅(おこう)が喪神の話題(騒動)を聞き、話をまとめて問題や事件を解決していくといった物語です。

普通じゃまず解決できないような事件(付喪神関係の事件や幽霊関係の事件、一般人には分からない難しい事件)なども付喪神たちを使い問題を解決していく作品となっております。

中々に他ではあまり見られない作品のため、今回はどんな感じで事件を解決するのか?毎度楽しみにして見させてもらった作品でした。一話完結型の物語で非常に見やすい作品なところもグッドです

みゃんこ先生
なかなか他では見ない作品じゃったのう。その点、先が予想しずらく楽しめたわい

こういうところは注意か…も?

・話の流れが決まっている作品です。

ようは起承転結がしっかり決まっています。

様々なお客が来店し悩みや問題、事件を抱えてやってきます。そんなお客に付喪神が宿った道具を貸しだして彼らに事情を聞かせる。そして道具を返してもらったら付喪神たちが話をまとめて事件を解決する。付喪神たちの声が聞こえる清次がお客に対してうまく説明し事件を解決する。といった話の流れになります。

ですので毎回話の流れが決まっています。こういった決まった展開が好きではない人にとっては退屈に感じるかもしれません

見所はどこ?

・付喪神(つくもがみ)が可愛い。噂話をする井戸端会議に癒される

・毎度どんな噂話が来るか分からない。訪れるお客さんによって変わる様々な事件

・決して仲良し関係ではない。出雲屋と付喪神のお互いが利用しあう関係

・出雲屋で共に働く清次とお紅。血縁関係ではない兄弟の淡い恋模様を描く


えすえいち
毎回1話で完結する”様々な事件”にワクワクした作品ですね

【つくもがみ貸します】PV

公式Twitter


つくもがみ貸しますのまとめ

お店の品には”つくもがみ”が宿っている…。モノを貸すお店「出雲屋」の「つくもがみ」たちの力を借りながらこの町で起こる大小さまざまな騒動を解決していく物語【つくもがみ貸します】の紹介と感想でした。

つくもがみたちが宿った商品を貸して事件を解決する。あまり見ないタイプの少し変わった物語でした。

自分たちの噂話好きのために人間を利用とするつくもがみたちと、人間の問題を解決したい出雲屋による協力関係に終始、ニコッとさせられた優しい物語でした。毎回決まった展開で話が進みますが、ストーリーが面白いためサクサク見られたアニメです。

事件や問題を解決する作品や、可愛いキャラクターが登場する作品、起承転結がしっかりしている作品が好きな方にはとてもオススメだと思います。

興味が沸いたら覗いてみてはいかがでしょう?それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

 

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