※観察者によって、地上へ”球”が投げ込まれた。 |
※その”球”はありとあらゆるものの姿をうつし、変化することができる。 |
※”球”は石、コケ、オオカミへと姿を変えやがて人の姿に変化し、当てのない旅をする。 |
超骨太のファンタジー作品が見たい方
出会いと別れが描かれる”旅系の作品”が好きな方
目頭が熱くなるような感情を揺さぶる物語が見たい方
こういった方にオススメですね!
ジャンルとあらすじ
『不滅のあなたへ』とは?
引用元「不滅のあなたへ」 – Wikipedia |
【STORY】 |
フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。 持っていたのは 球から⽯、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、 やがて出会う人々に⽣きる術を教えられ温かい感情を知り、 宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、⼤切な人との別れ… 痛みに耐えながら自分の⽣き方を選びとり、⼒強く⽣きるフシの永遠の旅を描く。 引用元「不滅のあなたへ」公式サイト |
登場人物は?キャラクター紹介
フシ 声 – 川島零士 | |
さまざまな人々と出会い成長していく、不死身の存在。刺激を受けたものから情報を獲得し、その姿に変化することができる。 引用元「不滅のあなたへ」公式サイト |
観察者(かんさつしゃ) 声 – 津田健次郎 | |
この世界に“球”を投げ込み、観察をする謎の存在。目的はこの世界を保存すること。そのためにあらゆる情報を獲得するフシをこの世に送り出し、観察を続ける。 引用元「不滅のあなたへ」公式サイト |
【不滅のあなたへ】について解説
・“球”とは?
本作の主人公。あらゆる物から強い刺激を受けることでその性質を記憶・模倣する機能を持つ器物。
・観察者とは?
真っ黒なローブを着た人物。物語の不明瞭な部分を補完するナレーター
どんなところがオススメ?
・どう物語を着地させるのか?先が読めないストーリー 【不滅のあなたへ】という作品はとにかく先が読めません。というのもこの物語の主人公は、神様のような存在(観察者)によって作られた”球”です。 この球はあらゆる物から強い刺激を受けることでその性質を記録・模倣する機能を持つ器物。 最初はなんの変哲もないただの丸い球。その球が石とぶつかり、石に姿を変える。その次は雨に濡れてコケにの姿になり、最後にはその場で力尽きたオオカミの姿を得る。すると意識を獲得。といった具合に徐々に色々なものを模倣して成長していく”球”。 この”球”がオオカミの姿を得てどんな行動をしていくのか?先が読めないストーリーが好きな方にはオススメです。 ・ワクワクとドキドキと。悲しみと怒り。感情の揺れ幅が凄いシナリオ。 各エピソードによるかなり練られたお話が展開されます。ようは各章でしっかり物語が区切られている作品です。 その章で登場する人物たちにスポットが当たり、そこに主人公が巻き込まれ物語が始まる。ですのでしっかり物語がまとまっています。 出会いもあれば別れもある。非常に感情を揺さぶられるエピソードが目白押しです。 色々な感情が沸きあがる物語です。感情が揺さぶられる人間模様を見たい方には是非オススメ。 ・BGMやOP曲が非常に素晴らしい。 特にOP曲の「PINK BLOOD」(作詞作曲が宇多田ヒカル)がものすごく作品とマッチしている。 これは1話見たら「あぁ…ヤバイ(語弊力喪失)」となると思います。非常に作品とがっちりかみ合ってる曲の数々。「ここでまさかそんなBGM流すのか…?(感動)」となります。 そして宇多田ヒカルさんのOP曲で「PINK BLOOD」でゾワっとする。心を鷲掴みにする曲調にやられます。とんでもなくBGMと曲が素晴らしい作品です。 ・マジか!?と思わせる。素晴らしい完成度の作品。 目を見張るレベルの良質な作品です。1話見ただけで「これはガチだな…」となります。 非常に全体のクオリティが高く手抜きが全くない作品。作画だけでもレベルが高いのに、演出、BGN、曲、シナリオに至るまでどこも手抜きが一切ない。非常に素晴らしい作品です。 クオリティが高い作品を求めてる方。ファンタジー作品が好きな方。先が読めない物語を見たい方にオススメです。 |
こういうところは注意か…も?
・先が気になりすぎてとりあえず一気見したくなる 【不滅のあなたへ】はとにかく先が気になる物語です。この先一体何が起こるのか?どういった物語になるのか?先が非常に気になる。一気に見たくなる作品です。 |
個人的な感想
常に出会いと別れが存在する。先が読めない大河ファンタジー(スケールの大きい冒険もの) 初っ端から目を引く演出がてんこ盛りだった作品でした。最初は「えっ!?こんな球からどうやって成長していくの?」っとなって目を引き、どんどん模倣していく”球”に驚かされ、そしてそこにいる人々と関わることで徐々に成長していく主人公。 そこで生きている人々のドラマに”人ではない主人公”が出会い、学び、成長し、そして別れを描いた旅の物語です。終始、先が読めない展開にドキドキした作品でした。 これは個人的にドンピシャな作品でした。シナリオ、作画、演出、BGM、全てのクオリティが非常に高いと感じた作品。これは是非とも人にオススメしたい。そう思える作品です。 |
全話見た感想
【不滅のあなたへ】を一言で表現するなら… “不死”をテーマにした、とてつもなくスケールの大きな”旅”の物語です。個人的な感想ですが、間違いなく今年2021年で最も素晴らしいアニメの1つです。 では【不滅のあなたへ】についてのちょっとだけ物語のさわりを解説していきます。 観察者(神のような存在?)によって、地上へ”球”が投げ込まれた。 その”球”は”強い刺激を受けること”でありとあらゆるものの姿をうつし、”変化”することができ、しかもどんな傷をも瞬時に修復する”不死”の存在。 やがてその”球”はオオカミの姿をコピーし意識を獲得し、人の姿もコピーし自我を確立していく。少年の姿を手に入れ自我を手にした”球”はあらゆる刺激を求め、歩きはじめる。といった物語です。 ようは強い刺激を感じることで”変化”でき、驚異の再生能力をもつ”不死”の存在が、当てのない旅をする物語です。 初めは何もなかった”球”が、行く先々の村や町で人間に出会い、触れ合い、知識を学び、自我に目覚め、成長し、そして別れていく。壮大な”旅”を描いた物語です。 では何が凄いのか…? 対比が凄いです。“不死”をテーマにしている作品のためか、同時に”死”をテーマにしている作品でもあります。 というのもこの物語の主人公フシは死なないです。ただ他の生物は死にます。 フシが今まで出会った知識を教えてくれた人、常識を教えてくれた人、戦い方を教えてくれた人、そういった様々なことを教えてくれた人々がフシより先に死んでいきます。 その死んでしまった彼らの意思が”強い刺激”となってフシに流れ込んでいきフシの体の中では生き続けている。死んだ人達の魂をフシが抱え続け共に生き続ける作品。死と不死の対比が素晴らしい作品だと思います。 総評すると…? 非常に感情を揺さぶる、目頭が痛くなる作品でした。 「もうね…これは反則だわ…。どんだけ感情を揺さぶるんだ…。目が痛いんだけど…。」何回もこんな感想を抱きました。非常に目と脳と心にくるものがある作品です。 ただ1つ注意点があるとすれば、ある程度まとめて見ることをオススメします。というのも全20話あり各話で物語が分割されているためある程度一気に見たほうが感情移入しやすいため。(1話。2~5話。6話。7話~12話。13話。15話~19話。20話。と話が区切られています) 2022年秋には2クール目が確定している作品ですので、非常に期待して待ちたい作品です。 |
【不滅のあなたへ】PV
公式Twitter
不滅のあなたへのまとめ
元は神様的な人によって作られた不死で不滅なこの世ならざる主人公。そんな彼が一体どんな出会いをして成長していくのか?先がまったく読めない物語に常にドキドキとワクワクが得られた作品【不滅のあなたへ】の紹介と感想でした。
ちなみに【不滅のあなたへ】は現在9話まで放送されています。絶賛放送中です。もし区切りの良い所まで見たいってかたは5話まで見るといいです。ここが一区切りのポイントとなっています。
正直とりあえずまだ見たことがない方はとりあえず5話まで見て見ることを強くオススメします。一気に物語に引き込まれると思いますので。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!