※帝国が開発した完全自律無人戦闘機械〈レギオン〉の侵攻に対応すべく |
※サンマグノリア共和国は開発した無人戦闘機械〈ジャガーノート〉で対抗していた。 |
※だが、無人機とは名ばかりで実際は“人”として認められていない子供たちが搭乗していた… |
ミリタリーやSF、メカといったジャンルが好きな方
機械VS人が戦う戦争ものが好きな方
思いっきり感情を揺さぶられたい方
こういった方にオススメですね!
ジャンルとあらすじ
『86―エイティシックス―』とは?
引用元「86―エイティシックス―」 – Wikipedia |
【STORY】 |
ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械〈レギオン〉の侵攻に対応すべく、 その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械〈ジャガーノート〉。 だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち ――エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。 エイティシックスで編成された部隊〈スピアヘッド〉の隊長である少年・シンは、 ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。 そこに新たな指揮管制官〈ハンドラー〉として、 共和国軍人のエリート・レーナが着任する。 彼女はエイティシックスたちの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、 “人型の豚”として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。 死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、 将来を嘱望されるエリートの才女。 決して交わることがなかったはずのふたりが、 激しい戦いの中で未来を見る――。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
登場人物の紹介
ヴラディレーナ・ミリーゼ 声 – 長谷川育美 | |
共和国成立以前からこの地に住む白系種(アルバ)であり、かつ貴種として知られる白銀種(セレナ)の血を純血で受け継ぐ名家・ミリーゼ家の才媛。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
シンエイ・ノウゼン 声 – 千葉翔也 | |
〈ジャガーノート〉のプロセッサーで、東部戦線第一戦区第一防衛戦隊〈スピアヘッド〉の隊長。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
ライデン・シュガ 声 – 山下誠一郎 | |
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊〈スピアヘッド〉に所属する黒鉄種(アイゼン)の少年で、隊の副隊長と第二小隊長を務める。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
セオト・リッカ 声 – 藤原夏海 | |
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊〈スピアヘッド〉に所属し、第三小隊を指揮する、小柄で細身の少年。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
アンジュ・エマ 声 – 早見沙織 | |
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊〈スピアヘッド〉の第五小隊に所属する月白種(アデュラリア)と天青種(セレスタ)の血を引く少女。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
クレナ・ククミラ 声 – 鈴代紗弓 | |
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊〈スピアヘッド〉に所属する瑪瑙種(アガット)の髪と金晶種(トパーズ)の瞳を持つ少女で、第六小隊長。 引用元「86―エイティシックス―」公式サイト |
【86―エイティシックス―】について用語解説
・86 (エイティシックス)
全85区画の行政区で構成されているサンマグノリア共和国外、“存在しない86区”に追いやられた有色種(コロラータ)の人々のこと。彼らは人として扱われず、共和国民としての権利をすべて剥奪されているため、戦死者としても計上されない。
知覚同調(パラレイド)
〈ハンドラー〉とエイティシックスが通信・意志伝達手段として用いる特殊技術。人類すべてが共有するとされる「人類種族の潜在意識」を経由し、人同士の知覚(主に聴覚)を接続するものである。距離や地形、天候の影響を受けず、さらに〈阻電撹乱型(アインタークスフリーゲ)〉による電波妨害下でも通話が行えるのが特徴である。
指揮管制官〈ハンドラー〉
遠く最前線で戦うエイティシックスたちに対し、共和国85区の中央・第1区から指示を行う作戦指揮官のこと。指示はパラレイドによる遠隔通話でのみ行われる。大半の〈ハンドラー〉はエイティシックスを人間として見ておらず、その命を軽視していた。“変わり者”であるレーナはエイティシックスたちの命を自分たちと等価であると考え、彼らを尊重しながら指揮を行っていた。
プロセッサー
〈ジャガーノート〉の操縦を担うエイティシックスのこと。コンピューターの心臓部と言える「プロセッサー」=情報処理装置と呼ばれているのは、共和国民に対し〈ジャガーノート〉は無人兵器として喧伝されていたこと、さらにエイティシックス自体が人でないものとして扱われていることに由来する。
無人戦闘機械〈レギオン〉
ギアーデ帝国が開発に成功した、世界初の完全自立無人戦闘機械(ドローン)。斥候型〈アーマイゼ〉、近接猟兵型〈グラウヴォルフ〉、戦車型〈レーヴェ〉など複数のタイプが存在し、それらが編隊を組んで行動する。非常に優秀な自律AIが搭載されており、「敵性勢力を殲滅する」という基本命令を忠実に実行し、周辺諸国に大打撃を与えた。現在ではサンマグノリア共和国と他国との通信は途絶し、他国はほぼ滅亡したと考えられている。
引用元「86―エイティシックス―」公式サイト
こういうところは注意か…も?
・公式サイトのキャラクター紹介ページは見ないほうがいいです。
誰が死んだかネタバレを食らいます。【86―エイティシックス―】はレギオン(ギアーデ帝国が開発した自律式無人戦闘機械)と命懸けで戦うSF系の戦争ものです。
そのため人が死にます。そういったネタバレが嫌な方は公式のキャラクター紹介ページは見ないほうがよろしいかと思います。
・見るなら1話だけでなく2話もセットでの視聴がオススメ。
というのも1話だけだと内容が分かりずらいストーリーです。
【86―エイティシックス―】は主人公が2人います。1人は壁の中で暮らしている名家の令嬢で軍人のレーナ。もう1人は壁の外でレギオンと戦っている部隊の隊長”シン”
1話でどんな世界観なのか?なにと戦っているのか?をレーナ側(壁の中の住人視点)で語られます。そのため1つの視点でのみ物語を見せられるので視聴者には内容があまり入ってきません。
2話でシン側の物語が詳しく語られ、この世界が一体どういった敵に侵攻されて、現在自分たちがどういった現状なのかを私たち視聴者にも分かりやすく解説してくれます。ですので見る際は1話と2話セットで見たほうがいい作品です。
見所はどこ?
【1】切なく奮えるストーリーとそれら支える曲の数々。
これは正直震えます。是非とも見てもらいたい作品です。敵との命懸けの戦闘中、背後から流れてくるBGMに気持ちが昂り、切ないシーンでやるせない気持ちにさせる曲が流れる。
感情が昂り、熱く、切なく、胸が締め付けられ、やるせねぇ…そんな気持ちにさせる作品です。濃厚でシリアスなストーリー、感情を揺さぶられる物語、ここぞという場面で流れる曲、これがらが全て兼ね備わった作品です
【2】EDや挿入歌、BGMの導入が素晴らしい。
曲が非常に素晴らしいです。不安を煽ったり、感情を昂らせたり、切ないシーンで流れたり、そんなここぞという場面でBGMや挿入歌が流れてきます。
なぜここまで【86-エイティシックス-】の音楽が良いかというと、曲を手掛けている人があの名曲ヒットメーカーの澤野弘之さんです。(※機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]や進撃の巨人、キルラキル、甲鉄城のカバネリ、プロメア、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイなどの数々の名曲を手掛けた人物)
作中何度も流れる曲に「いやもう反則でしょ…」「これはズルいわ…」と何度も思ってしまう作品です。
【3】タイトル回収が毎回神がかっている
特にEDと同時に流れるタイトル導入が毎回神がかっています。物語の締めくくりと共に今回の話で最も印象深かったシーンの言葉をタイトルに持ってくるのですが、このタイトルを見た瞬間、「うわ…まじか…」となんとも言えない感情がこみ上げてきます。
OPからED、そしてタイトル回収。一切物語を飛ばすことができない作品です。
個人的な感想
【86―エイティシックス―】という作品を一言で表すなら…
早く2期よ来い!先が気になりすぎる物語毎回良い所で終わらせてくる、引きが完璧なアニメです。というのも物語が純粋に面白ため毎回次回が気になります。
そして必ずと言っていいほど良い所でEDに突入します。「え~…マジかここでかよ!?」と毎回思わせてくるので(笑)見る際は一気に見ることをオススメしたくなるアニメでした。
個人的なイメージですが戦争ものやシリアスな物語、曲が良い作品を好む方にとってはハートを鷲掴みしてくるように感じた作品です。
特に見応えがあったシーンとしては今までのアニメのセオリーをいい意味で破壊してきている点です。
通常タイトル表記は最初か最後に持ってくるのが定番ですが、【86―エイティシックス―】は真ん中もしくは一番最後にもってきます。
ここなら最も視聴者にインパクトを与えられるであろうポイントでタイトルをガンッと持ってくるため一話一話のタイトルの重みがマジで凄いです。しかもED曲や挿入歌も込みで演出してきます。
「うわ…マジか…」「これは完全にやられたわ…」とタイトルを見たら納得せざる得ない演出が施されています。
ストーリーに引き込まれ、曲で感情が昂り、タイトル表記で目頭が熱くなる。そんな作品です。あぁ…早く2期来ないかな…。。(2クール目が2021年10月放送らしいのでそこまで指をくわえながら待ちたいと思います。)
【86―エイティシックス―】PV
公式Twitter
86―エイティシックス―のまとめ
少女は”涙”と共に。少年は”死”と共に。戦地に向かう少年たちの物語【86―エイティシックス―】の紹介と感想でした。
もうね…こういう作品は大好きです。絶望と希望に立ち向かうというか感情をがっつり揺さぶってくるというか、見た後になんにも言えなくなりしばらく放心状態にさせられたそんな作品です。特に8話~最後までの後半の畳みかける展開はさすがの一言でした。はやく2クール目が見たい!そう思える内容でした。
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!