【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】アムロとシャアの理念と理想、意志を宿した男の物語

えすえいち
【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】とは…こんなアニメです!
※第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年後
※ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアが
※アムロとシャアの理念と理想を引き継ぎ、地球連邦に反旗を翻す
みゃんこ先生
どんな人にオススメなんじゃ?
えすえいち

ガンダムシリーズ(宇宙世紀)が好きな方

ガンダムを見たことがない方

これを機にガンダムを知ってみようと考えている方

こういった方にオススメですね!


記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを600本完走し、アニメ記事を500本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは?

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(きどうせんしガンダム せんこうのハサウェイ)は、アニメ作品群ガンダムシリーズの1つで、富野由悠季小説作品。

1989年から1990年に角川スニーカー文庫より刊行された。2021年4月時点で累計発行部数は130万部を記録している

『機動戦士ガンダム』などと同じく「宇宙世紀」を舞台とする作品であり、ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアを主人公とする物語が展開される。

■ジャンル…SF/ロボット/ガンダムシリーズ
■ 時間…95分
■ 原作…富野由悠季、矢立肇
■ 制作 / サンライズ / 監督/村瀬修功
■ 公式…機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」 – Wikipedia

【STORY】

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年

 U.C.0105——。

地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ

強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた

 そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、

反地球連邦政府運動「マフティー」だ

リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。

その正体は、

一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。

 アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として

道を切り拓こうとするハサウェイだが、

連邦軍大佐ケネス・スレッグ謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会い

その運命を大きく変えていく

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

みゃんこ先生
ふむふむ。アムロとシャアの最終決戦から12年の時が経ったのじゃな。ただあれだけのことが起ったのにもかかわらず地球連邦は腐ってしまったのじゃな…。そしてマフティーが立ち上がると…

・登場人物の紹介

ハサウェイ・ノア 声 – 小野賢章

父は地球連邦宇宙軍第13独立艦隊司令ブライト・ノア。

少年時代にシャア・アズナブルが起こした第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)をくぐりぬけたハサウェイは、

短い軍役を経て、現在は地球でアマダ・マンサン教授の元、植物監視官として訓練を受けている。

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

ギギ・アンダルシア 声 – 上田麗奈

ホンコンへ向かうシャトル、ハウンゼン356便に乗り合わせる男性たちを魅了し、女性たちを嫉妬させる、容姿端麗な少女。

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

ケネス・スレッグ 声 –  諏訪部順一

地球連邦軍将校。階級は大佐。元はモビルスーツパイロットで、「シャアの反乱」でも第一線で戦った経歴を持つが、

自身のパイロット特性に見切りをつけ、以来平時の実戦のない連邦宇宙軍で新型モビルスーツの開発を続けていた。

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

RX-105 Ξガンダム(クスィー)

マフティーがアデレード会議襲撃のために準備した、アナハイム・エレクトロニクス社製の第五世代モビルスーツ。

ペーネロペーとは姉妹機にあたるが、機体内蔵型のミノフスキー・フライト・ユニットを実装している点については、より画期的技術が投入されている。

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

RX-104FF ペーネロペー

マフティー殲滅の為にケネスが戦線に投入したアナハイム・エレクトロニクス社製のモビルスーツ。

小型化したミノフスキー・フライトを初めて搭載したモビルスーツの一機であり、大気圏内での高度な単独飛行能力を持つ。

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト


・見どころポイント

その1ガンダムという作品を知らなくても楽しめる丁寧な作りに驚く。

むしろガンダムシリーズを知らないならこれを機に見てみるか!と思えるくらい最初から最後まで物語の構成が異常に丁寧な作品でした。特に序盤の出だしがとても素晴らしいです。

初っ端いきなりガンダムや他のメカ(モビルスーツ)が登場したり戦ったりするわけではなくまずはこの世界情勢がどのようになっているのか主人公はどういった人物なのかなぜこの世界ではテロリストが英雄扱いされているのか?など、序盤は世界観から細かく解説してくれます。

そうすることで私たち視聴者に見る準備を与えてくれます。「お!なるほど!世界の情勢はこうなってるのか!だからテロリストたちが立ち上がったのか!」など。

序盤からこういった物語の前準備をしっかりしてくれてるため見る側してみると非常に物語に入りやすく感情移入しやくなります。おかげでそのまま終わりまでノンストップで楽しめることができます。


その2主人公・ハサウェイと彼に関わる2人の奇妙かついびつな人間関係に引き込まれる。

詳しくは解説ができないのですが(ネタバレになるので)ハサウェイと、彼に関わる連邦軍大佐ケネスと謎の美少女ギギによる奇妙で変わった三角関係も見所です。

テロリストとして本性を隠すハサウェイ。そのテロリストを捕まえようとするケネス大佐。そしてハサウェイの本性を見抜く謎多き美少女ギギ。この3人の微妙な立ち位置というか関係性に思わず引き込まれてしまいます

常に「えっ!?この後どうなるの…?」って展開になります。この奇妙な三角関係がこれからどうなっていくのか?ハサウェイの人間関係も見所の一つです


その3とにかく描写がリアル!細部までこだわっている演出に思わず目を見張る…

実際にテロや戦争が起ったらおそらくこういう行動をとるよな…って思う演出や逃げ惑う人々の表情やあせり、しぐさや行動がとてつもなくリアルで思わずこちらもハラハラします機体同士の戦闘演出の魅せ方のリアルさにものすごくこだわりを感じます。街中での戦闘などではビームの焼け跡や火花、爆発などが超絶リアルで恐怖を掻き立てられます。

思わず、「ここまでリアルに演出するのか…」と度肝を抜かれました。今までのガンダムとは違う”リアル”な演出に力を入れた作品だと思います


その4宇宙世紀のガンダムシリーズを見た人はより楽しめる。特に逆襲のシャアを見た人なら尚更

宇宙世紀のガンダムを知っている方であればもはや解説不要で楽しめる作品です特に逆シャアまで知っている方であればスーっと物語が呑み込めると思います

アムロとシャアの激突を描いた【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】より12年たったU.C(宇宙世紀)105年の世界が舞台。

地球連邦政府が腐敗し、その腐敗した連邦に反旗を翻す反地球連邦組織「マフティー」に所属する男の生涯を描いた作品です。

みゃんこ先生
まさかここまでリアルに見せてくれるとはのう…。これは次回も期待大じゃな

・個人的な注意点

細かな専門用語が飛び交うため、初めてガンダムを見る人は少し戸惑うかもしれません。

というのも【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】という作品は初代のガンダムから時系列が繋がっています

そのため数々のガンダム専門用語が当たり前のように飛び交うので例えばニュータイプとかモビルスーツとかアムロシャアなどなど)、初めてガンダムという作品を見る人からしてみれば「ん?今の言葉ってどういう意味?と思う場面があると思います。

ですので最低限⇩で専門用語の解説をしていきます。おそらくこれだけ抑えておけばだいたいは何を言っているか分かると思います。(まぁ知らなくても楽しめるので大丈夫だと思いますが)


・専門用語

マフティー・ナビーユ・エリン…架空の人物「マフティー・ナビーユ・エリン」を中心にした反地球連邦政府組織

地球連邦…地球上にあったすべての国家を統合し、場合によっては太陽系内外のスペースコロニーや植民星をも支配下においている

モビルスーツ「ガンダムシリーズ」に登場する、高さ20メートル前後の有人操縦式の人型機動兵器のことを指す

ニュータイプ時空を超えた非言語的コミュニケーション能力を獲得し、超人的な直感力と洞察力を持つ新しい人類とされる人間を指す

アムロ・レイ機動戦士ガンダム』および劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』における主人公 第二次ネオ・ジオン抗争 (『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)でシャアと共に生死不明

シャア・アズナブル機動戦士ガンダム』および劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』におけるアムロのライバル 第二次ネオ・ジオン抗争 (『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』)でアムロと共に生死不明

シャアの反乱シャアが、地球の重力に縛られ自己中心的な支配を続ける人類を粛正するために、地上に隕石を落下させるという暴挙にでた事件。地球圏の存亡をかけ、アムロとシャアの最後の戦いが描かれた物語


・個人的な感想

これは映画館で見たかった…!

というのもこれは大画面と立体音響で見て聞いて楽しみたかった!と思わせるだけの作品です。(めっちゃ映像が綺麗で曲が素晴らしかったので)終始、盛り上がるところではずっと鳥肌が止まらない作品でした。

なんて言うんでしょう…、開始16分で物語に鷲掴みされそのまま気づけば90分ずっと画面に集中していました。まさかここまでとは…。思わず見終わった後は「マジか…!」「素晴らしい」と言葉が漏れた作品です。

腐敗した連邦とその連邦に異を唱える反連邦組織「マフティー」との戦争ハサウェイとケネスとギギによる奇妙で複雑な人間関係圧倒的でリアルな描写で描かれるアニメシーンなど見どころが非常に豊富な映画でした。

そして何より驚いたのがガンダムを知らないお客さんに対しても楽しめる話の作りになっていることに衝撃を受けました

正直な感想を述べますと、ガンダムという長いコンテンツはどうしても新規のお客さんは敬遠しがちです。しかも【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】という作品は、言うなれば初代ガンダムからの続編のようなものです。

そんな従来のファンに向けた作品なのにも関わらず蓋を開けて見ると「めっちゃ分かりやすい!」「これはガンダムを全く知らない人でも楽しめる」と思わせてくれた作品でした。(例えるなら腐った政府に反抗するハリウッド映画を見せられている感じで、たとえガンダムがいなくても楽しめであろう骨太なストーリーです。

なんとうか、従来のコアなファンも楽しめて、ガンダムを知らない人でも楽しめる素晴らしい作品だと思います。

もしちょっとでも興味が沸いた方はこちら↓に公式さんよりYoutubuに16分弱の冒頭動画が上がっていますので試しに覗いてみてはいかがでしょう?

えすえいち
2部は映画館で見るぞ…!

【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】冒頭15分53秒

公式 twitter

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのまとめ

アムロとシャアの理念と理想、意志を宿した男による物語【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】の紹介と感想でした。

正直な話、見る前まではガンダム好きな人、特に宇宙世紀のガンダム(ファースト、Z、ZZ、逆シャア、ユニコーン)などを見た人向け作品なので新規のお客さんは見辛いだろうな…と思っていたのですが、まったくそんなことはなく従来のガンダムファンの方も新規のお客さんも両方が楽しめる非常に丁寧に作られたガンダム作品でした。これは見ておいて損はないと思います。非常にオススメです。

社会を巻き込んだ骨太なシナリオに思わずガッツリ集中して楽しめる【機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ】の第1作を紹介しました。こちらの作品は全部で3部構成になっていますので早く2部も見たいところです。

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

■各種リンク■

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公式サイト

引用元「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」 – Wikipedia

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