【恋は雨上がりのように】「わたし店長の事が好きです…」女子高生と中年店長の優しいラブストーリー

夢を諦めた冴えない中年男性と怪我で走ることを諦めてしまった女子高生の優しくて爽やかなラブストーリーです。

何をするにも冴えない自他共に認める中年男性（45歳）ファミレスの店長・近藤 正己（こんどう まさみ）に、怪我で走ることを諦めてしまった元陸上部のエースで女子高生（17歳）橘あきらが恋をする。親と子ほどの歳の差が離れている歳の差恋愛を描いた作品。

　最初見る前までは「いやいや歳が離れすぎてるでしょ（笑）」「なんでそんなに歳が離れているのに好きになったの？」「店長のどこに惚れたの？」とあきらに対して疑問しかなかったのですが、1話と2話を見ただけで「あぁ…納得」「滅茶苦茶エモいんだけど…」って手のひらクルーした作品でした。

1話見るごとに「相手の事を好きになったら歳の差なんて関係ない！」そう訴えてくるパワーが画面全面から伝わってくる作品でした。

そして個人的にグッと来たのは7話。もしこちらの作品【恋は雨上がりのように】を見ることがあればここまでは見てもらいたい。見た瞬間「尊い…」という気持ちにさせてもらえますので。

まとめますと…

陸上部のエースなのに怪我で走ることを諦めてしまった女子高生・あきらと自分の夢を諦めてしまった中年男性…近藤正己の、人生これからと人生折り返しの2人の対比を描いたラブストーリーです。

歳の差という立ちふさがる大きな壁にそれぞれの悩みがぶつかり合い、あきらは店長の夢を応援し、店長はあきらの夢を応援する。そんなお互いの背中を少しだけ押すラブストーリーでした。

非常にエモイというか尊い恋愛作品です。1クール（12話）で綺麗に完結する恋愛ものをお探しの方にオススメしたくなるアニメでした。