【風が強く吹いている】陸上に興味がない素人込みの10人が1から”箱根駅伝”を目指す物語

『風が強く吹いている』とは？

引用元「風が強く吹いている」 – Wikipedia

【STORY】

夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走（くらはらかける）。

その横に、不意に自転車が走り込んで来る。

見知らぬ男が、走に向かって問いかける。

「なあ！走るの好きか！」

男の名は清瀬灰二（きよせはいじ）。

走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。

そこに暮らす個性豊かな９名の住人。

最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。

まさか自分が、『１０人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。

かっとなりやすく、口下手な天才ランナー　カケル

漫画オタクの美形、運動神経ゼロ　王子

運動経験のない丁寧で真面目な黒人　ムサ

モテることを夢見る瓜二つの双子　ジョータとジョージ

穏やかで争いごととは無縁な好青年　神童

司法試験合格済みの秀才で遊び人　ユキ

体格が丈夫なヘビースモーカー25歳　ニコチャン

小心者で就活に勤しむクイズ王　キング

みんなのまとめ役かつこの10人で箱根を目指すと豪語するリーダー　ハイジ

どいつもこいつも一癖も二癖もあるキャラが濃いメンバーが登場するため笑わせられそして感情移入してしまう作品です。

その2…陸上にまったく興味ない大学生たちが0から箱根駅伝を目指す！？？無謀とも思える挑戦に熱い気持ちにさせられる

この作品の面白い所は陸上に全く興味がない大学生たちが大学陸上の最高峰、箱根駅伝を目指すといった無理難題に挑もうとするところです。

そもそも陸上に興味を持っていない人にどうやって興味を持たせるか？という所からスタートするため本当に0からスタートする物語です。

なんというかスポコン系のアニメって必ず”やる気”をもった部員たち、または”実力”を持った人物たちが全国を目指すといったけっこう現実的な物語展開をするのですが、

こちらの作品はまさに興味を持ってない人に興味を持たせるところからスタートなので始まりがかなりシビアです。しかも駅伝はタスキを繋ぐためある意味団体競技です。一人が強くても勝てない競技です。

そんな無謀とも思える素人達が箱根の山（箱根駅伝）を目指すという大学陸上の物語。徐々に力をつけていく部員たちにこっちまで熱い気持ちにさせられます。スポーツアニメが好きな方や熱いアニメが好きな方には特にオススメです

その3…個人的に好きなキャラクター　ハイジ

最初はまったくやる気がなかった寛政大学のメンバー

「どうせ箱根なんか無理だ！」「俺たちは素人なんだぜ？」「僕なんかが走れるわけない」みんなこぞって「無理だ。」「行けるわけない。」と言います。

そりゃそうです。今までまったく陸上に触れてこなかった素人がいきなり箱根駅伝なんて普通ならありえません。

ただハイジだけは違います。ずっと箱根を目指してきました。彼の情熱は生半可なものではありません。

ハイジは箱根を目指すために、竹青荘の食事や掃除、その他の雑用をはじめ、陸上部員の健康管理やトレーニングメニューなど一人で考え実行してきます。

名コーチと思うくらい働きをしてみんなを引っ張ります。その行動に当てられてみんなも少しずつ考えを改めるようになってきます。

なんというかどのキャラクターも魅力的なのですが特にハイジの行動力や考え方、人たらしなところがツボに入りました。素直にカッコイイと思える人物です。

最初から激しい物語展開などはなく、各キャラクターの自己紹介や仲間の勧誘、地道な練習などから始まるので1話から盛り上がりにくい内容となっています。

※ただ物語が進むにつれてどんどん面白くります。いわゆる尻上がりの作品です（1話2話で切るのはもったいない作品）

かなり硬派な作品（女性キャラクターがほぼほぼいない）

本気で駅伝を目指すアニメとなっているため、女性キャラクターがほとんど出ません（登場するのはマネージャーくらい）

かなり男臭いアニメとなっています。比率は男性9：女性1の割合です。

※男子寮や男子校のノリをイメージしていただければいいかも。