※19世紀末に東西に分断された架空のロンドンうを舞台に |
※変装、諜報、潜入、カーチェイス……。 |
※女子高生たちのスパイアクションを描いたスチームパンク作品 |
銃撃戦、潜入、囮、などのスパイアクションが見たい方
キャラクターの過去がしっかり描かれている作品が好きな方
見た目は可愛い、でも中身は重めのストーリー。ギャップが激しい作品が見たい方
こういった方にオススメですね!
ジャンルとあらすじ
『プリンセス・プリンシパル』とは?
引用元「プリンセス・プリンシパル」 – Wikipedia |
【STORY】 |
東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション! 舞台は19世紀末、 巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。 伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、 5人の少女たちが在籍していた。 彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。 変装、諜報、潜入、カーチェイス……。 少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。 「私たちは何?」 「スパイ。嘘をつく生き物だ」 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
・登場人物の紹介
アンジェ 声 – 今村彩夏 | ||
芸術的な手腕をもつ天才スパイ。無口で無愛想な性格で、よく突拍子もない嘘をついては、周囲を困惑させている。 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
プリンセス 声 – 関根明良 | ||
アルビオン王国のプリンセス。おっとりしているがとても芯が強く、国民からの人気は高い。 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
ドロシー 声 – 大地 葉 | ||
アンジェの相棒で、チームをまとめるリーダー的存在。車の運転技術などに長け、射撃の腕は超一流。色仕掛けも得意だが、意外と純情。 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
ベアトリス 声 – 影山 灯 | ||
常にプリンセスの側に付き添う、貴族の少女。小さいころにプリンセスに助けてもらったこともあり、彼女を心から敬愛している。 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
ちせ 声 – 古木のぞみ | ||
留学生としてやってきた日本人。小さいながらも剣術は達人級の腕前。西洋の文化に慣れていないため、時折世間知らずな言動をしてしまうこともある。 引用元「プリンセス・プリンシパル」公式サイト |
・見どころポイント
その1…嘘でしょ!??って思うほどの動きがかっこよすぎる作画 かなり丁寧な作画です。「めちゃくちゃ気合入ってるな…」と思わず驚かされてしまった作品。 全話通して非常に綺麗で丁寧、絵だけでもカワイイやカッコイイと思えるアニメです。 特ににオススメなのが5話の殺陣(ちゃんばらや格闘)シーン。恐ろしくカッコイイです。見た瞬間鳥肌が立ちました。刀と刀がぶつかるシーンのカメラアングル、斬り合いの細かな動作やしぐさ。最高に美しいです。 他にもカッコイイシーンが数多くあり、アクションを見ているだけでも非常に楽しめるアニメです。作画が良いアニメ、丁寧な絵柄のアニメを見たい方には特にオススメしたい作品です。 その2…主人公たちにとても愛着が持てる。しっかり作りこまれている過去。 各キャラクターたちのバックボーン( 思想・信条・考え方・精神的支柱)がとてもしっかり描かれています。 どういった経緯でスパイになったのか?スパイ活動するまでは何をしていたのか?何が好きで何が嫌いか?自分の信じているものはあるのか?などなど5人の過去話がきちんと用意されています。 どの作品にも言えますが、登場人物たちの過去の出来事がしっかり作りこまれていると、その人物に感情移入してしまいます。(こんな話を聞かされたら好きになってしまいます!) この『プリンセス・プリンシパル』という作品は主人公たち5人の過去のエピソードがとても良く、つい彼女たちを好きになります。過去のエピソードが語られるごとに主人公たちのことが好きになっていく作品です。 その3…けっこう重めのストーリーを平気でぶん投げてくるハードボイルドな作品 最初見たときは「女子高生がスパイ?どういうこと?」「かわいい絵柄だし、恐らくギャグ系だな!」って軽い気持ちで見はじめましたが… 1話見終わった後は「すいませんでした!」という感想しか出てこなかった作品です。 これは…ガチガチのスパイアクションじゃん!となった作品でした。(誰だよ!可愛い系のギャグ作品って言ったの!) 可愛い絵柄で見やすく、でも内容はがっつりスパイもの。そして演出やアクションは、スチームパンク(ファンタジーや歴史改変もの)で近未来的の道具を出現させてド派手にして、絵柄、内容、演出はどれも丁寧で非常にバランスがとれた作品です。 中でもストーリーが非常に面白く、そして重いです。油断しているといきなり後頭部を鈍器で殴られた感覚を味わえます。9話のあるエピソードでは「あぁぁぁ……なるほど…」となり、これは凄い!となった作品でした。 ガツンとくるシリアスなストーリーが好みの方にはオススメできる作品です |
・個人的な注意点
絵柄がかわいい!と思って可愛い作品を想像していると痛い目を見る作品。 けっこうというか、かなりハードボイルドば作品です。 表立って戦争はしないものの裏で戦争(スパイ活動)をしているため頻繁に血が出る作品です。可愛い系の作品だと思って見ると絵柄とのギャップに驚かされます。見る際は予め情報を知ってからにすると驚かなくて済むと思います。 時系列がバラバラです。 物語の時系列が話数ごとで前後するため、途中で「ん?あれ?前回見た話より時間が巻き戻ってる?なんで?」ってなったりします。 なぜかというと、この話数に書かれているタイトルを見てください↓ 第1話 case 13 といった具合に1話だけどcase13とかかれているので時系列で並べると13番目の物語です。 そのため連続でストーリーを見ていると「え?なんでこの人が仲間になっていないの?」ってなったりします。 見る際はそのストーリーがcase〇〇か確認してから見ると驚かなくてすみます。まぁ時系列順で見なくても楽しめます。ほぼ1話完結の物語のため。 ※どうしても時系列順に見たいのであればcase順で見ると時系列順で見られます。 ちなみに時系列順で見る際は2話➨3話➨5話➨4話➨9話➨1話➨7話➨6話➨8話➨10話➨11話➨12話です。この話数順で見ると時系列が繋がって見ることができます。 |
・個人的な感想
良い意味で期待を裏切ってくれたスパイアニメ ほんと色んな意味で期待を裏切ってくれた作品です。
「可愛いキャラクターたちだな!どんなほんわかなストーリーかな?」➨「バりバリのハードボイルド系のスパイものじゃん!??」 「喋り方可愛い!色っぽい!」➨「全部嘘かよ!!!??」 「良かった良かった!いい話だった!」➨「嘘…マジか……」などなど。 基本、上げて落とす。落として上げる。ギャップが激しく、感情の起伏が激しくなる作品です。感情を揺さぶられる系の作品に近いかもしれません。ほんと良い意味で期待を裏切ってくれる作品です。 1話に必ず1クセも2クセも入れてくる作品です。ですのでとても油断のできない作品。 ハラハラドキドキしたい方やしっかり作られてシナリオが見たい方、作画を気にする方にとてもオススメできるアニメでした。 |
【プリンセス・プリンシパル】PV
公式 twitter
プリンセス・プリンシパルのまとめ
19世紀末に東西に分断された架空のロンドンが舞台、スパイ活動のために女子高生を隠れ蓑にしたスパイアクション【プリンセス・プリンシパル】の紹介と感想でした。
見終わっての感想は、弱点がない。そう思った作品でした。全体的にとても高水準のバランスが取れているオリジナルアニメです。
1話進むごとにどんどん話が面白くなっていくスパイもの。スパイアクションやスチームアクション、シナリオが良いもの、キャラクターに愛着が持てる。なんでも揃ってる非常にバランスが良いアニメでした。
※ちなみに2021年の2月から劇場版 第1章が公開されており、第2章:2021年9月から公開され、全6章を上映するようなので興味がある方はそちらも見てはいかがでしょう?
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!