【宇宙よりも遠い場所】私は旅に出る。今度こそ旅に出る！4人の少女が南極を目指す青春グラフィティ

『宇宙よりも遠い場所』とは？

引用元「宇宙よりも遠い場所」 – Wikipedia

【STORY】

　何かを始めたいと思いながら、

中々一歩を踏み出すことのできないまま

高校2年生になってしまった少女・玉木マリたまき・まりことキマリは、

とあることをきっかけに

南極を目指す少女・小淵沢報瀬こぶちざわ・しらせと出会う。

高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、

絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、

報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。

序盤は主人公のキマリが、落とした100万円を届けるところから話がスタートし、その100万円の持ち主の小淵沢 報瀬（こぶちざわ しらせ）に届けたことで南極の話になり、話が盛り上がりなんやかんやで一緒に南極まで行くことになる。

そんな思いもよらないところから物語が始まります。いや…まさかそうくるとは…（笑）斜め上の始まり方にワクワクが止まらなくなる物語でした。

なんたって南極に女子高生が行こうとする。ちょっと想像がしにくくスケールが大きな物語に、どうやって行くんだ？そもそもなんで行こうとしてるんだ？など、なぜ？どうして？という疑問と共に物語にのめり込んでいける作品です。

ワクワクとドキドキが詰まった旅アニメです。刺激を求めてる方にはもってこいのアニメだと思います。

その2…イラッとするけどそれ以上にスカッとする物語

正直な話、かなりイラッとさせられました。そしてそれ以上にスカッとしました。

というのも、作中に登場するモブキャラ達は南極大陸に行こうとする主人公たちに対して

「どうせできるわけないじゃん」「あいつは何言ってるんだ？」「どうせお前には無理無理」など南極を目指している彼女たちを執拗以上に馬鹿にしてきます。

これには「あぁ現実でもあるやつだ…これ…」と妙に納得してしまう展開にかなりイラッとさせられました。

そしてそんな周りの雑音に対して『うるせぇ！勝手に言ってろ！』『何が何でも南極に行ってやる！』『そしてざまぁみろ！！！』と言ってやる！そんな言葉と行動で示す物語です。

人に何を言われようが関係ない。否定したいだけの口だけな周りは気にしない！そう教えてくれる作品です。

このアニメは周囲の声なんて気にするな！自分がやりたいことまっすぐやれ！そう思わせてくれるアニメです（見てて滅茶苦茶スカッとします。）

その3…“今”を”変えたい”と思っている人にオススメ。

というのも【宇宙よりも遠い場所】という作品は、”今の現状”を変えたいと思っている女子高生たちが南極大陸を目指す物語です。

それぞれが今の現状に悩み、どうすればいいか考え、そして決断し行動する。そういった今の納得がいかない現状を変えようと必死で足掻く物語です。

つまり今までの自分を変えたいと思ってる方にはとても刺さる内容がふんだんに盛り込まれた作品です。見るだけでやる気が沸いてきます。

その4…この旅で4人の主人公たちがもつ悩みがどのように解消していくのか？

【宇宙よりも遠い場所】は雰囲気や絵柄はとても明るいのですが、けっこう人間関係の悩みがリアルです。そのため彼女らの悩みがどう解消されていくかが見所の一つでもあります。

新しいことをしてみたいけど失敗を恐れて今まで何もしてこなかった。幼馴染の後ろをいつもついて行くばかりの【玉木 マリ】

南極で消息不明になった母親を探すため。高校生で南極に行こうとし「周りに行けるわけないだろ（笑）」と馬鹿にされ続けた【小淵沢 報瀬】

部活動の人間関係がきっかけで16歳で不登校になった、コンビニでアルバイト中の高校生フリーター【三宅 日向】

子供時代から芸能活動をし続けていたことにより、今までの人生で一人も友達ができなかった【白石 結月】

それぞれが抱える悩みがこの旅を通してどう変化していくのか？目頭を熱くしたい方にはかなりオススメの作品です。

これは人によって違うと思うのですが、筆者の率直な感想は「もう少し見たい！」でした。なんか気が付いたら12話が終わってました（笑）

それほど前のめりになって次の話を見に行ってました。ですので一気見したい方にはいいかもしれません。

見る人によっては心にグサッと刺さる言葉が飛んでくるかも…？

というのも今の自分を変えたくない又は変えることができない、変わる人（成長）する人を見たくない。こういった考えをお持ちの方が見ると心にグサッと刺さる言葉が画面からガンガン飛んできます。

ですので今の自分を変えたい思っている人はまったく問題ないですが、そうじゃない人が見ると心にダメージを負うかもしれません。