※図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の岩谷尚文は |
※突如”盾の勇者”として異世界にある国家メルロマルクに召喚された。 |
※勇者として召喚された尚文だったが、とある事件に巻き込まれ婦女暴行の冤罪をかけられる。 |
※この物語は勇者として異世界に召喚されたものの全てを失った男の反逆の物語である |
逆境や反逆といった失った所からスタートする作品が好みの方
王道ファンタジーではなくダークファンタジーよりの物語が好みの方
イラッとするけどそれ以上にスカッとする物語が見たい方
こういった方にオススメですね!
ジャンルとあらすじ
『盾の勇者の成り上がり』とは?
引用元「盾の勇者の成り上がり」 – Wikipedia |
【STORY】 |
ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、 図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。 与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、 世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。 大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。 ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、 金も立場もすべて失ってしまう。 他人を信じられなくなった尚文は 奴隷の少女・ラフタリアを使役し、 波に、世界に、立ち向かおうとするが―。 果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか? すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕 引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
・登場人物の紹介
岩谷 尚文(いわたに なおふみ)声 – 石川界人 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
ラフタリア 声 – 瀬戸麻沙美 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
フィーロ 声 – 日高里菜 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
天木 錬(あまき れん)声 – 松岡禎丞 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
北村 元康(きたむら もとやす)声 – 高橋信 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
川澄 樹(かわすみ いつき)声 – 山谷祥生 | ||
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引用元「盾の勇者の成り上がり」公式サイト |
・見どころポイント
その1…パラダイムシフト(当然のことと考えられていた認識や思想が劇的に変化すること)を起こす主人公にワクワクさせられます。 というのも【盾の勇者の成り上がり】の主人公・尚文(なおふみ)はオタク趣味の普通の大学生です。 そんな彼が異世界に突然召喚され、4人の勇者として盛大に迎えられ、そして婦女暴行の冤罪を食らい、勇者としての名声や金銭や信用を失い、異世界の人々に絶望して1人で旅にでる。(しかも元の世界にも戻れない) そんな普通の大学生にはとても耐えきれないほどの絶望を一瞬で味わった尚文。 普通なら闇落ちしてもおかしくない状況にも関わらず「なぜ俺は簡単に人を信じてしまったのか?」「どうしらあいつらを見返すことができるのか?」「今の状況をなんとかするために必要なことは…」と自分がしてしまった誤った行動を分析し、次に繋げるため考え行動します。 つまり甘ちゃんだった過去の自分から一瞬で隙のない勇者に成長します。 環境が人を変えるといいますが【盾の勇者の成り上がり】はまさにその言葉の通り、劇的な環境の変化が主人公を大きく成長させる物語です。 主人公が成長または変化する作品が好みの方にはもってこいの作品です。 その2…主人公は勇者。でも攻撃力がほぼない…。じゃあどうやって戦うのか? 【盾の勇者の成り上がり】の主人公・尚文(なおふみ)は盾の勇者のため、防御力や仲間を守る盾役をこなすことができますが、代わりに自分にはほとんど攻撃力がないです。(武器が使用できない) そのため1人ではどうしても魔物を倒せるだけの攻撃力がないです。 つまり一人ではレベル上げできないほど弱いです。(本来なら仲間と共にレベル上げをすればいいのですが、婦女暴行の冤罪を着せられ、彼とパーティーを組もうとする人間はいません) じゃあどうするかというと…。奴隷商人から奴隷を買います。 そして自分の代わりにその奴隷に攻撃役をやってもらいます。守りは尚文が担当し、攻めは奴隷が担当する。 ファンタジー作品と言えば主人公がガンガン攻めていくものが多い中、【盾の勇者の成り上がり】は主人公が守りに徹して、攻撃は仲間に頼む。 そんなあまり見ない戦闘スタイルに「これは新しいな…」と思わせられる作品です。ようは主人公が縁の下の力持ちをする作品です。 その3…尚文とラフタリアの関係にとにかく癒される。というか浄化されていく…。 というのも主人公・尚文は異世界に突然召喚され、勝手に勇者として崇められ、そして冤罪で嵌められ、勇者であるにもかかわらず信用はどん底、しかも元の世界に戻れない。 始まる前から人生ハードモードです。さらにそんなことがあってから尚文は味覚をなくすほど人間不信に陥ってしまいます。何から何まで尚文にとっては優しくない世界。 そんな折、攻撃力がない盾の勇者はソロでの限界を感じて奴隷商人から奴隷を買います。その子がラフタリアです。 人間ではなく亜人の彼女もまた、故郷を魔物に襲われ両親を失い奴隷にさせられた過去を持ちます。 最初は怯えていたラフタリアに対し、尚文は戦い方を教え、装備を与え、食事やマナーを覚えさせ、衣食住を共にし、奴隷と言うよりは父親のように接します。そんな彼の行動に少しずつラフタリアの凍った心が溶けていきます。 この世界は彼らにとってはとてもハードで生きづらい世界かもしれませんが、この二人の関係を見ているだけで心が癒されていく。そんな感覚に陥る作品です。 主人公とヒロインの関係に尊さを求めてる方にとっては非常にオススメしたい作品です。 |
・個人的な注意点
人をイラつかせる天才が数多く登場するため1話2話で視聴を止めないよう注意が必要 序盤の1話2話あたりは「こいつ…」「おま…っ!!」「マジでか…」「ライン超えたな…」など フラストレーションをMAXにさせてくる人物が数多く登場します。(筆者は見ててなっていました)ようは人をイラつかせる天才が数多く登場します。 ただこういったイライラを与えてくる展開を大きく超えて、癒してくれる展開が2話以降に数多くありますので、1話、2話あたりで視聴を止めてしまわないよう注意が必要な作品です。 |
・個人的な感想
怒りを溜めて溜めて溜めて最後に発散!!そんなスカッとしたアニメ。 1話の段階で恐ろしくイラッとさせてくる作品でした。そしてそれ以上にスカッとした作品でもありました。 初っ端は人をイラつかせる天才ばかり登場し、「おまえら…。マジか…!?」と見ている視聴者にフラストレーションを貯めさせて、 中盤は「おっしゃ!!!!」「ざまぁみやがれ!」とスカッとし、後半は尚文とラフタリアの関係に「尊い」と言う感情にさせられるアニメでした。 怒り、悲しみ、尊い、など見ていて非常に感情が忙しい作品でした。感情を揺さぶられる異世界ファンタジーをお探しの方には是非オススメしたい一品です。 |
【盾の勇者の成り上がり】PV
公式 twitter
盾の勇者の成り上がりのまとめ
“冤罪”によって人を信じることができなくなってしまった主人公がゼロから”成り上がる”異世界ファンタジー【盾の勇者の成り上がり】の紹介と感想でした。
序盤は心が痛くなる(フラストレーションが溜まる)展開から後半はその怒りが見事爆発!そして終盤は目頭が熱くなる。そんな感情の上がり下がりが忙しいアニメをご紹介しました。
なんというか非常に感情を揺さぶるのが上手い作品です。興味があれば覗いてみてはいかがでしょう?
そして最後に番宣となりますが【盾の勇者の成り上がり】の2期と3期が決定しました!
放送時期は2022年4月からなっております。もしこの機に一期を見て見ようと思う方には丁度いいタイミングなのではないでしょうか?
それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!