【見える子ちゃん】ある日、異形な存在が見えるように…見えるけど見えないふりをするホラーコメディ

『見える子ちゃん』とは？

引用元「見える子ちゃん」 – Wikipedia

【STORY】

見てはいけないものを見たとき

あなたならどうしますか……？

そんなものが語りかけてきたら

こちらに向かってきたら

あなたはどうしますか……？

一目散に逃走する？

あやしげな術を学び、もしくは霊媒師を頼り、戦う？

女子高生・四谷みこの取った行動は――

徹底的にスルー！

なんにも見えていない、気づいていない！

これは、鋼の精神とスルースキルを駆使して

女子高生が異形な“ヤバい”やつらを回避するお話……

見えていないだけで、そいつらはあなたの隣にも、ほら……

思わず「何これ…？」と思うような気持ちの悪いデザインの異形のものが数多く登場します。

これは気色悪く、気味が悪く、そして恐ろしい…（誉め言葉）そんな気分にさせてくる作品です。

特にゾワっとくるポイントが、彼ら異形の存在は”自分のことが見える人間に手あたり次第声をかけまくります”

その”声”が「うわぁ……」と思わせてくる。。。たまらなく”ゾワっ”とさせくれます。

個人的な意見ですが、夏には持って来いの一品だと思います。特にゾワっとして体温を下げたい方にはオススメです。

その2…主人公のスルースキルに思わず笑える。ホラーなんだけどとコメディ色強めの作品

先ほどは鳥肌が立つとか身の毛がよだつとか散々解説していましたが、こちらの作品の最大の強みはホーラーなのに笑えるという所です。

というのも主人公の四谷 みこ（よつや みこ）はある日突然、異形なヤバイやつが見えるようになってしまった女子高生。

何の力もなくただ”見える”というだけで怖がりな少女。そんな彼女が異形なものに対抗するためにとった行動は…スルー。どんなことが目の前で起っても完全に無視をすること。

この圧倒的なスルー力（平常心を装い、やり過ごす力）がホラー作品にも関わらず笑わせてくれる要因となっています。

思わず「いやいやいやいや、スルーしすぎでしょ（笑）」とホラーなのに笑えてしまう。不思議な感情になる作品です。

というのもホラー系の作品を見ている方であればこの後どういった展開で脅かしてくるかだいたい想像できますが、ホラー系をあまり見ない方からしてみればどういった展開がくる予想がしずらくかなり驚くかと思います。

例えば、鏡の前の自分の後ろに何かいる…。という演出をし、カットを切り替えて、主人公の顔を写し、もう一度鏡を見る。すると何も映っていない。「ふぅ…」と安心したところで突然、目の前に現れる。など。

一度安心させてからの驚かす演出など、ホラー的な演出が多く含まれています。

ですのであまりホラーが得意でない方には注意が必要かもしれません。（ただ1話だけ乗り切ることができてしまえば、後は徐々にホラー演出に馴れていくので全話見れるかと思います。）