【新世界より】呪力という”神にも等しい力”を手に入れた人類の運命を描いた物語

えすえいち
【新世界より】とは…こんなアニメです!
※今から1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。
※神栖66町に生まれた渡辺早季は、他の子供たちと同じく12歳で呪力が発現し
※小学校「和貴園」を卒業して、呪力の訓練を行う「全人学級」に入学する。
※この物語は…なぜ?1000年前の文明が崩壊したのか?どうして呪力という超能力が人間に身に着いたのか?人間並みの知能を持つバケネズミと呼ばれる種どこから来たのか?など、過去に一体何が起こったのか?謎を徐々に解明していく物語
みゃんこ先生
どんな人にオススメなんじゃ?
えすえいち

ドキドキする展開やスリリングな物語を求めてる方

なぜ?どうして?どうやって?先が読めないストーリーや物語の謎が知りたい方

全話見た後に「なるほど…」と考えさせられ「こういうことか…」と納得させられる作品を求めてる方

こういった方にオススメですね!


記事の信頼性は?
この記事は、1日1クールアニメを見て、現在までアニメを600本完走し、アニメ記事を500本書いたアニメバカが執筆しています。

ジャンルとあらすじ

『新世界より』とは?

新世界より』(しんせかいより)は、貴志祐介による日本の小説作品。2008年1月に講談社より出版された。2011年に講談社文庫で文庫化された。

テレビ朝日、テレ朝チャンネル、朝日放送にて2012年10月から2013年3月まで放送された。キャッチコピーは「偽りの神に抗え。」。ナレーションは遠藤綾が担当。内容は原作をほぼ忠実に再現している。

■ジャンル…サイエンス・ファンタジー
■ 年代…2012年10月 – 2013年3月

■ 話数…全25話
■ 原作…貴志祐介
■ 制作 / A-1 Pictures / 監督/石浜真史
■ 公式…新世界より

引用元「新世界より」 – Wikipedia

【STORY】

“神の力”を手に入れた人類の運命を3部作で描く壮大な物語。

新たな映像世界を切り開く超弩級エンターテインメントが誕生。

原作は、日本SF大賞を受賞した貴志祐介の長編小説。

2008年に発表され、各賞・各書評で大絶賛を浴びるなど大きな注目を集めながら、

そのイマジネーションに満ちた特異な世界観と圧倒的な広がりを見せる壮大なストーリーから

「映像化不可能」とまで言われた空前絶後のエンターテインメント。

引用元「新世界より」公式サイト

みゃんこ先生
ふむふむ。人々が念動力を手にした1000年後の世界を舞台とするサイエンス・ファンタジー作品じゃな

・登場人物の紹介

渡辺 早季(わたなべ さき) 声 – 種田梨沙
本作の主人公であり、語り手。町長の父と、図書館司書を務める母を持つ。

引用元「新世界より」公式サイト

朝比奈 覚(あさひな さとる) 声 – 東條加那子
早季の幼馴染。陽気な性格の少年。悪戯好きで、ホラ話を吹聴する癖がある。

引用元「新世界より」公式サイト

秋月 真理亜(あきづき まりあ) 声 – 花澤香菜
早季の幼馴染。赤い髪の美少女。

引用元「新世界より」公式サイト

伊東 守(いとう まもる) 声 – 工藤晴香
繊細な心故に儚げな精神の持ち主。呪力を用いた絵画の名人

引用元「新世界より」公式サイト

青沼 瞬(あおぬま しゅん) 声 – 藤堂真衣
早季の幼馴染。非常に聡明で大人びている、面倒見の良い少年。

引用元「新世界より」公式サイト

スクィーラ 声 – 浪川大輔
「塩屋虻コロニー」の奏上役を務めているバケネズミ。人間に対する態度は極めて卑屈。

引用元「新世界より」公式サイト

奇狼丸(きろうまる) 声 – 平田広明
「大雀蜂コロニー」の総司令官であるバケネズミ。他のハゲネズミたちとは容姿が異なり、人間に近い大柄で逞しい体格に鬣を生やしている。

引用元「新世界より」公式サイト


・個人的な注意点

作画が怪しい回がチラホラある

というのもキャラクターの表情や立ち振る舞い、カメラワークなど回によっては怪しい部分がチラホラあります。

ですので作画を気にする方にとっては少しマイナスな印象を受けるかもしれません。ただ言うてもそこまで酷い作画崩壊などはないので気にならないといえば気にならないと思います。


話が動き出すまでが長い。超尻上がりの作品

というのも【新世界より】という作品は物語の構成が、主人公たちの年齢が12歳・14歳・26歳の時期の3部に分けられています。

そのため物語が動き出すまでけっこう遅いです。(話数だと4話ほどかかります)

1~3話までは主人公たちが学校で呪力という超能力を使って学ぶ姿が描かれたり、バケネズミと呼ばれる人語を話せる外来種の解説を行ったり、成績が悪い子は夜な夜な神隠しに会うなど、【新世界より】という作品の世界観の解説を行います。

ある意味かなり丁寧に解説してくれるのですが物語が一向に進まないので(ずっと主人公たちの授業内容を見させられている感じ)見ている視聴者は飽きてしまう恐れがある作品です。

かく言う筆者も一度見た時は「えっ…話がまったく進まないんだけど…」となり、3話まで見て一度挫折してしまいました。

ですので予め知っておいてもらいたいのが【新世界より】を見る際は、最初の3話までは展開が同じで飽きてしまう恐れがあるということ。物語の展開が変化するのは4話以降からということ。

もし作品を見ようと思っている方はこれらを念頭に置いて見てもらえるとこのアニメを序盤で挫折しないで見られると思います。


・見どころポイント

謎や歴史が紐解かれる様がかなり面白い

【新世界より】の醍醐味というか見どころポイントは過去に起こった歴史や謎の解明部分だと思います。

なぜ現代より1000年も後の世界なの閉鎖的で廃れた世界なのか?

なぜ人間は呪力という神にも等しい超能力を身につけることができたのか?

なぜバケネズミという人語を話す外来種がいるのか?またはどこからやってきたのか?

こういった謎や歴史が4話以降から徐々に解説され紐解かれていきます。(まだまだ謎や伏線がありますが)

「えっ…どういうこと…?」から「なるほど…そういうことか…」と先が読めないストーリーや謎を知りたい方、推察や考察が好きな方には間違いなくハマる作品です。

まさに後半に行けば行くほど面白くなる、そんな前半に張られた伏線に数々を綺麗に回収していく物語です。

後半の畳み掛けるような伏線回収に思わず鳥肌が止まらなくなる作品です。

みゃんこ先生
色々な伏線や謎が散りばめられておる作品じゃったのう。これは先が気になるストーリーじゃな……!

 


・個人的な感想

一言で【新世界より】というアニメを解説するなら…「実際にこんな世界もありえるかもしれない…」と思わせる妙に現実味がある作品でした。

序盤は、ファンタジーのような様々な謎(人間が呪力と言う神にも等しい力を手に入れられた理由、1000年後の未来なのにここまで閉鎖的な世界、バケネズミと呼ばれる人の言葉を話す異種族の出現、悪鬼(あっき)や業魔(ごうま)と呼ばれる伝説の怪物など)に主人公たちが巻き込まれて

偶然、これらの謎を紐解いていく物語なのですが、後半に行くにつれ「なるほど…だからこういうことになったのか…!」と納得するのと同時に「私たちの世界も一歩違えばこういう世界になるかもしれない…。」と視聴者に思わせる。妙に現実味があるストーリーに目が離せなくなる展開が繰り広げられます。

ようは1つ1つの謎がきちんと筋が通っていて理に叶っており(突然意味不明な展開が起こらない)そのため我々視聴者に納得させられるだけの説得力を与えてくるストーリーです。

全話見終わった後は「なるほど…そういうことか…」と納得し考えさせられ、見た人の意見も聞きたくなる又は反応を見たくなる。そんな物語でした。

これは良い意味で頭に残る作品でした。ただ個人的な意見を述べますと万人受けは恐らくしないだろう作品だとも思います。非常に人を選ぶ作品だとは思いますが気になる方は覗いてみてはいかがでしょう?

えすえいち
後半の怒涛の展開はまさに鳥肌ものでした……!素晴らしいの一言です

【新世界より】PV

新世界よりのまとめ

呪力という”神にも等しい力”を手に入れた人類の運命を描いた物語【新世界より】の紹介と感想でした。

かなり人を選ぶ作品ではあるものの、どうしてそんな歴史になったのか?なぜそんな力が手に入ったのか?どうやってこの物語を着地させるのか?など、謎を知りたい方や物語が綺麗にまとまっている作品をお探しの方には非常にオススメしたい作品です。

ただかなり尻上がり(後半になれば面白くなる)の作品のため序盤はどうしても面白みが欠けてしまっている(展開が変わらないので退屈に感じてしまう)ので、多少我慢強い方にオススメしたい作品です。(4話から展開が変わります)

万人受けはしないものの、話が非常に深く見終わた後は考えさせられる。そんなストーリーが抜群に良い作品をご紹介しました。

それでは今回の記事はここまで。また他の記事でお会いしましょう!ではまた!

おまけ Twitterに投稿したお絵描き(模写練習)

■各種リンク■

引用元「新世界より」公式サイト

引用元「新世界より」 – Wikipedia

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