強くてもろくて美しい。月人と宝石たちとの戦いを描いた物語【宝石の国】

えすえいち
【宝石の国】とは…こんなアニメです!
※全編3Dならではのアクションや映像に驚かされる
※先が読めない。気になるストーリーと世界観に惹きつけられる
※末っ子を見てるような見守ってあげたくなる。前向きで明るい主人公

TVアニメ『宝石の国』本PV


記事の信頼性

この筆記者は、アニメ歴15年 1人暮らしを始めてから親のしがらみから解放されてアニメオタクになった、根っからのアニメ好きが執筆しています


ジャンルとあらすじ

ジャンルSF/ファンタジー

『宝石の国』とは?
(ほうせきのくに)

市川春子による日本の漫画。
『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2012年12月号より連載中。

遠い未来の世界。28人の宝石の体を持つ人型の生物たち
月から来襲して宝石たちを拐っていく月人(つきじん)との戦いを繰り返しながら
残された陸地で指導者である金剛先生の元で長い時間を寄り添って暮らしていた

宝石の国 – Wikipedia

~INTRODUCTION~

これは、成長の物語

宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、

硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かないまた、他の仕事の適性もない

そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。

そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと初めての仕事が与えられる

それは、博物誌編纂という仕事

地味な仕事に不満なフォスだったが、彼はその目で世界を見、

様々なことを経験する中で、しだいに大きなうねりに飲み込まれてゆく

そしてついに、彼は望まぬかたちで、欲しかった“強さ”を手にするのだが──。

TVアニメ『宝石の国』公式サイト

えすえいち
なんですか!この世界観は!?(驚)
みゃんこ先生
宝石たちと月人たちとの戦いの物語じゃ

登場人物の紹介

フォスフォフィライト 声 – 黒沢ともよ
硬度三半。宝石たち中で最年少の三百歳。ひときわ脆く、靭性も弱いため戦闘にも向かず、何をさせても不器用で役立たずだったが、生まれて初めて博物誌編纂という仕事を与えられる。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

シンシャ 声 – 小松未可子
硬度二。体から無尽蔵に毒液が出る特異体質のため、他の宝石たちから距離を置き月人の現れない夜の見回りを担当している。聡明で思慮深い。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

ダイヤモンド 声 – 茅野愛衣
硬度十。硬度は最高の十を誇るが、単結晶の為割れやすくボルツに比べて靱性が低い。恋愛話が大好き。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

ボルツ 声 – 佐倉綾音
硬度十。硬度・靱性共に最高の素質を誇る。戦闘以外興味がなく戦闘狂と呼ばれている。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

モルガナイト 声 – 田村睦心
硬度七半。やんちゃで口が粗い。戦闘ではゴーシェとペアを組んでいる。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

ゴーシェナイト 声 – 早見沙織
硬度七半。常に困り眉で誰にでも優しい性格。戦闘ではモルガとペアを組んでいる。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

ルチル 声 – 内山夕実
硬度六。割れた宝石たちの修復など医療を担当している。神経質そうに見えて雑。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

ジェード 声 – 高垣彩陽
硬度七。議長を務める宝石たちのまとめ役。非常に靱性が高く別名「堅牢のジェード」と呼ばれている。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

アンタークチサイト 声 – 伊瀬茉莉也
硬度三。宝石たちが冬眠する冬を一人で担当している。夏は液状で眠っているが、気温が下がる冬になると結晶化する

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

金剛先生 声 – 中田譲治
硬度不明。宝石たちの先生。あらゆる知識と、月人を一撃で追い払う力を持っている。

【引用】TVアニメ『宝石の国』公式サイト

えすえいち
このお坊さんだけなぜ宝石じゃないんですか?
みゃんこ先生
そのお坊さんは宝石たちの先生じゃな。月人ども一撃で葬るほどの力の持ち主でじゃ

良くない点や注意点

「全編3Dの作品」
2Dアニメが好きな方には抵抗があるかもしれません。
3Dアニメならではのヌルヌル動くアニメーションが苦手な方は最初は違和感を感じるかも
(ただ3話も見れば目が慣れるのでそこまで気にしなくてもいいと思います)
「嘘でしょ?ここで終わり!?」
全部で12話ありますが、こんなところで終わるの?って所で終わります。
話がとても気になるので、余計にここで終わるのか!って気持ちが強くなった作品。
続きが気になる方は原作を読んでください。
えすえいち
ここで終わりなんですか!?もっと先が見たいです!
みゃんこ先生
こりゃ!わがままを言うでない!

どんな所がオススメ?

「全編3Dならではのアクションや映像に驚かされる
宝石の国はほぼすべて3Dで制作されているアニメです。
通常アニメは2D(絵)で作画されているものがほとんどですが(所々3Dは使われるが)こちらは3Dが前面に押し出されています。
ほぼすべてが3Dでアニメが作られているため、宝石の輝きや草や空といった背景などとても美しく描かれています。
またカメラのアクションなどグルグル回転して臨場感もでるため3Dアニメもここまで来たのか!と驚かされます。ただどうしても、昔からアニメを見てきた人にとっては2D作画で目が慣れてしまっているため3D作画だと違和感を感じてしまうかもしれません。2D作画と3D作画の大きな違いは作品に2Dと3Dが馴染んでいるかどうかです。
背景や無機物などは動いたりしないため違和感がないのですが、キャラクターになると話が別になります。
2Dで動いてたキャラが次のカットになったらなんかヌルヌル動いてる。
そうなると「あっ!これさっきのキャラとなんか違う…」となってしまい、違和感覚えます。ようは作画崩したように感じます。
するとせっかく作品に集中していたのに一気に冷めてしまう。
これがアニメのアップカットで3Dキャラクターが使われない理由でもあります(他にも理由はありますが)ただ宝石の国はほぼすべてが3Dのためこういった違和感がありません(突然2D作画に変わったりしないため)
ですので途中で集中が冷めてしまうといったことが起こりません。
逆説ですが2Dと3Dが途中で切り替わるなら最初から3Dだけで表示してしまえばいい。
戦闘パートのカメラアングルやキャラクターのアクションがヌルヌル動きます
3Dアニメの弱点だった部分がなくなったぶん3Dならではの演出に驚かされるアニメです。
「先が読めない。気になるストーリーと世界観に惹きつけられる
今まで見たことがない世界観。というか例えができない作品。
誰かに説明するときには、この作品は魔法がある学園ファンタジーだよとか、
ここは500年後の未来の話、機械が発達した世界で人はほとんどいないなど、
ある程度その作品のこんな世界観です。って説明ができるのですがこの宝石の国という作品はジャンルが分かりません。(良い意味で)
ファンタジーでもあれば、SFでもあるようなそんな不思議な世界観です。そのため先の話がまったく予測ができないです。
もう1話ごと今回はどんな話になるの?
え?どういうこと?つまり?と1話見るごとに謎だった世界観や設定が分かっていき
気がつくと先がどんどん気になっています。意外性の塊のようなストーリー、世界観、設定に魅了されます
どんな話の展開になるのか?1話見たのに続きが見たい!
そんな先が予測できなく続きが気になる作品をお探しの方には是非オススメです

えすえいち
ほんとに先が読めない素晴らしいストーリーですね!
みゃんこ先生
ここまでしっかりした世界観はつい話に飲み込まれるわい

個人的な感想

「前向きで明るく見守ってあげたくなる主人公フォスの成長物語」
とても魅力的な性格の持ち主のフォスフォフィライト(通称フォス)
まっすぐで前向き。でも周りのみんなとは違い何の役割ももたず何か自分にできることはないか?と探している子。
好奇心から無鉄砲な行動を取ったり周囲を苦労させるトラブルメーカーでもあるが、でも全くと言っていいほどイラッとさせない人物。
むしろそこが良いとさえ思える魅力がある。周りのみんなより歳が若く好奇心旺盛で柔軟な考え方をもち、相手との対話では気がきいた言葉で返す。ユーモアもある。
まるで一番下の弟(妹)を思わせる愛くるしさを持っています。フォスが一体何を思い、どう感じ、何をしていくのか?
元気が良すぎて心配になるレベルの子がどう成長していくのか?見守ってあげたくなるような気持ちにさせられる作品です。

えすえいち
主人公のフォスがホントにいい子なんですよね…
みゃんこ先生
ユーモアの塊のような子じゃったのう

全部で何話?

宝石の国全12話 放送日 2017年10月 – 12月

公式twitter

※見れるサイト紹介(*・.・)ノ

宝石の国を見るなら

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宝石の国のまとめ

まったく先が読めないストーリーと世界観。
そして魅力的な宝石のキャラクターたちに3Dならではの演出の数々。
いろいろと驚かされた作品でした。
個人的には3Dアニメだからとういう理由で敬遠していた自分が恥ずかしくなるほどの出来栄えでした。
見て良かったと思えるアニメの1つです。

みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!

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