【初めに注意点です】 |
※4分ですべて読めます ※【魔法使いの嫁】後編の紹介&感想になります 「最初は互いに依存していた二人」 「日々お互いを知って、触れ合って」 「互いを尊重しあえる関係(夫婦)になった物語」 |
記事の信頼性
この筆記者は、アニメ歴15年 1人暮らしを始めてから親のしがらみから解放されてアニメオタクになった、根っからのアニメ好きが執筆しています
※前編の紹介と感想はこちらから↓
・ジャンルとあらすじ
ジャンル【ファンタジー】
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~INTRODUCTION~ |
羽鳥チセは15歳の少女。 彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。 ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。 そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、 異形の魔法使い・エリアス。 自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、 チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。 これは、世界の美しさを識る為の物語。 |
・登場人物の紹介
羽鳥 智世(はとり ちせ) 声 – 種﨑敦美 |
日本人の少女。ほぼ無限に魔力を生み出せる「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」と呼ばれる存在。 本人の意思とは関わりなく妖精たちを惹きつけてしまう。魔法使いとして凄まじい潜在能力を秘めるが、 人ではないものを見聞きすることができる能力から父と弟に逃げられ、精神的に追い詰められた母に殺されかけた過去をもつ。 |
エリアス・エインズワース 声 – 竹内良太 |
[引用]TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト |
いまや絶滅寸前となった「本物の」魔法使いのひとり。弟子、ゆくゆくは嫁とするためにチセを買った。 魔法使いや魔術師たちの世界で一目置かれる存在で、教会も迂闊に手が出せないほどの実力者かつ世捨て人。 「茨の魔法使い」「肉の殻を持つ者(リャー・アナム)」などと呼ばれることもある。 |
ルツ 声 – 内山昂輝 |
とある協会の墓地でチセが出会うことになる青年。 その正体は、協会と墓を守る妖精・黒妖犬(ブラック・ドッグ) チセと時間をともにする中で、彼はある決断をする。 |
シルキー 声 – 遠藤綾 |
[引用]TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト |
エイリアスの屋敷に住む家事妖精。炊事洗濯をはじめ、掃除や火の番、 縫い物まで、家の仕事を一手に引き受けてくれるありがたい存在。 振舞いはつつましやかだが、チセの訪れにはりきっている。 |
アンジェリカ・バーレイ 声 – 甲斐田裕子 |
[引用]TVアニメ『魔法使いの嫁』公式サイト |
ロンドンに住む魔法機構(マギウス・クラフト)の技師。父親の代からエリアスと取引がある、男勝りの面倒見の良い女性。 |
サイモン・カラム 声 – 森川智之 |
エリアスたちが住む村の神父。教会の命により、本編の始まる10年前からエリアスの監視役に就いている。 |
セス・ノエル 声 – 諏訪部順一 |
非公式なオークションで出品の取り次ぎを行っており、チセの出品にも携わった。魔術師・魔法使いであるかは不明だが「見える」人間。 |
リンデル 声 – 浪川大輔 |
「白花の歌(エコーズ)」の二つ名を持つ、アイスランド在住の魔法使い。現在は竜の国の管理者を務める。 |
ミハイル・レンフレッド 声 – 日野聡 |
魔術師。魔法使い嫌いで名が通っている。エリアスとは(一方的に)対立しているが、状況によっては共闘するなど、認めている部分もある様子。 |
アリス・スウェーン 声 – 田村睦心 |
レンフレッドの弟子で護り手。言動は男性っぽいが女性。自分を救ってくれたレンフレッドを強く慕っている。 |
ティターニア 声 – 大原さやか |
常若の国(ティル・ナ・ノーグ)を治める妖精女王。 ブリテン島にキリスト教が伝わる遥か依然から存在し続けている。 夜の世界に連なるものは、みな彼女の愛し仔。奔放すぎる夫オベロンにあきれることもしばしば。 |
オベロン 声 – 山口勝平 |
常若の国(ティル・ナ・ノーグ)を治める妖精王。ティターニアの夫。 自由奔放で何事にも囚われないが、妻のことは深く愛している様子。 止めどなく溢れる戯言の中には、ときおり王たる資質を感じさせる、冷淡な言葉が混じる。 |
カルタフィルス 声 – 村瀬歩 |
歳端もいかない子供のように見えるものの、 魔術たちの間では「彷徨えるユダヤ人」と呼ばれている存在。 その正体や目的を知るものはない。己の興味の赴くままに行動する。 |
・この作品の良くない点は?
前編以上に心にくるお話が多いです |
全体的に心にくるお話やシリアス展開が多めです。ですが後編はそれ以上に涙腺にきました。 けっこう感情をゆさぶるお話が多いのでそういった話が好きではない方におススメしません。 |
・オススメポイントは?(見どころは?)
「今までの関係が逆転する後編(13話以降)」 |
チセとエリアスの関係が逆転します 一度は全てに絶望したチセですが、エリアスや魔法の世界の住人達と関わって心を癒していきました。 対するエリアスは全てに達観して物事を見ていて、絶望していたチセに色々なことを教えてくれました。 前編(12話まで)はエリアスがお父さんでチセが娘みたいな関係で「あぁ、チセが少しずつ元気を取り戻していってるなぁ…」と見ている私も娘を見ている感じで嬉しくなっていきました。 ただ後編は、そんなチセの心が癒されていくと同時に父離れしてい行きます(二人の関係が徐々に逆転していきます) 前編(12話まで)は子供(チセ)と父親(エリアス)の関係が、 後編(13話)からは母親(チセ)と子供(エリアス)の関係みたいになります。 生きる気力がなくてエリアスに依存していたチセと、最初は興味本位で手元に置いてたはずなのに、いつのまにかチセに依存しているエリアス。 最初は互いに依存していた二人の関係が、互いを尊重しあえる関係(夫婦)になる様は見事としかいえないです。 とても尊い気持ちになれた作品でした。 |
「過去に縛られてた自分を乗り越える」 |
チセはずっと過去に縛られていました。 ずっと人ならざるものに怯えてい日常。 父が息子を連れて家を出ていったこと。 そのせいで人ならざるものが母とチセを日々襲ってきたこと。 チセを守るため母の精神が日に日に病んでいったこと。 そして母に首を絞められて殺されそうになったこと。母が自分の目の前から飛び降りて命を絶ったこと。 人ならざるもののせいで普通の生活ができない、トラウマを抱えたままチセは生きてきました。 そんな中、自殺をするところを止められて、闇オークションに自分を出品して、 魔法使いエリアスと出会い、魔法の世界に触れ、そこの住人達たちと関わり少しずつ心を癒し、成長していきます。 過去のトラウマと真正面から向き合うだけの心の在り方を学び強くなっていったチセ 色んな人たちと出会い、助けて、助けられて、大きく成長していく物語。 ”過去”を見るんじゃなくて、大事なのは”今”。 過去を笑い話にするも、トラウマにするも、”今”の自分の考え方次第ってことを教えてくれた作品。 |
・個人的感想
【BGMや絵柄、雰囲気が抜群に良い作品】 |
一切の手加減(手抜き)が無い作品です。とてつもなく丁寧です。 前編(12話)も丁寧でしたが後編(13話以降)もよりきれいです。 全く先が読めない展開と丁寧な作画、盛り上がるシーンでのBGMや声優さんの演技。 前編以上に前のめりになって見てしまった作品です。 |
【次がすぐ見たくなる作品】 |
毎話、「そんなところで終わるの!!??」ってところで終わります。 そのヒキは反則です。毎回うそでしょ!?ってレベルで終わります。 1話終わったらすぐ次が見たくなる… |
最後まで物語に夢中になれる |
最後の最後は笑顔にさせてニヤニヤさせくれた素晴らし作品。 気がついたら後編も一気に見終わっていました。 まさかここまで夢中になれるとは思ってもみなかった作品。 後編は終始シリアスな展開が多くチセやエリアスの今後の関係が気になってしまうストーリーでした。 ただ前編と同じでとてもメリハリがしっかりしています。ですのでまったく苦にならず楽しめた作品。 物語を最後まで夢中になって見たいかたにおススメです。 |
・全何話?
「魔法使いの嫁」全24話 2016年9月10日 – 2017年9月8日まで放送された作品 |
※公式Twitter
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魔法使いの嫁のまとめ
一度はすべてに絶望していたチセがエリアスや魔法の世界の住人と関わって、少しずつ心を癒していく物語。
後編も前編と同じく、どのお話も胸が締め付けられて癒される。そんなお話ばかりの作品。
感情を揺さぶられたい方におススメしたい作品です。
そして最後は笑顔になれる。最高に綺麗な締め方をしてくれたアニメでした。
みなさんの時間が有意義で楽しめるものになってもらえたら幸いです。それではまた別の記事で!